ストライドを伸ばし効率よく走りたいランナーとのパーソナル  その1

(8月初旬に行った2回目のパーソナルレッスン中の画像)

6月下旬と8月初旬の2回パーソナルレッスンを受けたNさんがどのように変わってきたかを紹介します。

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【レッスン前の状況】

初回レッスン前に、なぜパーソナルを受けたいかを質問した用紙にはこのようにありました。

フルマラソンを3時間40分台後半でゴールする走力があるのですが、そこから全くタイムが伸びないのが悩みです。

1分間に200~210歩も刻むピッチ走法で走っており、ストライドがとても狭く、広くしようとすると息が上がって長く走れません。その辺りを何とか改善できないかと思ってます。

 

Nさんのベストタイムは2012年の名古屋ウィメンズマラソンで出した3時間42分で、ハーフマラソン1時間42分、100km11時間38分も同年に出したタイムですから、もう5年以上更新出来ていないのです。

練習は平日にインターバル、週末にペース走、その他週2-3回繋ぎとしてジョグをしているとのことでした。

そして目標は、フルマラソンでサブ3.5をしたいと書いてありました。

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【初回レッスン】

まず一緒にジョグしながら、書いてもらった内容について、もう少し詳しく聞いて、また具体的にどうなりたいか?など質問しました。中々言葉にするのは難しいようでしたが、会話をするなかでNさんの希望などいろいろ見えてきました。

また走りのリズムや身体の使い方なども合わせてチェックしました。

かなりピッチが速いのも分かりましたが、接地時の足音で問題点など分かってきました。

フォーム自体は左右差や上下動は小さく、周りから効率良い走りですね。と言われそうなフォームです。実際は効率悪いのだけど。。

ジョグ後に動画撮影をしました。

自己ベストの出ていない5年間もかなり頑張っているから、もうこれ以上何をしたら良いか分からないと思った時に、私のブログを読んでパーソナルを受けたいと思ったとのことでした。

動画を見てもらい、感じたままを自分の言葉にしてもらい、自分はどう走りたいのかも言葉にしてもらいました。何となくでは具体的に言葉にすることで課題は明確になってきます。

私が感じたことは、速く走るためにとにかくピッチを速めようという意識が大きいことです。

もちろん、スピードはピッチとストライドで決まることも分かっていて、ストライドを伸ばす努力もしたようですが身につかなかったようです。

ピッチを速めるのは良いことですが、接地時間を短縮するあまり地面に十分な力が伝わらず、また骨盤もスムーズに動いていません。いろいろ改善点はありますが、まずここを意識してもらうことにしました。

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顔や胸、脚は正面を向けたまま、骨盤を動かす運動です。最初はほとんど動きませんでしたが、徐々に動きが出てきました。

 



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