イメージ通りに動くために必要なこと②

 

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今回、フォームが変わった、試行錯誤していたことが繋がったと体感しているのは、Wさんだけではありません。感じ方は様々ですが色々感じたと話しています。

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(今年入会時フルマラソンPB 4時間16分のHさん)

短時間でフォームが大きく変わったのは、小手先の技術を教えたのからではありません。それぞれのメンバーが、これまでに積み上げてきた試行錯誤や努力があったからこそです。
ウルプロ練習会で一番伝えたいことは効率的に走ることです。

それはフォームだけではなく、レースマネジメントや、アイテムに至るまで様々です。

そのどれもが伸びしろに繋がります。

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(今年入会時フルマラソンPB 3時間46分のHさん)

ベテランの市民ランナーになると経験からレースマネジメントやアイテムの選び方は上手になりますが、フォームを少し意識したらもっと楽に走れるのに・・。と感じるランナーは多いです。

特に4時間より遅いランナーには大きく後傾したり、脚を前に投げ出すフォームだったり、腰が落ちた上下動の激しいフォームだったり、伸びしろ満載のランナーは多いです。

また、もう少し速いランナーには、

接地は爪先から?踵からか?

腕振りは前に引く意識?後ろに引く意識?

ピッチ走法が良い?ストライド走法が良い?

など白黒をつけたい方が多いです。

一方が正しければ、一方は誤っている。と考える方も少なくないです。

でも、白か黒か、0か100かではなく、Aさんは20くらいがちょうど良いかもしれないし、Bさんは50が走りやすいかもしれません。ランナーにより正解は異なり、絶対的な正解はないのです。

意識して欲しい動きで走ると、爪先接地になる方もいれば、踵接地になる方もいます。

意識して欲しい動きで走るには、腕を前に出すことを意識すれば走りやすい方もいれば、腕を引いた方が走りやすい方もいます。

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(ウルプロ初期メンバーのKさん)

ウルプロで、意識して欲しいと伝え練習しているのは、身体の真下で接地することです。

これはトップランナーでも初心者でも大事なことで、この動作をスムーズにするために何をしたら良いか?を判断基準にしたら大きな間違いはないと感じています。

そのために毎回動き作りをしています。

メンバーは身体の真下で接地するためにはどう身体を動かせばよいか試行錯誤するうちに、自分の身体の動きが段々分かってきます。そしてトレーニングを繰り返すうちに、自分がどう走っているのか、映像として把握できるようになってきます。

ただ、どう動かせば良いかが分かっても動かせないことはありますし、動かせたとしても、長い時間繰り返すことが出来ないこともあります。

そのため、スクワットやレッグレイズ、腕振りを組み入れたシンプルなウルプロサーキットトレーニングを午後練を中心にしています。また定期練習会でも走った後にスクワットを取り入れていますし、メンバーの多くは、自宅でも継続反復してトレーニングをしています。

動かし方が分からないと、そもそも動かすことは出来ませんが、動かし方が分かっても動かせる身体でないと動かせません。

なぜ動かせないかと言えば、脳からの伝達が身体にうまく伝わらないのです。そのような方に効果があると思うのは、筋肉がどう動いているのかを体感してもらうことです。ウルプロサーキットトレーニングはその辺りの要素も組み込んでいます。

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(ウルプロ初期メンバーのYさん)

今回メンバーに伝えた『膝を前に出す意識』を持ち走ろうと思っても、体幹がしっかりしていないとフォームを保ち続けることはできません。また前に出すと伝えながらも実際は太ももは上に上がりますから、その動作をスムーズに行うために、太ももや腸腰筋の筋力も必要です。

その筋力がない状態のメンバーに、この動作を伝えたとしても動けません。

ウルプロサーキットトレーニングは、筋力や筋持久力、持久力を鍛えるだけではなく、動きを作る、フォームを作ることを主眼においています。別の機会にご紹介します。

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(今年入会時フルマラソンPB 4時間57分のWさん)

明日の練習会でも行う予定です。

ウルトラプロジェクト練習会日程はこちらです。

1回のみ体験参加は可能ですので、Facebookページのメッセージにてご連絡ください。(参加費2000円 そのままレギュラー会員になる場合は無料です。)

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