7日間で100kmレース2回優勝!!〜仲田光穂〜

画像提供(全ての画像):仲田選手

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9月末で緊急事態宣言が終了し、10月からは多くの大会が開催されるようになりましたが、一部のウルトラランナーの中で驚愕の出来事が起こりました。

驚愕なんて書くと大袈裟な感じがしますが、これから書くことを読んだらウルトラマラソンの経験がある方もない方も驚くでしょう。

それは、このページで何回か紹介させていただいた仲田光穂選手の走りです。

仲田選手は、3月の小江戸大江戸200Kで男子含めて前人未到のサブ20(20時間以内)19時間33分15秒のタイムで優勝すると、5月の川の道フットレース251kmも男子含めた過去の大会記録を大幅に更新するタイムで優勝しました。

小江戸大江戸200kは同時開催で小江戸と大江戸がありますが、驚くことに小江戸90kの優勝者と、大江戸ナイトラン115kの優勝者2人がタスキリレーをしたとしても仲田選手のタイムが速いのです。

  • 小江戸(91.3km)タイム 7時間32分31秒(小江戸優勝タイム 7時間59分01秒)
  • 大江戸(115km)タイム 12時間01分44秒(大江戸優勝タイム 12時間34分15秒)

そして川の道フットレース251kmは25時間14分03秒で2位(男性)に4時間差をつけて優勝。大会記録を約6時間更新しました。

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そのため、少々のことでは驚きませんが、今回の結果には私もビックリです。

10月3日(日)第8回津南ウルトラマラソン100km(累積標高2,530m)

8時間19分53秒 女子1位(男子含め3位)(大会記録)

10月9日(土)柴又100K(公認大会)

7時間40分06秒 女子1位(大会記録)・・・自己ベスト

津南は、累積標高が2,530mもある上り下りしかない難コースですが、そこを昨年自身が出した大会記録を更新して優勝しました。それから6日後の柴又100Kを走ることだけでも大変だと思いますが、その大会を7時間40分の大会記録で優勝したのです。

柴又100Kのコースは河川敷なので、津南とは対照的でほぼフラットです。ただ日差しを遮るものがなく、また強風に悩まされるコースです。男子100km世界記録保持者の風見尚選手が6時間31分47秒の大会記録で優勝しましたが、自身のもつ世界記録と比較すると22分遅れのタイムです。参加したランナーから暑さと風がキツかったとの声を聞きますが、そのコースで仲田選手は自己ベストを更新したのです。

アップダウンの大きい山岳コースで大会記録、フラットだけど風や暑さの厳しいコースでも大会記録。しかも1週間の出来事なのです。

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今回、両方の大会を走った感想を聞きました。

津南ウルトラマラソン

雄大な景色と関わる方々との交流を楽しみに参加していますが、昨年の自分の記録は超えたいと思っていました。
暑さか飛ばしすぎたか70kmで身体が動かなくなり、2km歩いてしまいましたが、復活しラストはペースを上げ、そして楽しく笑顔でゴール出来ました。結果的に昨年の自分の記録を少し超えられて良かったです。
また、ゴール後もビュッフェエイドを堪能でき、昨年同様楽しい時間を過ごせました。

柴又100k

津南の筋肉痛が残り、最初から少しの下り傾斜でも痛く、完走できるか不安に感じていました。
また普段から練習はジョグばかりのため、周りが速く、最初からきつく感じていました。応援は自粛でしたが、複数の友人が練習がてらに見に来てくれたり、励まされながら、次第に自分らしい淡々とした走りになり、強い風にも負けず完走することが出来ました。大会新や自己ベストを更新できたのは、自分でも信じられません。

5kmごとラップ(25kmごとに折り返し)

22:01-21:56-22:23-22:19-22:30(1:51:11)

22:24-22:19-22:13-22:47-22:47(1:52:30)

24:40-23:32-23:14-23:00-23:22(1:57:48)

23:47-24:16-23:20-23:41-23:33(1:58:37)

このコースは25kmで折り返しますが、25kmごとのラップを見ても、風がどのように吹いていたのかよく分かりません。

また、仲田選手の柴又100Kでの補給はアスリチューンを3つだけとったと教えてくれましたが、100kmの補給は個人差が大きいけど、エナジージェルだけであれば10個くらい取るのが一般的ですが、仲田選手は3個で走れてしまうのです。仲田選手はスポーツエイドジャパン主催大会の優勝賞品で貰ったことからアスリチューンを使い始めて飲みやすいので愛用しているとのことです。

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小江戸大江戸の記事を書く際、「レース中に気持ち悪くなり補給ができなくなるのが悩み」だと話していたので、レース前の食事やレース中の補給など質問すると気持ち悪くなる原因だと思うことがあったので、その辺りアドバイスするとともにCAE(Catalyst Athlete Enzyme)のサンプルを差し上げましたが気に入って飲んでいるとのことです。

さて、両方の大会に参加していたウルプロメンバーは柴又では仲田選手とレース中に何回かすれ違い、すれ違うたびに笑顔になっていったと話していましたが、それが仲田選手の強さの一つだと思います。誰でも終盤になればキツくなってきますがそのキツイ時にも笑顔になることでネガティブになりそうな気持ちをポジティブに保つことができるのです。また笑顔になるのは笑顔を作っているのではなく、走れる楽しさや、応援してくれる人や大会を支えてくれた人への感謝の気持ちなどが笑顔にさせるのでしょう。

そう言えば、仲田選手は2017年から2019年にサロマ湖ウルトラマラソンを走りましたが、緊張感のあるレースは苦手で思うように走れなかったと話していました。

  • 2017年 8時間43分25秒(9位)
  • 2018年 8時間21分45秒(8位)
  • 2019年 8時間11分22秒(5位)

ただ、この後に開催された2019年の四万十川ウルトラマラソンで優勝(7時間52分20秒)してから、一気に覚醒した感があるので2020年、2021年と中止になったサロマが開催されていれば本人が納得するタイムを出せたかもしれません。そしてこの3大会は私も8時間台で走っているので、ワッカの80kmから98kmの折り返し区間で女子の上位選手とスライドしますが、仲田選手が笑顔で走っている記憶というかイメージがないのです。このことも仲田選手が当時より強くなった理由のような気がします。

今回の笑顔について聞くと、序盤の走れない不安が中盤以降解消され、もうダメになったとしても自分の走りをするしかないと思ったところ、楽しむことができたと話しています。

これからの活躍も楽しみです。

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