サロマ湖100kmウルトラマラソン開催判断

サロマ湖ウルトラマラソンは2月中の状況をみて開催可否を判断と発表がありました。

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例年だと既にエントリーが終了しているサロマ湖ウルトラマラソンですが、中々大会要項も出ないので、主催者は感染状況などを見極め中で開催できると判断したらエントリー開始をするのだろうと考えていましたが、現在の状況が発表されました。

今は「決められない状況」だと言うこと

個人的には、簡単に開催を諦めずにギリギリまで検討してくれる主催者には感謝です。私はギリギリまで待ちます。

今年は100km世界選手権開催

今年は100km世界選手権があり、サロマはその代表選考会もあるので、もしサロマができないなら、5月開催の東京柴又100k(公認大会)にシフトするのかもしれません。(憶測です。)

100km世界選手権が2018年は開催され日本選手は活躍しましたが2020年は中止になりました。今年は開催予定なので現時点の最強メンバーを選出して世界レベルで戦って欲しいです。

こちらは当時書いた記事です。順位などの掲載しております。

なぜ優先エントリー権を白紙撤回したのか

一昨年中止時には次回開催時の優先エントリーを付与されましたが、昨年は募集もしなかったのに、その優先エントリーは白紙撤回。

個人的には憤慨しましたが、なぜ優先エントリー枠をなくしたかと考えたら、2022年以降も従来規模の大会は開催できないと考えたのでしょう。

そう考えた理由の一つは、サロマ湖ウルトラは3自治体にまたがって開催されていますが、開催するためには3自治体の足並みが揃わなければなりません。例えばゴール付近の自治体は開催したいと思ってもスタート付近の自治体が開催できないと考えたら開催できないのです。

関係者から聞いた話によると、昨年の中止は3市町の副市長、副町長レベルので話合いにより中止が決定されたとのこと、3つの自治体にはそれぞれ住民の意向もあるし利害もあるのでしょう。そして多数決ではなく、3市町のうち1つでもできないと判断したらできないのでしょう。

そのような状況で開催できるようにしていくには、開催に前向きな自治体が一つでもあるなら、その自治体だけで開催できないかを私が主催者なら考えます。

そして、北海道は広いので、一つの市町村でもワンウェイコースは作れますが、ボランティアや警備員の人数を考えたら周回コースにした方が開催できる可能性は高くなります。

また、手荷物預かりなどを考えると、スタート・フィニッシュは同じ場所が好ましい。そしてサロマ湖ウルトラマラソンにはワッカは外せないと考えるとスタート・フィニッシュ地点は常呂町の従来のフィニッシュ地点が良いでしょう。コースをイメージすると、通常ワッカを抜けてから幹線道路に出てからの直線からスタートしワッカには入らずに66km地点あたりかその先までか常呂町内の場所まで走って折り返す。そしてそこからは従来のコースを走ってワッカに入らずにスタート地点方面に向かい、そのまま直進してから折り返しスタート地点に戻る。イメージとして40kmほどのコースを作る。これを2回回ってからワッカに入って折り返してフィニッシュ地点に向かえば100kmになります。ガーミンコネクトでコースをシュミレーションしましたが、アップダウンは従来コースより少ない高速コースになります。またはほぼ幹線道路は使わずにワッカを5往復するようなコースも考えられますが、このコースだと風が強い日は難コースになります。いずれにしても折り返しやランナーのスライドが増えると、道はさほど広くはないので募集人数は絞らねばなりません。これはスタート地点周辺で開催するにしても同様です。

そのような判断が働いたことで、昨年の唐突とも思える優先エントリー権白紙撤回になったと私は考えました。

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今年はどうなるのか?

  • 従来通り開催(コース・参加者規模とも同じ)
  • コースはそのまま、参加者規模を縮小して開催
  • コースを変更して、参加者規模は従来通りで開催
  • コースを変更し、参加者規模を縮小して開催
  • 中止

今年に関しては、開催する場合でも上記のように分類されます。

そして、参加者規模を縮小する場合にもいくつかの選択肢があります。

例えば、従来規模での開催を目指すも困難であれば、500人ならできるのか、1000人ならできるのか、開催可能な人数を模索するでしょう。仮に500人となった場合は、従来通り先着順にするのか、サロマンブルーの優先エントリー権はどうするのか、もしくは従来とは違った参加標準記録設定のようなエントリー資格が設けて募集する可能性もあるように感じています。もちろん従来通りで開催できれば最高ですが、さすがに3年連続中止ではもうサロマは今後開催されないように思います。そのためには今年は人数を絞ってでも何とか開催し未来に繋げて欲しいです。

仮に参加標準記録設定大会となった場合に、どのような水準になるかと言えば、どれだけの人数で開催できるかによって変わってきます。1000人程度なら10時間、400人程度なら9時間、200人程度なら8時間くらいでしょうか?もちろん女性は男性より30分とか1時間遅くするかもしれません。

また先着順エントリーになった場合は、せめて優先エントリー権を撤回されたランナーから開始して欲しいです。

実際、開催されるかも分からないし、開催されても参加できるか分かりませんが、それが決まるまでは今年はサロマを走って自己ベスト更新するという気持ちを持って前を向いて練習していきます。

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最後に

最後に開催された2019年大会もコース不備で公認記録が取り消しになりました。そして2020年、2021年は中止となりました。この公認記録取り消しの時は登録の部参加ランナーはもちろん呆気に取られましたが紳士的な対応をしました。2020年中止発表の時もエントリーしているランナーの大半は同様の対応をしました。さすがに2021年の優先エントリー権白紙撤回には怒るランナーが多数いましたが、今年はどんな形になるとしても、サロマを愛するランナーが納得するような形で開催して欲しい。

私が年間で一番頑張りたい大会なので、今後も残って欲しい。

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