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織田フィールドで開催したウルプロ練習会の前に、ヴェイパーフライの感触を確かめようとジョグしてみました。ペースはキロ5を少し切るくらいです。ズームフライだとこのくらいのペースでも前方への推進力を感じますが、ヴェイパーフライはそのような感覚は小さいです。
ただ、履いた直後、歩いた時に下から押し上げるような感触は感じました。
その前に前提として、年末年始体調を崩し気味で全く走らず、久々に走った3日の20kmでは4’50/kmペースで5kmくらいでふくらはぎが張るようなあまり調子が良くなく、その前の時期も11月中旬の神宮外苑24時間チャレンジをはさみ回復優先でインターバルなどスピード練習が出来ていない状態ですから、そこを勘案してお読みください。
また、今日感じたネガティブな面も、次回走ればまるで変わっているかもしれません。
最初のジョグで感じたのが、特に右足アーチ部分から踵にかけてインソールの幅が狭いのか足が全部乗っていない違和感がありました。
それは、ソールを見ると下のズームフライと比べてアーチ部の絞り込みが大きいのも影響してると思います。
練習会の最初に片脚立ちで手脚を振る運動をするとズームフライではほとんどぐらつかないのに、今日はかなりグラつきました。たぶんシューズ、インソール、足にズレがあるのでしょう。
ヴェイパーフライのインソールは取り外しではなく、貼り付けのものですが、次回は他のインソールを入れて試してみます。
これはヴェイパーフライに限らず、足の形状は様々なので、ヴェイパーフライの構造が素晴らしいとしても、そもそもフィット感が全ての方にあうわけではありません。これは速い遅いはあまり関係ありません。
ただズームフライを履いた初日も足底に違和感を感じたのである程度は慣れかもしれません。
ジョグのあと、もう少しスピード上げるとどうなるか?試してみました。
まず気持ちよいペースで400m走りました。200mでタイムを見ると40秒弱。そのまま走り79秒。
体感より速いと感じました。上に前提で書きましたが、ただ、数ヶ月3分台では走ってないから体感もあてになりません 。。
ほぼリカバリーしないで2本目。
1本目より少しペースを上げて走る。脚は動くが久々にスピード上げてるから心拍数が上がってくる。76秒
心拍数を落ち着かせて3本目はリズムよく徐々にペースを上げて100mくらいからそのスピードを保って走る。71秒
最近他のシューズで走ってないから比較できないけど、体感スピードより速いのは間違いないと思います。
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その後のウルプロ練習会は10000mでした。私は最初の1000mだけ1周1’50で2周半だけ走り、そこからはメンバーの走りを動画に収めたり、撮影はしないで動きをチェックしました。スマホ越しではなく目視だと気付く動きの癖もあります。
ジッとしてると寒いので時々走りました。
テンポよく800m走ると81-79秒の2分40秒。心拍数が上がりきらないように走るも最後は結構上がる。
またメンバーの走りを見てから、また寒くなる前に、1000mを今度はきつくならないペースで走りました。1’33-1’32-0’45 3’50
先頭グループがゴールした時点で照明が切れる時間までまもない時間になったので、その周回で打ち切りにしました。
その周回に200mをスピード上げて走ってみました。タイムは33秒。スタートからダッシュはしてないのでそのペースで400m65秒くらいで走れる感覚はありました。
しばらくスピードを上げてなかったけど、落ちてはいないことを実感しました。これからはATペースがどこまで戻るかです。今はかなり低いです。
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ここからちょっとシューズで気になったことを書きます。
ジョグでも気になっていたインソールに足が乗ってない感覚から、しっかり地面を押せてる感覚が掴みにくく、その結果地面の反力を生かしきれてないように感じました。
それは3本走った400mでも、その後の800mなども同じです。その状態でもこのタイムで走れるのだから、シューズを調整して良いバランスになればもっと楽に走れると思います。
自宅に戻って不安定に感じたインソールをチェックしました。
特に気になった右足をズームフライと並べてみました。ヴェイパーフライのインソールが極めて狭いのがよく分かると思います。
拡大します。
ヴェイパーフライ
ズームフライ
こんなに違います。足が全部乗ってない感触も分かっていただけると思います。
問題は中心軸より内側に足が乗ってしまうと接地時に内側に倒れこみそうな気がします。ジョグの後にヴェイパーフライを履いてるランナーと話した時に、その方は内側のくるぶし辺りのアッパーに隙間が出来るのが気になると話していましたが、これも原因は一緒のような気がします。
そもそもジャパンメイドではなく、ワールドモデルですから仕方ないことなので、調整が必要な足型の方は調整するしかないでしょう。
とりあえず、ヴェイパーフライの貼り付けられたインソールは剥がさずに、ズームフライのインソールを入れて履いたら少しキツイ感じもしましたが、安定感はよくなりました。サロモンS/LAB は簡単に剥がせましたが、ヴェイパーフライはしっかり貼り付いているので、まずはこの状態で履いてみます。
もともとシューズは軽いので10gくらい重たくなっても違和感はないと思います。
購入を考えている方で、試し履きが出来るなら0.5cm小さいのを買うのではなく、同じサイズを買ってインソールで調整するのもアリだと思います。
ズームフライの足型が合ってるからヴェイパーフライも大丈夫とは思わない方が良いと思います。
着替えて、ウルトラ走ってソールが減ってるサロモンS/LAB SONIC2を履き替えて帰りましたが、ヴェイパーフライを履いた後だと安定感が非常によく感じます。
ズームフライはソールは厚いけど硬いので不安定さはないけど、ヴェイパーフライは厚くて柔らかいので不安定です。キッチリセンターを出していきます。
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