9/20 ウルプロ午後練  〜フォーム改善の第一歩は自分を知ることから〜その1


信越五岳100mileの疲労抜きを兼ねて、木曜日から土曜日まで箱根、修善寺の温泉にきて静養してます。

その前日の水曜日はウルプロの午後練と定期練習会を行いましたが、定期練習会については既に記事にて紹介しました。

9/20 ウルプロ練習会 〜5KMビルドアップ×2 + 坂道インターバル 〜チャレンジSUB3.5もスタート〜

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その定期練習会前に織田フィールドで午後練を行いました。

今回の午後練は普段定期練習会に参加しているメンバーが何人か初参加しました。

ウルトラプロジェクトに入会した方からよく聞くのは、前から凄く興味があったのだけど、ウルトラマラソンはしないし、練習のレベルも高すぎてついていけないというような話です。

全くそんなことはありません。ウルトラマラソンや、トレイルレースに出る出ないは本人の目的次第だし、フルマラソンのタイムが5時間くらいだった時に入会したメンバーもたくさんいます。

定期練習会はだいたい4グループに分けていて一番遅いグループはサブ4を目指すくらいですが、サブ4.5を目指すくらいのメンバー向けの負荷にも対応できます。

さらに午後練は初心者にも参加して欲しい練習会です。中々平日午後開催ですから参加できる方は限られますが、参加できる方はお問い合わせください。

さて今回の練習会は芝生でのウォーキングからスタートしました。

アップウォーキングをしっかりしながら、スピードを上げてもらったりしました。その時に身体がどう動くかなど自分自身の身体に注意してもらいました。それからどう動いているかを言葉にしてもらいました。

そこから動き作りに入る前にまずトラックを軽く走ってもらいました。そこで動画を撮りました。

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普段午後練に参加してないメンバーは自分のフォームを見る機会は少なく、フォームの動画を見て少なからずショックを受けていました。

そして全員に、自分のフォームをどう思うか?自分の理想のフォームとどう違うか?近づけるにはどうしたら良いか?など話してもらいました。

その中で後傾してる点を気をつける。後傾しないように意識する。と話したメンバーが何人かいましたが、後傾しないように意識するにはどうしたら良いか?と質問すると明確な答えは返ってきません。

そもそも後傾するのは癖ですから、漠然と意識しても変わりません。そこで、後傾以外の対策が必要な方もいましたので、それらのことを含めていくつかの動き作りをしました。

軸を意識するための動き作りや、骨盤を動かしやすくするためのトレーニングをしたり、

肩甲骨の動きを意識しながら腕振りをしてもらいました。


走るとはバランスを崩すことだと私は思ってます。その辺りについていくつか試してもらって身体で理解してもらいました。

この画像のように倒れこんでもらいました。これは前方にバランスを崩した状態です。

脚が出て上体の真下で接地をしてスムーズに身体が動いていきます。

そのあとトラックを走ってもらいスムーズに体が進むことを意識してもらったりを繰り返していきます。

頭で理解して、身体を動かし、どう変わるのかを意識してもらう。そのインプットをアウトプットして整理していく。そのレベル感は他のメンバーが聞いて理解できるとこまで高めてもらっています。

これがウルプロ流です。

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短い時間ですが、なんとなく分かったでは終わらせないようにしてます。全ては分からなくてもある部分についてはしっかり体感できたことを目指しています。

また、前回の練習会で伝えたことをメンバーに説明してもらいます。

私と同じことをいう必要はないのですが、間違って理解していた場合にアドバイスできます。

メンバーからは練習会で、ランニングでこんなに頭を使ったことはない。とよく言われます。

ウルプロメンバーには脳科学の研究者がいますが、彼は、頭と身体を同時に鍛えることは非常に効果が高いことが立証されていると話していました。

 



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