四万十川ウルトラマラソン攻略法 その3
四万十川ウルトラマラソン攻略法 その1でレース前に考えた目標タイムや設定ペース、補給計画について紹介し、四万十川ウルトラマラソン攻略法 その2で実際のレースについて紹介しました。
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実際のアップダウンについて
大会ホームページ掲載の上記の高低図を見ただけでは、攻略法その1で私がレース前にこ考えたように序盤の大きなアップダウン以外には55キロ辺りとラストに多少のアップダウンがあるだけでほぼフラットなコースと考えがちですが、それは大きな間違いです。
上記はガーミン910xtjで計測したデータです。大会ホームページ記載の高低図のようにフラットではなく、細かいノコギリの刃のようなアップダウンがずっと続く結構タフなコースです。
現在使用しているガーミン920xtjと比べると多少910xtjのデータは不正確に感じる部分はありますが、コースのイメージはできると思います。(画像を拡大してみてください。)
私は序盤のアップダウンさえ無理しないでいけば後半はフラットだから一定のペースを刻めると思っていましたが、中盤以降もコースがタフなことと、日差しを遮るものがなく暑くなることを考えるとあまりタイムを出しやすいコースではないと思います。そのあたりも含めて目標タイム設定とペース配分を考えたほうが良いと思います。
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5キロごとの区間累積標高
上記の高低図でもイメージはできると思いますが、区間ごとの累積標高を一覧にまとめてみました。
ただし感覚的にも多少の誤差はあると思います。特に四万十川ウルトラマラソンのスタートとゴールは違いますが、ゴール地点が90mも高い位置にあるとは思えないのです。当時のブログを読んでみると95kmあたりにかなり長めの下りがありましたが高低図をみるとあまり反映されていないので、この辺りでGPS信号の受信が少し悪かったのかもしれません。
その他の部分に関しては実際に走った感覚と大きくはズレていないと思います。
区間 | 区間累積標高(+) | 区間累積標高(ー) | 解説等 |
---|---|---|---|
0〜5km | 60m | 42m | ほぼフラットです。 |
5〜10km | 56m | 3m | ダラダラ登りがスタートします。 |
10〜15km | 134m | 26m | 傾斜がきつくなってきます。 |
15〜20km | 287m | 0m | 5kmで287mだからキツイです。 |
20〜25km | 97m | 244m | ピークは21.5kmくらいです。1.5kmで97m登ってから3.5kmで244m下ります。 |
25〜30km | 2m | 146m | 下りはだんだん緩くなってきます。 |
30〜35km | 12m | 86m | 下りはさらに緩くなってきます。 |
35〜40km | 22m | 44m | ほぼフラットです。 |
40〜45km | 71m | 73m | 小刻みなアップダウンが続きます。 |
45〜50km | 55m | 39m | 同上 |
50〜55km | 51m | 32m | 同上 |
55〜60km | 76m | 116m | 大会ホームページの高低図にも表れているアップダウンがあります。 |
60〜65km | 42m | 42m | 小刻みなアップダウンが続きます。 |
65〜70km | 18m | 39m | 小刻みなアップダウンが続きます。 |
70〜75km | 55m | 43m | 小刻みなアップダウンが続きます。 |
75〜80km | 24m | 38m | 小刻みなアップダウンが続きます。 |
80〜85km | 43m | 44m | 小刻みなアップダウンが続きます。 |
85〜90km | 109m | 67m | この区間も結構キツイ。 |
90〜95km | 52m | 53m | 小刻みなアップダウンが続きます。 |
95〜100km | 71m | 67m | ゴール直前に短いけど壁のように見える登りがあります。 |
合計 | 1,337m | 1,244m | 全体を通してアップダウンが多いコースです。 |
累積標高について
検索すると四万十川ウルトラマラソンの累積標高が850mと書かれたブログ等もありますが実際は1,250mくらいだと思います。チャレンジ富士五湖より厳しいコースだと思います。しかしチャレンジ富士五湖のように大きくタイムロスをする信号待ちはないのでゴールタイムはほぼ同じくらいかもしれません。