アスリチューン&アグレッシブデザインサポートランナー 望月千幸選手  野辺山ウルトラを制す!

サロマ湖100kmウルトラマラソンで2回優勝の望月選手が初の野辺山ウルトラマラソンで優勝しました。その望月選手にレース展開やサポートを受けているアスリチューンやアグレッシブデザインの使用感について話していただきました。

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【レース前の状況】

初めて星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラ100㎞に出場しました。実はこの大会を走る前にゴールデンウィーク中(5月4〜5日)に長崎県で行われた橘湾岸マラニックL  173㎞を20時間45分で走りました。

普通に考えて、1ヶ月にこんなレースを入れるのはどうかしていると自覚していますが、標高が高い場所でのウルトラマラソンは初めてだったのとIAU100km世界選手権を一緒に出場したメンバーが出るという事もあったので迷わずエントリーし、出走しました。

*42㎞の部(高田 由基) →42km三連覇

*42㎞の部(太田 美紀子)→42km2位

*100㎞の部(山内 英昭)→100km優勝

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【レース展開】

前半50㎞

今回のレースは高地であること、最高気温が27℃ということ、71㎞過ぎてからの馬越峠(5㎞)がめちゃくちゃきつい‼という情報を事前に聞いていたので、ペースよりいかに我慢しコースや苦しく、きついと思う状況を楽しむ事ができるかだよな〜と思っていました。

早朝5時、100㎞①(100㎞②は 5:20)、71㎞、42㎞の部のランナーが一斉スタート。私は高田選手(42㎞の部)と前の方に並びいいスタートができました。前半の林道(砂利)まではなだらかなアップダウンが続くコースで他の選手と談笑しながら走りました。エイドもだいたい5㎞毎にあり林道に入る前にエイドによって水分をしっかり取り林道へ入りました。

ここから林道コースが終わるまで15㎞。ロードのアップダウンと違い砂利コースでこの先長い事もありスピードを上げたり足をくじったりしないように淡々と走っていたら前方に太田選手の姿が見えました。

上りでかなり息が上がっているのが私の耳にも入ってくるくらいだから、少しずつ標高も上がっているいるんだと感じました。途中、上りで追いつきましたが下りで太田選手の姿は見えなくなりました。砂利のコースが終わり頂上まで上って来た時は標高1908mで、息が苦しいというよりは『さっきの砂利のコースは凄かったな〜』という感じでした。そこから少し下ると100㎞の第1関門(23㎞)に到着。


そして第2関門(42㎞)へ向かって上って来た分、下りもあり第2関門は42㎞の部のゴール地点でもあって走り終えた太田選手が待っていてくれました。エイドで水分をとり太田選手に何番だったか聞くと『2位だったよ〜』と結果を聞いて次の第3関門(50㎞)へ走り出しました。


この地点でかなり暑くなってきたので次のエイドで水をかぶるようにしました。50㎞までも少しアップダウンがありながら100㎞の半分!フラットのコースなら前半の50㎞はアップ、後半の50㎞で勝負にでますが、さすがに今日は勝負に出てしまったらゴールまで辿り着けないと判断しジワジワと力を発揮していく事にしました。

後半50㎞

70㎞過ぎから難所の馬越峠が待ち受けているので、馬越峠を登りきるまでは体力温存と自分に言い聞かせ、下りがあろうがペースは抑えめにして走りました。

60kmくらいにシャワーミストがあるエイドステーションで水をかぶらずシャワーミストで体を濡らしました。『気を抜くな!ここからだかな!!』と応援して頂いた地元の方にここからのコースなど聞き少し談笑しながら難所である馬越峠へ向かいました。

馬越峠までの約10㎞は日陰がほぼなく登り基調のアップダウンが続き第4関門(71㎞の部ゴール地点)に到着。

ここで3連覇をかけて走っている能勢選手のお友達が待っていて応援いただきました。そしてコース最大の難所と言われる馬越峠へ向かいました。この峠は79kmまで続くクネクネ曲がった長いゆるやかな坂でしたが、ここまで走った疲労で歩くような速さになりました。途中6回くらい歩きましたが、馬越峠にさしかかる時に同じくらいの位置を走っていた男子選手に励まされ何とか馬越峠頂上まで辿り着きました。頂上のエイドステーションで後ろを振り向きましたが女子選手は誰もいなくて、かなり開いたと確信しました。

馬越峠は79㎞地点で少し下ればもう80㎞。足は前太ももが筋肉痛の状態でしたがラスト20㎞は下りでペースを上げ、上りは遅くても良いからなるべく歩かない。それでも歩きたいと思ったら歩く。と今の体と対話しながら進みました。だんだん距離も減り、残り15㎞、10㎞、5㎞、3㎞、2㎞とゴールが近づいてくる度にボランティアスタッフさんにたくさん応援して頂き1㎞きった時には走り終えた選手の方が応援してくれて長く苦しく、でもそれが楽しく面白いと思う自分がいると思いながら9時間35分46秒の1位でゴールテープをきることができました。

今回、今までに経験した事がない高地でのウルトラマラソンを走れて本当に良かったと思います。世界選手権メンバーも、それぞれ優勝、準優勝する事ができたので尚更、嬉しさが倍増しました。また機会があれば参加したいと思った大会でもあり地元の方の温かい声援やエイドステーションの充実さを感じた大会でした。

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【今回使用したアイテム】

アグレッシブデザイン

*顔だけに使用したため、顔以外は日焼けして痛い。

→肌が出ている首、肩、腕や脚だけではなく、背中や肩など日差しを受けやすい箇所はウェアの下にも塗れば疲労度は全く違います。

アスリチューン

*エナゲイン(通称    赤)→スタート30分前

*ポケットエナジー(通称    黒)→20㎞、60㎞で使用

*スピードキュア(通称    青)→レース直後に使用

その他 補給について

エイドステーションでは、暑かったので、コーラ、三ツ矢サイダー、VAAM、水などほとんどの水分を取りました。そして、時々、梅干やバナナ、オレンジ、塩を食べたり舐めたりしました。また塩熱サプリを1個使用、VESPA HYPERを1個使用しました。

Salomon soft flask 150ml

次のエイドまでの繋ぎの水分をいれて少量づつ飲みました。

【サロマ湖に向けて】

今年のサロマ湖は昨年に比べて暑くなるのではないかと思ってます。気温が上がっても落ち着いてレースを上手に組み立てて行けるようにしたいと思います。

そして今年は世界選手権がないのですが、来年に向けて良いステップになるようにしたいと思います。







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