ランニングの感染防止ガイドライン

関連する記事の追加など、都度こちらに掲載していきます。

スポーツ庁が5月14日に発信した社会体育施設の再開に向けた感染拡大予防ガイドライン に、陸上競技場など社会体育施設の再開時に施設や利用者が注意することなどまとめられています。

長い文章ですが、上記リンク先PDFを読んでください。特に利用者が注意することを抜粋・要約すると以下のようになります。


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・体調が悪い時、また2週間以内に平熱を超える発熱や風邪の症状等があった場合は利用しない。

・マスク等を準備する。しかしスポーツ中の着用は利用者の判断による。受付、着替え等、特に会話する時にはマスク着用する。

・十分な距離を確保する。少なくとも2mは空ける。呼気が激しくなるときはより一層距離を空ける。また前の人の呼気の影響を避けるため、可能であれば前後一直線に並ぶのではなく、並走する、あるいは斜め後方に位置取る。


その他、唾や痰をはかないとか、スポーツドリンクを走路上に捨てないなど一般的なマナーや、タオルの共用をしないなど書かれています。

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特に違和感のない指針です。

マスクに関しては競技場など社会施設内では走行中は本人の判断になりますが、特に着替えであったり、練習の合間に仲間と話す時などはマスク着用とあります。

十分な距離は最低2mとあり、呼気が激しくなる時はそれ以上とあるので、いわゆる集団走は当面はできないと考えた方が良いでしょう。また並走は他の利用者に対して迷惑となるので、空いている場所に限定されるでしょう。(指針には可能であればとあります。)

また、競技場などではない場所でのランニングは、スポーツ庁が5月22日に発信した、スポーツ庁「新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、運動事例について」がランナーにとっての指針になります。

(上記リンクからチラシの画像を引用します。)

既に目にした方はいると思いますが見やすくまとまっているのでご確認ください。

以前の指針に掲載されていた、走る時は10m、散歩は5mという言葉は外れました。違和感のある言葉だと感じていた方は少ないないと思うのでスッキリしました。

また、スポーツ中のマスク着用に関してこのような注意が記載されています。

マスクを着用したまま運動・スポーツをすると、水分補給を忘れたり、体温が下がりにくいことがありますので注意してください。また、マスクをしていつも通りの運動・スポーツをすると、運動強度が上がることがありますので、速度を落とすなど調整をしてください。息苦しさを感じた時はすぐに外すことや休憩を取る等、無理をしないでください。

混雑した場所や時間帯を走る時にはマスクをしても苦しくならないくらいの運動負荷で走ることで体調不良を防いでください。ということです。

チラシのイラスト見て気づいた方もいると思いますが、4人のランナーのうち2人はマスクをしていません。必ずしもマスクが必要な訳ではなく、周囲のランナーや歩行者と十分な距離をとりましょう。ということです。

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また5月21日発信のスポーツ活動再開時の新型コロナウイルス感染症対策と熱中症予防についての中から重要な部分を抜粋して引用します。

1)体力低下と暑熱順化に配慮する
これまでの外出自粛の影響により体力が低下していること、暑さへ慣れていないことが想定されます。これらは熱中症発症のリスク要因となるため、スポーツ活動を再開する場合はくれぐれも無理のないよう慎重に、運動強度を調節し、適宜休憩をとり、適切な水分補給を心がけてください。

2)日頃の体調管理と体調チェックを徹底する
体調が悪いと体温調節機能が低下し、熱中症につながります。日頃から睡眠、食事をしっかりとり、生活リズムを整えるなど体調管理に配慮するとともに、スポーツ活動を行う前に必ず体調をチェックするように心がけてください。このことは、スポーツ活動中の熱中症予防はもちろん、新型コロナウイルス感染症対策にもつながります。

3)マスクを着用できない場合は周囲の人との距離を十分に空ける
スポーツ活動中も飛沫の拡散を予防するため、できるだけマスクを着用することが望まれます。ただし、マスクをつけてスポーツを行うと呼吸がしづらくなるため、これまでよりも運動強度を落として行うよう心がけてください。激しい運動を行うなどマスクが着用できない場合は、周囲の人との距離を十分に空けるよう心がけてください。

歩行者などと近い距離ですれ違う場面があるなら、不安にさせない為にもマスクなど着用は必要と私は考えます。またこれはコロナ禍以前から変わっていないことですが、歩行者と間隔を開けにくい時はペースを落とすとか歩くとかはランナーのマナーとして大事なことです。逆に歩行者などと十分に間隔をあけることができる場所であればマスクは必要ないということです。ただ思いの外混雑することはあるのでマスク等は持参しましょう。

大会などランニングイベントのガイドラインについてもまとめてきました。

ボストンマラソン中止と日本の大規模マラソン

 

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