100m17秒02〜エリウド・キプチョゲ人類初の2時間切り達成〜

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いつかは切ると思ってましたが、INEOS1:59でエリウド・キプチョゲが遂にサブ2を達成しました。

公式記録ではないので、自身が持つ世界記録更新ではありませんが、人類が初めて42.195kmを1時間台で走った瞬間です。

風除けにも利用しているペーサー配置や、シューズは補給など詳細はこれから続々と出てくるでしょうが、ちょっと違った観点で掲載します。

今回のタイム1時間59分40秒2を平均すると100m17秒02です。

100mの世界記録はウサイン・ボルトの9秒58で、日本記録はサニブラウン・アブデル・ハキームの9秒97ですから、短距離として考えた17秒02は速いタイムではありませんが、このペースで42.195kmを走ることは考えると凄まじいペースです。

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このペースで距離を伸ばしていくとこのようになります。

400m 68秒08

私自身、なんとか走れるペースです。

1000m 2分50秒2

私は無理ですが、このタイムで走れる市民ランナーは限られてきます。

1500m 4分15秒3

ウキペディアで調べてみると男子の記録はこちらです。

世界記録 3分26秒00

日本記録 3分37秒42

日本高校記録 3分38秒49

日本中学記録 3分49秒72

今の中学生や高校生の速さには驚かされます。

また全中陸上(全日本中学高陸上選手権)の参加標準記録は4分08秒50です。

女子の記録を調べると

世界記録 3分50秒07

日本記録 4分07秒86

日本高校記録 4分07秒86

日本中学記録 4分19秒46

日本の女子中学記録は超えてしまいました。

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5000m 14分11秒

世界記録 12分37秒35

日本記録 13分08秒40

日本高校記録 13分39秒87

日本中学記録 14分32秒44

IAAF(国際陸連)のページで調べるとこのタイムは2018年日本ランキング244位相当です。

10000m 28分22秒

同じく2018年日本ランキングに当てはめると21位相当で、世界ランキングは157位です。

ハーフマラソン 59分50秒1

日本記録は設楽悠太選手の1時間00分17秒ですから、このペースでハーフ地点まで走った日本人選手はいません。2018年世界ランキング28位相当ですから、2人のランナーが交代でペーサーをするとしてもできる選手は限られてきます。

こちらは5月8日 AFPの記事です、

王者キプチョゲが世界陸上を辞退、マラソン2時間切りに再挑戦へ

どのようなチャレンジなのかはこちらの記事が分かりやすいです。

“2時間00分25秒”キプチョゲが再びサブ2挑戦。「イネオス1:59チャレンジ」開催

 

このペースでどれだけ走れるか?試してみるのも面白いでしょう。

私は今なら500m前後で力が尽きると思いますが、それを600m、700mと伸ばしていくことができればそれにつれて走力も高まるように思います。

IAAF国際陸連2018年世界ランキングから見た日本人選手の実力

 



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