1000mPB更新もサブ3ならず。〜ウルプロメンバー7人全員PB更新〜②

昨日開催されたパワーブリーズカップに参加し、1000mで自己ベスト更新しました。

3分02秒05

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今朝、主催者から下記リザルトが送られてきましたが、それを見て思ったことがいくつかあります。

2020年11月3日(火)リザルト速報

昨日の書いた記事の中で、ラップが36″02 - 73″60 - 72″43だったことに対して、中間走が悪かったと書いていますが、私の前にゴールして3分切っている方々のラップを見ると軒並み2周目は落ちていました。

もう少し具体的に書くと、私は3組目21人がスタートした中で9位でしたが7位までが3分切りしました。その7人の中で600m通過タイムが1分48秒(3分ペース)以内のランナーは2人だけだったのです。

例えば

3位の選手

600m通過 1:48.46 →ラスト1周1:10.17で2:58.62

7位の選手

600m通過 1:51.07→ラスト1周1:08.61で2:59.68

私(9位)

600m通過 1:49.62→ラスト1周1:12″43で3:02.05

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中間走が悪かったのではなく遅い展開で進んだ中でラストの切り替えが出来なかっただけです。もしくは私より先着した選手と600m時点での余裕度が違ったのでしょう。

これフィニッシュですがタイムは取ってないのに無意識にボタン止めようとしてます。また駆け抜けるように走れば0秒2くらいは変わるかもしれません。私の場合は今後3分切れたとしてもギリギリの展開になるのだから、0秒1どころか0秒01に泣かないように無駄な動きはなくしていきたい。

さて、1000mのフィニッシュ後、1時間少々で1500mの召集時間になりますが、1000mで全力を出し切ったので、尻周りの張りは強いなど身体のダメージだけではなく、もう一度気持ちを上げて集中するのは中々難しく1500mは自分を追い込むことなく何となく終わってしまいました。

複数種目を予選、決勝というように一日複数レースを走るアスリートはこの気持ちの切り替えなど凄いと思いました。

ただ、1500mのスタートまでの間に、1000m4組目や1500m1組目の応援をし、自分の次のレースに向けて集中する時間がない中でゼッケンと計測チップの付け替え、ダウンジョグ、脚などマッサージ、エネルギー補給、流し(刺激入れ)をして1500mに備えました。

1500mもあまり走ったことはなく、自己ベストは2年半前に出した4’54.70ですが、このタイムは中学生の時のタイムを40年近く経って更新したものです。

このタイムを更新したいと考えて今回1500mにエントリーしましたが、予想通り尻がバキバキに張っていて、走ってみないとどのくらい走れるのか分からない状態でした。それでも1周78秒なら行けるのではないかという思いもありました。

結果は4:57.99と辛うじて4分台に滑り込み自己ベストには3秒以上及びませんでした。

ラップ 58.8 - 78.69 - 83.66 - 76.84

最初の300m58秒8、そしてペースを維持して700mまで走り2周目のラップは78秒69。ここまでは順調でしたが、徐々に身体の動きが悪くなりペースダウンは分かっていましたが80秒を少し越えた程度と思っていたけど、なんと83秒66まで落ちてました。

ラスト400mで80秒切らねば5分台になってしまい、これはマズイと徐々に上げてラスト200mで切り替えてこの1周は76秒84でカバーし何とか4分台に滑り込みました。

ラップが示す通り、3周目にタイムを落とした時に何を考えていたのか記憶は薄らいでいますが、間違いなくラストの周回でスパートするために、多少3周目は落ちても構わないと言う気持ちが働いたのが原因です。そのように考えると私の場合は身体が起きやすく推進力が落ちるのでペースは落ちます。しかし5秒も落ちていたとは驚きでした。

さて、前回少し書きましたが、ラストの直線の動画から肘が最も後ろにいったところでキャプチャーした画像ですが、左右差がこれだけあります。

リハビリ中の右

正常な左

右は代償動作が入って上体が引っ張られてしまっています。また腕振りに左右差があるので、接地で地面を押す時にも左右差がでます。腕振りの長さが違うのだからリズムがずれることもあり、上半身と下半身の連動がズレることもあります。特にペースを少し落とそうなどと考えた時にはタイミングがズレるので、700mから1100mはそのような走りだったのでしょう。

何はともあれ、タイムを出しにくい状態の中で4分台で走れてホッとしました。

今回の感覚だと、1500m1本に絞ったら4分45-48秒(1周76-77秒)くらいは出せそうな感触はあります。現在54歳半ばに来ましたが、同年代でも速いランナーは速い。例年なら1000mや1500mなど走ってないと思いますが、こんな年があっても良いでしょう。

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さて、今回私以外に6人のウルプロ®︎メンバーが1000m、1500m、5000mを走りましたが、全員自己ベストを更新しました。

  • 1000mで4分12秒から3分53秒と大きく伸ばした女性メンバー
  • 1000mで3分12秒、3分13秒と相次いで自己ベストを更新してゴールに飛び込んだ二人の男性メンバー
  • 先月、初めて5000mで19分台を出して、今度は1500mを5分32秒で走り年代別1位になった女性メンバー
  • 先月、5000mで20分02秒の自己ベストを出し、ハーフマラソンでも先週自己ベストを出すなど力をつけてきた女性メンバーが今回は19分40秒と大きく自己ベスト更新
  • そして、5000mで18分39秒の自己ベストを出した50代男性メンバーはコロナ禍で練習会を中断した後に参加した練習会では全く走れませんでしたが、試行錯誤する中で調子を上げてきました。

今回のレースは自分のタイムより、いつも頑張ってるメンバーがタイムと言う目に見える形で自分の成長を確認できたことが嬉しいです。

しかし、7人全員が自己ベストというのは中々凄いことだと思います。

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その他のレースや練習会でも自己ベスト更新するメンバーは少なくありませんが、その走りを支えているのはフォーム改善と体幹強化です。特にメンバーの体幹が強くなったことは練習会で走りを見れば分かります。

コロナ禍で練習会を休止していた時にスタートしたウルプロ®︎OTSは、練習会を再開してからも、練習会のない日にはほぼ毎日開催し、毎回20人前後のメンバーが参加しています。既に133回開催しているので延べ参加数は2,500人以上になっています。

続けるためにはいろいろ工夫が必要です。そして大事なことは何のためにOTSに参加するのか目的を明確にして、継続することで自分の身体はどう変化し、走りはどう変わるのか?を伝え、感じてもらうことです。

ひたすら走るだけでもタイムが伸びる時期はありますが、それでは徐々に伸びなくなり、そして落ちて行きます。そこに年齢や体力の問題も関わってきます。

ウルプロには20代から60代まで幅広い年齢のメンバーがいますが、タイムが落ち始めてもう何年もたち自己ベストどころではないが、何とかもう一度自己ベストを出したい。故障ばかりで走るのが辛い。痛みなく走りたい。タイムは伸びなくても良いが健康に走り続けることができる走り方に変えたい。と言った課題を持ち入会する方が多いです。

ひたすら走るだけではなく、フォームを改善し、そのフォームを保つために必要な筋力をつけていく。そして成長する自分自身を楽しんでいく。そのような取り組みをすることでそして50代、60代のランニング歴の長いメンバーが自己ベスト更新しているのです。

また、10kmまでしか走ったことがないとか、フルマラソンを走りきったことがないと言った経験の短い方が入会して大きく伸びるケースもあります。

ここまで読んでピンときた方はfacebookページのメッセージにてお問い合わせください。また定期的にパーソナルレッスンを受けている複数のメンバーが今回自己ベスト更新しましたが、ウルプロメンバー以外の方のパーソナルレッスンも日程が調整できれ可能です。

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