【開発者秘話】エナジーゼリーに油なんてアリ!?

私も愛用しているアスリチューン・ポケットエナジーには油が入っています。開発者から油が入っていると聞いた時は驚きました。

油が入っているエナジーゼリーなんて聞いたことないし、味や吸収速度とか大丈夫なのかと思いました。実際は油が入っていると思って飲んでもまったく分からないのですが、油を入れた理由について開発者が説明しているので紹介します。

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開発者の説明

アスリチューン

元々 持久系スポーツに相性の良いATHLETUNEは、エナゲインスピードキュアの2種類のラインナップからスタートしましたが、昨年の秋にポケットエナジーがラインナップに追加されました。

サプリメント

味や使い勝手の良さから、特に好評で自転車やマラソン、トライアスロンの選手など多くのアスリートにご利用いただいています。

運動中のエネルギー補給を目的に使用する製品ですので

・運動時に身に付けても邪魔にならない出来るだけ小さいパッケージ

・1パッケージで可能な限りたくさんのエネルギーを補給できる

・口の中が乾きがちな状況の中でもストレスなく飲みこめる「ゼリー感」にこだわる

・出来るだけ多くの方が「美味しい」と感じる味

こんな製品を創りたいと思いました。


エナジージェル・エナジーゼリーの主成分は吸収が早く、エネルギーとして利用しやすい「糖質」です。世の中のほぼすべてのエネルギー補給用の製品が甘いのはこのためです。

様々な試作品を作る過程で、パッケージ当たりのエネルギー量を高めようと試行錯誤しました。

エネルギー量を高めるには出来るだけ「水飴っぽく」すれば簡単ですが、その結果「べったり」「こってり」し、運動時の使用にはストレスを感じてしまうと感じました。小さいパッケージでカロリーを上げる。しかも使用感も妥協しない。

試行錯誤の連続でしたが、辿り着いた答えは 「糖質以外のエネルギー成分を入れる」ことでした。

糖質のエネルギー量は約4kcal/gですが、その倍以上の約9kcal/gのエネルギー量を持っているのが脂質です。単純に考えれば「脂質を使えば!」となりますが、一般的な脂質は消化吸収の際に内臓に大きな負担をかけます。

運動のストレスを感じている最中に、内臓に負担がかかればパフォーマンスの低下は目に見えています。 普通の脂質はスポーツサプリには向いてない。

そこで目を付けたのが「中鎖脂肪酸」という脂質です。

中鎖脂肪酸は 消化吸収の際に他の脂質のように身体に負担をかけず、【消化吸収⇒体内でのエネルギー変換も早い】という特長があります。また「身体に蓄積されている体脂肪をエネルギーとして利用しやすくする」 「疲労を溜めにくくし 持久力を高める」という報告もあります。

つまり中鎖脂肪酸は「普通の脂質よりはスポーツに向いている」のではなく、スポーツに最適な成分といえるかもしれません。

但し、こんな中鎖脂肪酸も脂質は脂質なので、たくさん摂るとヌルヌルギトギトとしてストレスになりますので、ポケットエナジーではスポーツ時に使用してもストレスを感じないレベルに抑えました。

(実際に表示を読まなければ、ポケットエナジーに脂質が入っているのに気付いた方はいないかもしれません。)

サプリメント

「補給用のスポーツジェルに脂質を使うのはあり得ない」と決めつけるのではなく、「スポーツ時にも使える特長を持った脂質は無いのか?」を探した結果、パッケージ当たりのエネルギー量をある程度確保し、パフォーマンスの向上も期待できる製品になりました。

・ポケットエナジーを使ってからエネルギーの補給が楽しみになった

・最後まで競技に集中できるようになった

・ゼリー感が飲みやすくて大好き

という感想を頂いています。

アスリチューン

「スポーツ時に脂質はあり得ない」という常識にとらわれず、むしろ「パフォーマンスの向上という特長を持った脂質を配合した製品」 それがポケットエナジーです。

使った時に気付く方はほぼいないかもしれませんが、お手元のポケットエナジーの裏面にはしっかりと記載してあります。

こんなこだわりも実現しつつ製品を創っています。

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私の感想

私がアスリチューンを使い始めて1年になります。当たり前ですが1歳年をとりました。もともとマラソンを始めたのが40歳を過ぎてからということもあり、最初は面白いようにタイムが伸びました。45歳でサブスリーをして、46歳で100キロを8時間台で走れるようになりましたが、その辺りをピークにタイムは伸びなくなり、徐々に下降曲線を描くようになってきました。

そんな私が再び上昇曲線を描くようにタイムが伸びてきました。もう100キロでサブ10が出せないのではないかと思い始めていた私が、8時間26分の自己ベストを出すだけではなく、サブ10が勲章になる野辺山ウルトラマラソンでもサブ10をすることができました。

その大きな原動力になっているのがアスリチューンです。特にウルトラマラソンやトレイルレースは活動時間が長いので、補給が結果を大きく左右します。

内臓がさほど強くない私はレース中盤から気持ち悪くなることが多く、ジェルを受けつかなくなることが多々ありましたが、アスリチューンを使い始めてから、100キロレースであればほぼジェルだけで固結物をほとんど摂取しなくても走れるようになりました。

味覚や効果の感じ方は個人差ありますので、全ての方にとってベストな選択というわけではありませんが、レース終盤にジェルを受け付けなくなった経験のある方は試してみる価値はあります。

ポケットエナジーに中鎖脂肪酸が入っているから素晴らしいのではありません。

一生懸命練習したアスリートが使ってよかった、力になったと感じることができるエナジージェルを作りたいと必死に考え、妥協しないで形にした開発者魂が素晴らしいと私は思います。


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