川の道フットレース254KM⑦〜膝裏の痛みは早歩きが原因。走りでもオーバーストライドランナーは要注意〜

川の道フットレース254KM⑥〜今回の失敗は経験値アップに繋げる〜

<スポンサーリンク>


□CP22(長岡市・大手通交差点)192.2km

区間距離 : 14.6km

区間タイム: 3時間19分

区間ペース : 13’37/km

いよいよこの区間に右膝裏に痛みが出てきてしまいました。スタート前にザックリ考えていた、CP22の到着予定時刻は4日の14時でしたが、実際の到着は18時48分ですから5時間近く遅れてはいますが、この区間からさらに大きく遅れていきます。

痛みが出てきたのは長岡市街に入った辺りだと記憶してます。ゴールまで残り70km辺りです。

そこまではジョグは出来ますが、あえて早歩きをしていましたが、それを続けたことが痛みの原因です。今にして思えば走ったり歩いたりすれば良かったと思ってます。

100kmマラソンでも、アップダウンの厳しい野辺山ウルトラなどでは心拍数で管理して戦略的に歩くことはありますが、心拍数が戻れば走り出します。今回のように延々と早歩きしたのは初めてだったのです。レース中に膝裏が痛くなったことはありませんから、普段してないことが原因だと気付き、そこからは普通の歩きに変わりました。というより痛くて早歩きは出来なくなりました。。

<スポンサーリンク>


なぜ膝裏にきたかと言えばシンプルなことです。負担がかかり続けたのです。

スピードはピッチとストライドで決まるのは、走りでも歩きでも一緒です。

今回はピッチを上げて歩いていましたが、それに合わせてストライドも広げていました。ストライドを伸ばそうとすれば脚は伸びます。シューズの部分を前に振りだす動きになります。そのように動かしていただければ分かると思いますが膝裏は伸びます。

短い時間なら大丈夫でも、今回はそれを延々と繰り返したのです。

今回の私のような歩きではなく、走っていて膝裏が痛くなる方もいると思いますが、同じような原因で痛みが出ることもあります。

脚を投げ出すようなフォームになると膝裏は伸びます。それもジンワリ伸ばすのではなく、一気に伸ばすわけです。これを繰り返すわけですから痛みになるでしょう。

また、脚を振り出す動きだと、接地時に上体は後ろに残りやすくなり、ブレーキがかかり身体は沈み込みます。そして沈み込んだ身体を持ち上げるのにフクラハギも多用します。フクラハギが張れば膝裏に伸びている筋肉も引っ張られます。

膝裏が痛くなる方はこのようなフォームになっていないかを確認してみてください。

そんなことを今回のレースを通じて自分で体験することになるとは思いませんでした。

私の場合は歩きですから身体の沈み込みはありませんが、振り出すような動作をしていたのでしょう。そして接地時に素早く上体を乗せるよう動きを繰り返し行なっていたのも原因でしょう。

色々気づきのある大会となりました。

<スポンサーリンク>


まだ歩けるし、制限時間までたっぷり時間はあるのでやめる(DNF)選択肢はありませんでした。

ただ悪化させることは避けたかったので、故障しないでゴールするために何をすれば良いか必死で考え行動しました。

まずはフクラハギから膝裏の上までテーピングを貼ろうと思い、街中なのでドラックストアはあるだろうとコース沿いに探しましたが見つかりませんでした。その時、Google マップで調べて少しコースを外れても買えば良かったと繁華街を外れてから思いました。

また、ケガや体調不良に備えて救急アイテムなどはザッグに入れていましたが、なぜか普段なら奥武蔵のロードを走る祭にも持っているテーピングが入っていない。これも前話に書いた失敗の続きです。

川の道フットレース254KM⑧に続きます。

川の道フットレース254KM⑧〜非日常を楽しむ。その気持ちが大事〜



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA