先週、東京マラソン財団からこのようなメールが、年代別で上位に入ったランナーへ送られました。
東京マラソン2021において素晴らしいリザルトを残されたランナーの皆さまへ
3月6日に開催された東京マラソン2021を素晴らしいタイムで完走し、AbbottWMM Wanda Age Group World Rankings(AGWR)システム上での高得点に繋がる結果を残されたランナーの皆さまへ、AbbottWMMよりのご案内です。
今回ご案内をお送りしている皆さんが、東京マラソン2021で獲得したポイントに加え、年内に開催されるAGWR予選大会のうちいずれかで更なる高得点を獲得された場合には、2023年に開催されるAge Group World Championshipsへの出走権を得られる可能性があります。
World Championshipへの出走権を得るためには、 www.Abbottwmm.com でSign Upしプロフィールページを作成し、ランキングポイントをclaimする(自身のリザルトを反映させる)必要がありますので、忘れずにプロフィールページの作成をお願いします。
現状のランキングおよびランキングでのポイント獲得対象となる予選大会のリストは下記よりご確認ください:
https://www.worldmarathonmajors.com/rankings/world-rankings
https://www.worldmarathonmajors.com/races
(AGWRに関する日本語概要は https://www.marathon.tokyo/about/awmm/awmmagegroups/ をご確認ください。)
本件に関するご質問は、AbbottWMMの問い合わせ窓口となる results@wmmajors.com までご連絡ください。
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最初なんのことか分からなかったけど、コロナ禍前の2019年頃、友人の間で話題になっていた40歳以上の年齢別世界選手権につながるランキングについての案内でした。
ランキング確認方法
ランキングを確認するにはまずはこちらをクリックしてAbbottWMM Wanda Age Group World Rankings(AGWR)のページに入ってください。
SEARCH BY NAMEに自分の氏名を入れて、性別、年代をチェックすると現在のランキングを確認できます。
私は現時点で109位でした。
このランキングはどのように決まるのかについて簡単に紹介します。
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ランキングはどう決まるのか?
・対象大会を走る必要がある。
世界の対象大会は数多くありますが、日本の対象大会は9大会です。
開催日 | 大会名 | エントリー開始日 |
2/27 | 大阪マラソン・びわ湖毎日マラソン統合大会 | 大会終了 |
3/6 | 東京マラソン | 大会終了 |
3/13 | 名古屋ウイメンズマラソン | 大会終了 |
4/17 | 長野マラソン | エントリー終了 |
10/30 | 金沢マラソン | 4月19日〜(抽選) |
11/13 | 岡山マラソン | 4月14日〜(抽選) |
11/20 | 神戸マラソン | 6月上旬発表 |
11/27 | 富士山マラソン | 未定 |
12/11 | 奈良マラソン | 6月発表 |
・ポイント対象は2大会
海外の対象大会含めて3大会以上出場した場合でも、その内のポイント上位2大会のポイントでランキングされます。1大会出場でもランキングされますが、ポイントの平均値ではないので1大会ではランキング上位には入れません。
・ポイントは1大会最高4000ポイント(2大会で8000ポイント)
この辺りの詳細は別途追記しますが、現時点私が把握しているのは、その大会における年代・性別の最速選手が4000ポイントとなり、そのタイムと自分のタイム差などからポイントが決まります。
東京マラソンの私のクラスM55の1位は2:34:12で、2:59:03の私は3600ポイントでした。
現時点の1位はアメリカ人選手で7280ポイントですが、2レースのタイムは3:05:20(3690P)と3:04:48(3590P)でした。タイムが良いレースの方がポイントが低い理由は、そのレースの年代1位の選手との差が大きかったのでしょう。現時点のおいては2大会走っている選手は少ないので2レースを走る選手が増えてくると暫定1位のこの選手の順位も落ちていくでしょう。
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ランキング上位に入ると?
2023年に開催されるAge Group World Championshipsへの出走権獲得できる
そのために、AbbottWMM Wanda Age Group World Rankings(AGWR)にSign Upしプロフィールページを作成する必要があります。
プロフィールページを作成してみた
①SIGN UP をクリック
②氏名、国籍、居住国、生年月日、性別、Eメール、パスワードを入力してSIGN UP
そうするとプロフィールページが作られて、自分の記録など確認できます。また顔写真など入れることもできます。
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上位に入るためには2大会必要
先ほど書きましたが、年代別1位になっても最大4000ポイントなので、2大会出場しないと上位に入ることはできません。現時点で109位の私より上位の選手の中にも2レース走っている選手もいるので、東京マラソンと同じようなポイントをもう1回獲得すればTOP100に入れるかもしれません。次回の年齢別世界選手権にどれだけの枠が用意されているのかは分かりませんが、同年代の友人は「100人くらいかな?」と話していました。
世界選手権は海外での開催になるので、参加する権利を獲得しても出場するかどうかは分かりませんが、出場権を獲得するということは大きなモチベーションに繋がります。
現時点では、金沢マラソンや神戸マラソンへのエントリーを考えています。岡山マラソンは昨年エントリーしましたが、今年は首都圏で様々な大会が開催されるので今回は見送ります。
女性ウルプロメンバーがTOP10に複数ランクイン
週末開催の長野マラソンが開催されると変わってきますが、現時点国内で対象2レースを走るためには、男性の場合は大阪マラソン+東京マラソンしかなく、大阪マラソンは2時間30分以内のエリート限定のため、私の年代には一人もいません。
ただ、女性の場合は、東京マラソン+名古屋ウイメンズマラソンを出場した選手はウルプロだけでも5人以上いるので調べてみると、W50-54に1人、W55-59に2人、合わせて3人のウルプロメンバーが現時点でTOP10に入っています。
もちろん、現時点で対象大会を2大会走った選手は世界的にも少ないため、今後世界各地で大会が開催される過程で、現在のランキングは落ちるでしょうが、暫定であれ、世界ランキングTOP10に名前を残すことって素晴らしいことだと思います。
今回ランキング上位に入ったメンバーだけではなく、ウルプロには50代で自己ベストは珍しいことではなく、60代で自己ベスト更新するメンバーもいます。もともと故障しがちだったり、タイムが伸び悩み『自己ベストって言葉をしばらく使っていない』という状態で入会したメンバーが大半です。ウルプロには、20代から70代と年齢も幅広く、またマラソンがメインのメンバーだけではなく、ウルトラマラソンやトレラン、トライアスロンがメインのメンバーなどそれぞれの目標に向けて取り組んでいます。
そして、自己ベストなどタイムを追いかけるより、故障しないで何歳になっても走りたいとフォーム改善に取り組んでいるメンバーもいます。
現時点で自己ベストを更新中の方は、特に環境を変える必要はないと思いますが、上記に書いたような状況になって、なんとか状況を変えたいと考えている方お待ちしております。
ウルプロ練習会に参加希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。(体験参加はメンバーの紹介や、パーソナルレッスンを受けた方のみとさせていただいております。)