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男子に続き女子選手について少し調べてみました。
男子同様、昨年のTOP10のうち9位までの選手が本年もエントリーしています。( )内は本年ゼッケン番号
前年のタイム
1.加納 由理 7:37:21(1201)
2.兼松 藍子 7:46:04(1202)
3.太田 美紀子 7:49:21(436)
4.楠瀬 祐子 8:08:59(1203)
5.柿沼 久代 8:15:07(1204)
6.藤澤 舞 8:36:38(1205)
7.仲田 光穂 8:43:25(1206)
8.加藤 千代子 8:46:59(1207)
9.岩間 素子 9:01:35(1208)
上記選手の最近のフルマラソンのタイムをランナーズの全日本マラソンランキングで調べてみました。
すると上位7位まではsub3で、2時間50分を切っている選手は以下の3人でした。
藤澤選手 2:45:09、太田選手 2:48:50、楠瀬選手 2:49:40
女性のsub3は完走者数に対して0.3%程度ですが、2時間50分以内となるとさらに絞られます。
また、上記3選手に共通しているのは、このマラソンシーズンに自己ベストを更新し、サロマ湖に挑んでいるということです。
マラソンの速い選手が100kmも速いとは必ずしもいえませんが、マラソンのタイムが上がっているということは調子が良く走れているということです。
上位は7時間30分前後での争いになると思われますが、その場合フル通過は3時間05分前後になるでしょう。(7時間30分で走るためのイーブンペースは4’30/km)
余裕をもってこのペースでフル通過するには、少なくとも2時間55分前後の持ちタイムがないと厳しいと思います。もちろん例外的なランナーはいます。
そうなると、この3選手に、昨年優勝の加納選手、昨年2位で神宮外苑24時間チャレンジ優勝の兼松選手、そして2011年から2015年までの5年間に4回7時間台を出し優勝経験もある片山志保選手(NO.1209)の6人を軸にレースは進むでしょう。
そこに昨年8時間15分07秒の好タイムで5位入賞の柿沼選手など上位選手や、フルマラソン2時間55分前後の中島知美選手(NO.1210)、中村美香選手(NO.1211)、堀出美那選手(NO.1213)西岡真紀(NO.1214)、そして野辺山ウルトラ71km四連覇中の能勢結希選手(NO.1212)らが加わると予想しています。
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私が注目している3選手とその理由を書きます。
NO.1205 藤澤 舞 選手
ここ数年は優勝含め安定して3位以内の成績を残していた藤澤選手が、昨年まさかの6位に終わりました。序盤からペースが遅いことから体調不良だったのかもしれません。その藤澤選手は今年のフルマラソンで連戦にもかかわらず自己ベストを連発し周囲を驚かせました。スピードの底上げをはかるために練習メニューを変えたと以前話していました。実績、スピード、安定感とも素晴らしい選手です。
NO.1202 兼松 藍子 選手
昨年の神宮外苑24時間チャレンジでは、初めての24時間走ながら優勝しました。走力的には優勝しても驚くような選手ではありませんが、レース直前に39度を超える発熱があり、体調が戻らない中での優勝でした。その逆境に立ち向かい絶対に諦めない気持ちはレース終盤の競り合った局面では大きな力になります。アールエル、アグレッシブデザイン・サポートランナー
NO.1203 楠瀬 祐子 選手
日本代表になると公言し、そのために必要な力を付けるために必死に練習しグングン力を付け、ついにフルマラソンでも2時間50分を切りました。チャレンジ富士五湖118km三連覇中で、昨年の神宮外苑24時間チャレンジは兼松選手に続き2位と、100kmを基準に短いレースも長いレースも力を付けています。今回どのような走りをするか非常に楽しみです。アスリチューンサポートランナー、アグレッシブデザインサポートランナー
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現在、8時間以内で走ったランナーは22人です。合わせてお読みください。
男子同様、誰が勝ってもおかしくないような速く強い選手が、たった4つの代表のイスを狙っています。
現地に行けない方も、スマホがあれば優勝争いをチェックできるので、応援naviに上記注目選手を登録してください。