「思ったより走れた」が感想の青島太平洋マラソン

大会直後にこのような投稿をしました。

2020年2月の別大以来のフルマラソン、ハーフマラソン走る機会がありませんでしたが、開催地のご努力により、本日青島太平洋マラソン走ってきました。

やっぱりフルマラソンは良いですね。

コロナ禍にすっかり中距離ランナーになってしまった私は秋口から5000mや10kmなど徐々に距離を伸ばし河川敷の20kmレースまでは走りましたが、それ以上をマラソンのレースペースで走ることなく大会を迎えたので、25km辺りからどうなるだろうか?って思いがありつつ、それも楽しみでした。

当日朝のお通じが悪く、そのままスタートすることになり、途中のロスタイムは困るなと思いつつ、20km過ぎてからは問題なくなりました。

天気予報通り気温はこの時期にしてはかなり厳しい20℃くらいまで上がり日差しがキツイ、また最後の海沿いはかなり風がキツイ予報でしたが、それも仕方がない。

レース展開は序盤は身体の動きが悪く4’10/kmくらいを保つのが楽でない、ちょっと厳しい展開でしたが、ハーフ過ぎたあたりからリズムが良くなり、心配していた25km辺りも問題なく、30km辺りは余裕が出てきて、今までで一番楽なマラソンかもしれないなんて感じてました。そう思ったのも束の間で32kmから37kmまでは海沿いの道を走りましたが、この辺りから心拍計が170を超えて下がらなくなりました。一杯一杯でないから、そのままペースを落とさず進み、37kmで折り返すと一気に強風に晒されてペースが落ちるもこの時点でサブ3までは3分ほど余裕があったので、4’30/kmくらいに落ちても全く問題ないなんて思っていたら、急に嫌な鼓動を感じたので、さらにペースを落とすもちょっとヤバい感じがしたので、立ち止まり歩いて様子を見てから走り出しました。

大会中に何回か経験はありますが、無理すると救護のお世話になりかねません。

速めのジョグでもサブ3間に合うと思いましたが、それもキツく、サブ3を目前にもったいないけど、今回は無理せず健康な状態でゴールすることにしました。

先天的な不整脈はありますが、今回のは脱水だと思います。塩分補給などしてましたが、この日差しの強さだと足りなかったのでしょう。また30-35kmで心拍数が170以上で固定しちゃいましたが、さすがに私の閾値を超えているので、あそこはペースをやや落として心拍数を165前後に落とすべきでした。

ただ、今回はどこまでサブ3ペース保てるか全く分からず30kmまでは行きたいと考えていたので、37kmまで行けたのだから想定以上でした。

タイムはイマイチでしたが、コロナ禍前より走れるようになったのを実感してできたので、来年の別大、東京で自己ベスト更新します。

開催していただきありがとうございました!

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記憶はどんどん塗り変わるから、レース直後に書いておかないとドンドン上書きされてしまいます。この投稿はレース直後には大半を書き終えていたのですが内容をチェックして投稿するタイミングでMacBookを修理に出したことからレースから1週間が経過しての公開になりますが、先々のための記録として残しておくことにしました。

私はレースを振り返る際には、記憶だけではなく、時間が経っても変わらないデータを読み解くことにしてます。データは自分が写っている動画など画像データや、ガーミンで計測したランニングデータ、客観的データに基づく友人の投稿、自分と友人のランナーズアップデート、気象データ、シューズの摩耗など、いろいろ重ねていくと忘れていたことを思い出したり、足りなかったピースがはまったりします。

□大会前に考えていたこと

  • 身体の仕上がりは良くもなく悪くもなく普通だけど、5000mの自己ベストなど走力は高まっているので自己ベストを狙える可能性はある。ただ20kmを越えてレースペースで走ってないから後半ハーフはどうなるか未知数。
  • 12月中旬としてはかなり高い気温と、強い風は厳しいと感じていた。
  • 久々のフルマラソンなので、いろんなことを忘れていて臨機応変な対処ができるか不安。
  • 2月以降本命大会が続くので、気象条件は厳しくても30kmまでは苦しくてもサブ3ペースで粘りたい。
  • 結果より、どのような走りができるのか現時点の自分のパフォーマンスを確認したい。

□今回の結果

ランナーズアップデートより

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□気象条件

当日の気象はほぼ予報通りでした。こちらは青島地区よりやや北の宮崎空港あたりの気象データです。

気象庁データベースより

スタートの9時の段階で14.5℃と既に高く、そこから日中は20℃を超す12月中旬とは思えない陽気で、 風もスタート時からしばらくは風速4m台が続き、11時頃から徐々に強まり12時には風速9.2mになっていたようです。この観測点が街中にあるのか海岸にあるのか分かりませんが、街中のデータであるならば、ビーチサイドはもっと強い風だったでしょう。私は12時過ぎにゴールしましたが、4時間台、5時間台でゴールした選手はレース後半長時間にわたって、厳しいコンディションの中を走ったことになります。

□日差し対策と暑さ対策・補給

今回の気象コンディションで感じたことは湿度も80%と高かったので実際はかなり汗をかいているのだけど、風に吹かれることで乾いてしまい、汗をかいている実感に乏しく知らぬ間に脱水になっているランナーが多かった。私は日差し対策としてアグレッシブデザイン・ファイター(日焼け止め)をしっかり塗り、帽子とサングラスを身につけた。また脱水予防として前日からスタートまでスマッシュウオーターを飲み、レース中は経口補水パウダーで塩分補給、アスリチューン・ポケットエナジーでマグネシウム補給をした。また暑いと感じる前にエイドステーションで水をとって身体にかけて冷やした。

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□レース展開

レース展開について記憶に残っていることを少し書いておきます。

①序盤から思ったよりキツかった

スタートはAブロックで、前にはSブロックのランナーがいます。通常12月のレースはスタートするまでが寒くてビニールポンチョを身につけたりしますが、今回は全く必要なく、半袖ハーフタイツで快適な気温でした。これは走ったらすぐに暑くなると思いました。スタートするまで脱水予防のためにスマッシュウオーターを入れたペットボトルを持って少しづつ飲んでいましたが、近くにボトルを捨てる場所がなく仕方がなく、nakedランニングバンドの腰側に入れてスタートし、最初のエイドステーションのゴミ箱に捨てることにしました。

スタートロスは16秒とほぼ想定どおりで、そこからしばらくは多少混雑しましたが、いきなりキロ5とかで走るランナーはいなかったので比較的スムーズに走れました。

月例赤羽20kmを走った感覚から、4’05-4’10/kmペースであればハーフまでは余裕を持って走れると思っていたのに、4’10/kmを保つのが結構厳しい。秋であれば気温15℃くらいは快適に走れますが、レース前は結構冷え込んでいたのでこの気温に身体が順応できていないのです。少し走ればリズムよくなってくるだろうと思いつつ全然楽になりません。2人の3時間ペーサーがいると大会案内を見て知っていましたが、混雑した中で走ると転倒リスクがあるので、少なくとも集団が大きい前半はペーサーの前で走って、集団が小さくなった終盤に吸収され引っ張ってもらえるような展開を考えていました。

それが20kmを過ぎたあたりで早くも直後に迫ってきたのです。今回はガーミンの表示設定をスタートブロックに並んだ時に行いましたが、『タイム』を表示しようとした場所に『距離』をダブって表示するというミスをしたので、タイムはラップボタンを押した時だけしか把握できず、初めてラップボタンを押したのは中間点でした。(1kmオートラップ)その時のタイムは1時間28分22秒とほぼ予定通りのペースで走れていることに少しホッとしましたが、大きな集団が迫ってきたのでしばらくはそのまま集団を引っ張るような形で前を走って、タイミングを計って集団に吸収されました。

(その時の設定画面:下段をタイムにするつもりが距離のままになっていた。)

②転倒者続出の集団走

集団に入った瞬間に感じたことは気温が高いということ。大袈裟ではなく明らかに気温が違うのです。選手が発する熱というよりは風を受けにくいのが理由です。久々のロードレースなので集団走は懐かしいのですが、ランナー同士が近いので接触しない、接触されないように注意しました。少し道が狭いので端を走るランナーがパイロンにぶつかって転倒しそうになったり、ペーサーと直後を走るランナーが接触して二人が転倒したり、給水所でランナーが接触して転倒したりと、今までフルマラソンはたくさん走ってきましたが転倒者をこれほど見たのは初めてです。

大半の参加者にとって久々の大会だからレースの感覚が鈍っているのでしょう。

③LT値付近に入ったタイミング

私のLT値は165-168程度なので、165に到達しないように走っていましたが、気温の上昇もあり中間点手前で既に165は突破していました。そして1kmごとラップの平均心拍で165を超えていたのは24km地点で、スタートから1時間41分頃のことです。さらに30kmからは170を超えたまま集団について最高174まで上がってしまいました。嫌な鼓動を感じたのは37km過ぎですが、この時はスタートから2時間40分前後なのでLT値に入ってから約1時間後のことです。170に入ってからも30分ほど走っているのだから流石に厳しかったです。

30kmあたりで集団から溢れましたが、ここで置いていかれるとズルズルいってしまいそうとペースを上げて追いつきましたが、170を超えたのはこのタイミングでした。追いついた後は心拍数は高いままなのに高揚感からかリズムよく走れていました。このあたりでペーサー2人は分かれて私は前のペーサーについていたのだけど、心拍数を少し落ち着かせるために後ろのペーサーについていく判断をすればもう少し楽なレースになったかもしれませんし、同じような結果になったかもしれません。

④安全にゴールする

「キツイ」「苦しい」のなら、なんとか目標タイムでゴールできるように試行錯誤しますが、嫌な鼓動を感じてからは『タイムより安全にゴールする』ことが最優先となりました。その鼓動を感じて少しペースを落として様子を見るもこのまま走るのは危ないと、一旦止まって状態を確認してからゆっくり走り始めました。そうなるとそれまでさほど疲労を感じていなかった脚も急に重たくなりゴールは遠かったです。ゴール直後は立っているのが厳しく少ししゃがんでいましたがしばらくして動くことができました。

 

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□走りには満足

最後は力及ばずでしたが、今回のレース結果には概ね満足しています。

まず、思ったより走れたと言う実感があります。大会前には25kmまでは設定ペースで行ける。30kmは微妙だけど行きたいと考えていて、結果的に37kmまで行けたのだから現時点のパフォーマンスを客観視することができました。

特に20kmを超えるペース走などしていないので、脚がどこまでもつのかが一番の心配事でしたが今回のペースであればフルマラソンは大丈夫だと確認できました。また、今回の気象コンディションでも37kmまでは厳しい場面を乗り越えて走れたことは自信になりました。

□最後に

今回は2020年2月の別大マラソン以来のフルマラソンでしたが、2020年の最初の緊急事態宣言の頃は近所を走ってもすぐに息が上がってしまい歩きたくなるような状態でした。当時フルマラソンを走っていたらサブ3.5もできなかったと思います。そんな急に走力が落ちるわけもないけど目標を失うとホント走れなくなります。その状況から抜け出すために1000mでサブ3しようと取り組んだのがスタート地点です。

そして、1000mサブ3を目指す流れから、800m、1500mの中距離レースで自己ベストを出すことを目標にして、今年の9月からフルマラソンに向けて少しづつ距離を伸ばしてきました。その過程で5000m17分台の自己ベストが出たのです。

久しぶりのフルマラソンを走って感じたことは、コロナ前の自分より、今の自分の方が多分フルマラソンも速いということです。次のフルマラソンまで1ヶ月半ほどありますが力をつけてスタートラインに並びたい。そしてやっぱりフルマラソンは面白いってこと。実力以上の結果は出せないし、内的要因だけではなく、様々な外的要因にも対処しなければ結果はついてこない。

そのような舞台を用意してくれた主催者には感謝の気持ちで一杯です。

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