その3 脱水症状

スパルタスロン

今回は脱水症状を予防するために、積極的に塩分を採れるように事前に準備をしてエイドに預けました。例えば序盤から塩飴を舐めながら走ったり、塩分の多いレトルトのお粥に、梅昆布茶の粉末を入れたり、経口補水液を飲んだりもしました。また脱水症状が分かるようにゲイター、ハーフタイツ、アームカバーは黒いものにしました。

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現象

スパルタスロン

上記の熱中症対策として、序盤から普段は使わない塩飴を舐めながら走ったが、80キロを過ぎて濃紺のゲイターを見たら真っ白になるくらい塩が吹き出ていて唖然とした。その頃から今まで経験のない太モモ周りが攣る気配がしてきた。十分に塩分補給をしてきたつもりだったのでなぜ?と思ったが、既に胃腸の調子が悪く、さらに塩分をとることはできないので、ゲイターが真っ白になったことを忘れて進んだ。

原因(仮説)

スパルタスロン

もしかすると、ゲイターが真っ白になるくらい塩を吹いたのは、塩分の取りすぎで不要な塩分が体外に排出されただけかもしれない。

そう考えると塩分の取り過ぎで、気持ち悪くなる下地を作っていたのかもしれないが、この点についてはよく分からない。しかしあれほどの塩を吹いているのを目の当たりにするのは気持ち良いものではない。

また序盤からあれほど水分を飲んでいるのに、スタート後10kmほどで1回したのを最後に、まったくトイレには行っていない。それほど激しい汗の量だったのでしょう。私はサロマ湖や富士五湖などの100kmマラソンなどではトイレに行かないことが多いです。ただ塩が吹き出ることもないので、水分補給と塩分補給のバランスが良いのでしょう。水分補給が多すぎると塩は出ないけどトイレが近くなる。身体は体液の濃度を重要視して濃度が高くなればミネラル等を排出し、薄くなれば水分を排出します。今回は水分補給が足りなかったのか、塩分の取りすぎのどちらかだと考えます。

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対策

アテネ

塩分をしっかりとることは大事であるが、塩分の取りすぎは気持ち悪くなるだけではなく、胃を荒らしてしまうので、次回は塩飴を使うにしても量を考えて使うようにする。この塩飴にしても事前の夜間走等で使っていなかったのだから準備不足が露呈した。

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