【第4回ウルトラセミナー】〜野辺山ウルトラ対策〜

ウルトラプロジェクト

"【第3回ウルトラセミナー】チャレンジ富士五湖対策"が終わったばかりですが、次は野辺山ウルトラマラソン対策です。

開催概要

ウルトラプロジェクト

開催概要は以下の通りです。

開催日

2016年3月21日(月・祝)
セミナー 17:00〜19:00
懇親会  未定

開催場所

場所:ちよだプラットフォームスクウェア R002
東京都千代田区神田錦町3-21

メインテーマ【野辺山ウルトラ対策】

*野辺山ウルトラマラソンを例に出しますが、ウルトラマラソンを走るために練習や、アイテム、補給などについても説明しますので、野辺山ウルトラマラソンに参加しない方にも参考になる話をさせていただきます。

・100キロマラソンを走るための練習や、アイテム等の準備

・野辺山ウルトラマラソンのコース概要と、目標タイム設定、ペース設定について

・初参加の昨年のレース前に考えたレース計画と結果について

セミナーの進め方は、実際に現在の走力に応じて目標タイムを考えていただき、スタートラインからゴールまで、コースを走るイメージを持ってもらえるようワークショップ形式で開催します。

参加費

セミナー:3,000円
ウルトラプロジェクト レギュラー会員は1,500円)
ウルトラプロジェクト ビジター会員は2,000円)

協賛企業からのランニングアイテムプレゼントがございます。

募集人数

先着 25名程度

*参加人数によっては少々狭くなりますがご了承の上ご参加ください。

なぜこの時期なのか?

ウルトラプロジェクト

野辺山ウルトラマラソンの開催日は5月22日でセミナー開催は3月21日と2ヶ月前です。

その理由は初めて100キロにチャレンジする方もいるので、その準備として2ヶ月は必要と思ったからです。

その時期、フルマラソンの大会が終わっていない方に、100キロを走るためのロング走などをしましょうという訳ではありません。

"ウルトラプロジェクト"メンバーにも話していますが、目標とするレースに向けての練習計画などは可能な限り早い方が良いです。

現実的な話ですが、4月中旬のフルマラソンにエントリーしているなら、その直前に50キロ走や60キロ走をいれるのは難しいと思います。またそもそもなぜ60キロ走とかをするのか目的がはっきりしない中で走るのはもったいないです。

もちろん脚作りの意味や距離を踏むという意味はありますが、それ以外にも多くの意味があります。それを知らないで練習をするのと、目的意識をもって練習するのではまったく効果が違ってきます。

そのようなことを考慮しての3月21日開催です。

野辺山ウルトラマラソンに出ないが参加する意味はあるか?

ウルトラプロジェクト

参加する意味はあります。

極端な話、今年ウルトラマラソンを走る気のない方にも参考になるセミナーにします。

具体的な大会やコースをセミナーの題材に設定したほうが、架空のコースを題材にするより、実践的なセミナーにすることができます。

例えば、チャレンジ富士五湖や東京柴又、サロマ湖に出る方にとっても、100キロマラソンを走るにあたってどのような練習をするか、どのようなアイテムを使ったらよいか、走ったことがないコースに参加するときにコース図や高低図、過去の大会結果などを見てどのような難易度のコースであるかを把握し、目標設定をして、どのようなペース配分、補給計画を立てるか、100キロ走るとどのようなトラブルに見舞われる可能性があり、そのトラブルを未然防止もしくはレース中に対処するにはどうすればよいか、などは必要な内容です。

野辺山ウルトラマラソンに参加されるかどうかは別にして、セミナーが終わった段階で、すべての参加者が野辺山ウルトラマラソンを走るイメージが持てるようなセミナーにしていきます。

他の大会に出る方は、復習を兼ねてその大会の目標設定やペース設定などをすることでレースマネジメントの力はついていきます。

セミナーに参加すると何が分かるか?変わるか?

上記で書いたウルトラマラソン全般に必要なこと以外に、下記のことを理解することができます。

初めて走るコースのイメージの仕方

私は昨年コースを見ることなく参加しましたが、事前にどのような準備をしたかをお伝えします。そして実際走ってどの部分が想像と違ったかをお伝えします。


目標設定や区間タイム設定

自分の力にあった目標タイムの設定は非常に重要なことです。力以上のタイムを狙うと完走も危なくなり、また低すぎる目標は達成感が薄いばかりかリズムを崩して必要以上に疲弊してゴールなんてこともあります。また、地図や高低図だけでは測りきれない要因を組み込んだ目標設定をすることで、自己ベスト達成や初めての完走に近づくことができます。


リタイアを思い止まれるかもしれない

過去リタイア続きで完走できていない方は、リタイアした原因が分からないまま走れば、またリタイアを繰り返すかもしれません。

リタイアした方の多くは、リタイアの原因を悪天候だったからとか、内臓を壊したからとか、自分には根性がなかったとか、練習不足だったと思っていると思います。

もちろんそれはそうだと思います。でもそれは表面上の原因であって、それぞれにさらなる原因があるはずです。例えば悪天候でも自分より走力のないランナーがたくさん完走しているでしょう。それはなぜか?

悪天候は走ったすべてのランナーに平等に襲いかかりますが、装備次第でそれは軽減されたでしょう。例えばランパン・ランシャツのようなウエアで悪天候の中を走れば、走れているうちは良くてもスピードが落ちたと同時に一気に体は冷えきります。その結果、低体温症になってリタイアという結果は容易に想像できます。この場合のリタイアの原因は悪天候に耐えることができる装備を身に付けなかったことです。

また根性がなかったのがリタイアの原因だと思っている方もいますが、根性だけでは100キロは走れません。耐えきれなくなるような状況に早い段階でなれば誰だって諦めの気持ちになります。それがラスト10キロ、20キロなら頑張れるかもしれない。と言うことは早い段階で耐えきれないような状況に追い込んだことがリタイアした原因なのでしょう。

エネルギー補給が上手に出来なかったからガス欠になり、それが原因で動きが悪くなり、気持ちがネガティブになり、諦めの気持ちになり、リタイアしたのであれば、根性がないのではなく、原因はガス欠です。


関門時間、制限時間など時間的余裕はまだあるのにリタイアをしてしまう方は結構います。すぐに救護が必要な状況であれば仕方がありませんが、まだ時間はあるのに諦めてしまうのは勿体ないことです。そのようなときに何をすれば良いのか、何を考えたら良いのかもお話しします。

そのような場面はこない方が良いわけですが、来てしまったら思い出して欲しいです。


30分速く走れるようになります。

30分は控えめに書きましたが、セミナーでお伝えしたことを正しく理解していなかった方が、それを知って走れば1時間以上タイムを短縮できると思います。昨年関門時間や制限時間に間に合わなかった方も30分時間を短縮できると間に合うのではないでしょうか?

100キロで目標達成するために大事なこと

”走力の底上げ”(フルマラソンのタイムなど) × ”レースマネジメント”(セミナーで行う内容です。)× ”諦めない気持ち”

3つ揃えば自己ベスト達成です。

1つかけても完走はできるでしょう。

2つかけたら完走は難しいでしょう。

3つかけたら・・・なぜエントリーしたのでしょうか?


諦めない気持ちは誰にも負けないと自負していても、これだけでは完走は難しいということです。

第3回ウルトラセミナー参加者の感想

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参加者の感想を抜粋してご紹介します。


今回のセミナーも内容が濃く実践的でとても勉強になりました。貴重な分析データとノウハウをありがとうございます。レースで役立てて結果に結びつけます!


データに裏付けされたとても説得力のある内容でした。10K毎の割合を参考にペース配分したいと思います。まずはケガを治し、早く走りたいと改めて強く思った1日でした。


セミナー有り難うございました。特に参加者データの分析や映像によるコース解説は分かりやすく、勉強になりました。ウルトラは体力+知力のスポーツであることを感じました。


昨日も熱意あるセミナーありがとうございました。毎回学ぶことがたくさんあります。これからもよろしくお願いします。


たいへん貴重なセミナー、ありがとうございました。とても参考になりました。


完走者から10kmごとのペース配分を導くデータ解析、まさに目から鱗でした。


セミナーに初参加しましたが、知りたいことがまさに聞けてとても良かったです。富士五湖の対策がグッと具体的に進みました。


貴重なお話しを沢山ありがとうございました。おかげで、 柴又100キロにチャレンジする勇気が湧いてきました。早速エントリーしちゃいました。


とても有意義なセミナーありがとうございました。100㎞は初めてではないのですが、今回のお話しでイメージがより具体的になりました。休憩を長くとらず進み続けるというカメさん戦略を肝に銘じたいと思います。


10Kmごとのペース目安の計算は、非常に参考になりました。


信号待ちとか、アップダウン、エイドとかを前提としたペース配分など、スゴク参考になりました。

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