練習不足だった。根性なかった。で終わらせない。〜客観的にレースを振り返る〜

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昨日の週末練習会は織田フィールドで開催しましたが、数日前までダウンジャケットを着ても寒かったのが嘘のような暑さでした。

40分間走+20分間走+1000mと、動き作り、フォーム作りをしましたが、いつもなら楽に走れるペースを保つのが大変でした。

それでも今まで出したこともないようなペースで走ったメンバーも何人かいますが、フルマラソン当日がこんな急に暑くなったら大変だね。なんてメンバーと話していました。

昨日は静岡マラソンやびわ湖毎日マラソン、鹿児島マラソン、ヨロンマラソンなどフルマラソンだけではなく、立川ハーフマラソンなどたくさんの大会が開催されましたが、思うような走りが出来なかった方が多かったと思います。

秋であれば、昨日の気温でも暑い夏を経験した直後なので順応できると思いますが、数日前まで風が吹いたら体感温度が氷点下になるような中で練習していたランナーが大半ですから厳しいです。

ウルプロメンバーにもPB出せると自信を持って挑んだが果たせず、あまりに情けなく、しばらく放心状態になったとか、不調でないのにペースがかなり遅く、それを修正できないままレースが終わってしまった。日々の疲労の蓄積だったのかは分からないが不甲斐ない結果で落ち込み悔しいです。と言った声もありました。

(昨年の静岡マラソンのスタート直後)

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Facebookを見ても、練習不足だったとか、根性なかったとかいろいろ目にしますが、客観的にみて今日の気象条件で自己ベストが出せる方は、ランニング歴の短い方か、最近急激に力を伸ばしてきた方です。

実際、練習不足だったのか、根性なかったのかは分かりませんが、

タイムが悪い=練習不足

後半失速=根性がない

で終わらせないでください。

マラソンはアウトドアスポーツですから、結果は気象条件に大きく左右されます。昨年の横浜マラソンのように中止になることもあります。極寒だったり猛暑だったり台風並みの強風だったりすれば同じコースでもタイムは落ちます。

客観的にみて、自分がその目標タイムで走るには練習不足だったと思うなら足りない部分を練習して高めていけば良いと思います。

ただ、私の記事を読んでる大半の方は、仕事においても家庭においても責任ある年代の方が多く、練習不足だったからと容易く練習時間を増やすことは難しいのでないでしょうか?

その方々がさらに練習時間を増やそうとしたら、仕事や家庭を疎かにしたり、睡眠時間を削るなどの無理が生じることもあります。

そのような無理は長く続きませんし、何か大切なモノを失うことにも繋がりかねません。

(昨年の静岡マラソン終盤)

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その前に考えて欲しいことがあります。

ホントに今回の自分は力不足だったのか?目標達成する力がなかったのか?です。

もちろん結果には繋がっていません。それは客観的事実です。

ただ、先週の東京マラソンのような気温だったらどうだったか?自己ベストで走った◯◯マラソンと同じ気象条件だったらどうだったか?と考えてみてください。

それなら自己ベストが出せたかもしれない。最近力が付いてきてるのは実感していると思えるなら無理に練習量を増やすことはないと思いますし、ガッカリすることもありません。

良くないのは、力が付いてきている実感があるのに、悪条件も重なり思うような結果に繋がらないと、自分が積み上げてきた練習や力に自信が持てなくなることです。

レース展開を振り返ると、前半のペースは涼しい時ならストレスなく走れるペースであって、昨日のように気温が高いとオーバーペースだったかもしれません。実際昨日の練習会で普段はさほど意識しなくてもキープできるキロ4が、頑張らないとキープ出来ませんでした。体感的には10秒速いペースで走っていると感じました。

昨日で春のフルマラソンは終わった方もいるでしょうが、来シーズンに向けてこのレースの振り返りは凄く大事なことです。

少し実例を紹介します。

練習不足だった。根性なかった。で終わらせない。〜客観的にレースを振り返る〜 続編 ウルプロメンバーの実例①



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