VO2maxとAT値が10%程度アップしました。〜心肺機能向上に向けて〜後編

VO2maxとAT値が10%程度アップしました。〜心肺機能向上に向けて〜前編

VO2maxとAT値が10%程度アップしました。〜心肺機能向上に向けて〜前編 から続く

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またAT値は関しては38.4ml/min/kgと昨年の34.2と比べても上がっていますが、こちらは非常に高いと言われました。

AT値とは無酸素性作業閾値のことで、有酸素運動から無酸素運動に切り替わるポイントです。無酸素運動は長い時間は走れません。

負荷がかかれば、その分酸素を必要としますが、その必要量の効率が悪くなり始める分岐点と考えたら分かりやすいかもしれません。右下のグラフだと、途中まで真っ直ぐ右上がりでいって途中から少し角度が変わってきます。ただ左下だと分かりにくいですね。ほとんど直線に見えます。

この38.4ml/min/kgという数値が高いというより、最大酸素摂取量52.3ml/min/kgの73.4%というのが高いようです。またこれは最大心拍数の◯%とは違う話のようです。

AT値に関しても昨年の自分と比較して、12%上がったことはトレーニング効果が高まったということです。

また標準的な方のVO2max 35.1ml/min/kgより、私のAT値の方が高いという見方をすると自分の特性が見えてきます。標準的な方が苦しくて苦しくてもう無理という負荷で私は脚やエネルギーが終わらなければいくらでも走れるということです。

*この測定費用は1650円です。ただし予約は取りにくいです。

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今回は昨年との比較をしたかったので、このような測定をしましたが、ここまでしなくても普段の練習で心拍数を測定することで、呼吸がきつくなり始める心拍数はどのくらいか?など分かってきます。そしてその心拍数をキープして走れるスピードも分かってきます。そして効率的に走れるランニングフォームなどを見つけることで、同じ心拍数で走れるスピードは上がってきます。

そのためには、ある程度のレベルになってきたら、心拍数を把握した練習を取り入れた方が良いと思います。

注意点として手首で測る心拍計は人によってはかなり高い数値が出てしまいます。もちろん比較的正確な数値が出る方もいます。これはメーカー関わらず構造上仕方がないようです。そこで正確な数値が取りにくい私は胸につけるベルトで計測しています。ただ、高い数値が出てしまっていても、その数値が毎回安定しているなら、その数値を基準に考えてしまえば良いです。

話を戻して、私と同じ50代のランナーでも福岡国際マラソンの参加資格タイムをクリアしているランナーはいますし、私より速いランナーはたくさんいますが、DUVウルトラマラソン統計の記録を調べて作成した2017年の50歳以上の日本ランキングでは、100km 11位、24時間走 1位と自分でも健闘していると思っています。

2017年 100km・24時間走日本ランキング(男子)〜シニアランキングも掲載〜

これは小さな馬力のエンジンだけど、効率よく走れているからだと思います。この特性は残しつつ、さらに記録を伸ばすにはエンジン出力を上げること。すなわちVO2maxを上げることをこの半年間は取り組んできました。その成果が青梅マラソン10kmでの自己ベストです。

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青梅マラソン10kmでPB!!〜心肺機能向上してきたかも〜

何をしたかと言えば、現在掲載中の50代でも自己ベストを出すためにシリーズでも紹介していきますが、心肺機能を高めるための適正な練習強度での練習をするとともに、低酸素ルームで行う高地トレーニングと、心肺機能を高める効果を期待してCoQ10とブラックジンジャーが配合されたCCP (CATALYST CARDIO PERFORMANCE)を毎日飲んでいます。

開発者のページによると、CoQ10は抗酸化作用がある物質として知られ、特にミトコンドリア中に多いので運動で酷使されるミトコンドリアを守るのには効果的です。ミトコンドリアは心臓に密集していますので、心臓のポンプ機能を高めることで心肺機能の向上が期待され、ブラックジンジャーには血液をサラサラにし、血管を拡張することから心肺機能の向上と、Sirt1遺伝子という遺伝子を活性化することによりミトコンドリアの数が増えるという報告があると書かれています。

その他の無駄な脂肪を減らすなどの効果も狙っているようですが、私が使用した理由は心肺機能を高めたいからです。

もちろん、低酸素トレーニングで行う高地トレーニングと、このサプリメントの効果が、今回のVO2maxやAT値の数値向上に繋がったのかは分かりませんが、これからもしばらく続けて行くとともに、できることは色々試していこうと思ってます。

以前書いた記事です。

CCP (Catalyst Cardio Performance)の4つの狙いについて私の体感



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