2015サロマ湖100kmウルトラマラソンのペース

サロマ湖

日本最高峰の100キロマラソンであるサロマ湖100kmウルトラマラソンについて、いろいろな情報をまとめていこうと思います。サロマ湖100kmウルトラマラソンの大会ホームページを見れば簡単に見つかるようなデータもありますが、それだけでは作る意味がないので過去走った経験等も含めて紹介します。


攻略法その1はこちら(気温と完走率等)

攻略法その2はこちら(ペース設定)

攻略法その3はこちら(目標タイム設定)

攻略法その4はこちら(補給計画)

攻略法その5はこちら(コース画像)

攻略法その6(暑さ対策・日差し対策)

攻略法 その7(ウオーターローディング)

攻略法 その8(尿意対策)

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10キロごとペースについて

レース前に攻略法その2(ペース設定)で10キロごとの区間タイムの設定目安について紹介しましたが、実際に私の区間タイムと比較してみました。攻略法その2では目標タイム7時間から13時間までの目安になる区間タイムを書きましたが、私が目標としていた8時間20分や30分の区間タイムは作っていませんでした。なぜなら私はラップ表を持つことなくだいたいのイメージを持って走りました。あわよくば8時間を切りたいという気持ちもありましたので、そこまでは狙えないと思いつつもスタートして3キロくらいまでは、周りを走る友人から7時間30分くらい狙っているの?と聞かれるようなペースで走っていました。このペースで行けるなら行きましたが心拍数が高くなりすぎているので無理と予定通りのペースに落ち着かせました。

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当時書いたブログから抜粋しました。

まだガーミンのデータをパソコンに反映してないから、ランナーズアップデートの10キロごとラップを事前に記事にしたラップタイムと比較してみます。

記事では1時間ごとのラップ設定をしましたが、私の目標タイムが8時間20分と書いていたり、8時間30分と書いていたりある意味漠然としていましたが、本心はあわよくば8時間切りを視野に入れつつ8時間30分は絶対に切りたいというものでした。

ラップを追いかける前にそもそも今回のレース前に自分はどれくらいのタイムで走る力があるかを書いたのはこの記事です。

サロマ湖ウルトラ目標タイム設定

今回の私のタイムは8時間26分45秒だからほぼ計算通りのタイムでした!帳尻を合わせた訳ではありません。

8.5時間のペース表を作ってなかったから、8時間と9時間の中間値で作ってみました。

そのペースと実際のペースを比較したところ8時間30分目標ペースと、実際のペースを比較して大差ないことが分かります。

50キロまでは目標ペースより遅いけど、50キロ以降の落ち込みを抑えることが出来ました。前後半の差は30分以内です。

しかし10キロごとにラップを追っていくと80から90キロが微妙にアップしてる以外は微妙にペースダウンしてます。なぜ80キロから少し上がったかと言うとサブ8.5が際どかったからです。最後の10キロが上がりきらなかったのはサブ8.5を確信したから大事に行きました。と言うか楽しました。

今回のペース配分は私が考える100キロマラソンの理想です。

私は走行距離が少ないからフルを超えると厳しくなってきます。早い段階で苦しくなったり、痛くなるとキツイレースになります。その状態で無理してペースを保つのはとんでもなく大変なことです。そこで無理しすぎると落ちる時に一気に落ちます。だからペースは微妙に落ちてもよいと私は考えて走ってます。

また7時間から13時間までのペース表を作りましたが、私はレースでは使っていません。ペースのイメージは頭に入っているのでそれに従って走りました。

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こんな感じです。

序盤30キロはキロ4’30〜4’40で楽に走る。

30キロ越えて楽に走れなくなったらそこからキロ5を越えないで走れるとこまで粘る。

フル通過は3時間15〜20分

50キロ通過は3時間55分前後をイメージ。

そのタイムで通過すれば残り50キロを5キロ27分ペースで走れば8時間30分切です。

そこからはキロ5’24を越えないペースで走ればその分だけ貯金になるので粘りました。無理にペースアップは考えません。淡々と距離を稼ぎました。ペースが保てなくなったらフォームが崩れていることを疑い、腰の位置を確認して落としません。

また脚はだんだん上がらなくなってきますから、良いかどうかは別にして、それをカバーするために骨盤をグイッと前に出すことをイメージして走りました。

もちろん苦しい時間帯はありますが、極力淡々と走りました。その結果最後まで元気に走りきることが出来ました。

もちろんペース設定だけではなく、エネルギー補給や水分補給、暑さ対策、日差し対策など様々な対策が結果に現れたした。

ゴールして嬉しかったのは私より30分速くゴールした方が、私の記事を基にしてラップを考えて腕にマジックで書きましたと見せてくれました。

汗で滲んだ数字を見て絶対にこのラップを刻むんだと粘ってる姿が目に浮かびました。

少しでも頑張って目標達成を目指しているランナーのためになったなら凄く嬉しいです。

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