勝負の決め方が異なる3つのレースに注目

大規模マラソンも徐々に再開されてきたのはランナーや、ランニング関係の業界にとって明るい話題ですが、こんな時だからこそ、コロナ禍で大会が中止・延期になる中で、開催に向けて試行錯誤してきた小規模な大会の存在意義を強く感じます。

小さくても大会があることで、楽しみやモチベーションを保つことができたランナーは少なくないと思います。

この週末開催の大会は、まだ世の中が現在のような雰囲気にならない時に開催を決めた大会です。もし当時のままの状況が続いたとしても開催できるよう試行錯誤した大会です

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さて、今回紹介する3つのレースは、順位などの決まり方がそれぞれ異なります。

まずは一番多いレース形態の大会から紹介します。

決まった距離を速く走ったら勝ち

トレイルランナーに人気のFTRには複数のウルプロメンバーが参加しました。また、FTR30では、アスリチューン・アグレッシブサポートアスリートの牛田美樹選手が優勝争いの末、2位でゴールしました。

FTR100(106km/6,536m)

男子

  1. 矢嶋 信(13:36:16)
  2. 吉村建佑(13:50:21)
  3. 町田知宏(14:37:34)
  4. 細山 雄一(14:41:47)
  5. 木村隼人(14:50:25)
  6. 牧野高大(14:54:04)

女子

  1. 枝元香菜子(16:27:39)
  2. 澤田由紀子(17:15:04)
  3. 仲田潔子(17:54:39)
  4. 中園真理亜(17:58:38)
  5. 中野沙知(18:03:45)
  6. 針谷香苗(18:11:10)

FTR30K(30.0km / 1,404m)

男子

  1. 小林海仁(2:31:42)
  2. 牛田美樹(2:32:19)
  3. 名取将大(2:35:47)

女子

  1. 吉住友里(2:54:22)
  2. 青木莉楠(3:22:56)
  3. 中山江利(3:23:37)

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決まった時間で長い距離を走ったら勝ち

時間走は24時間走がメジャーで、世界選手権も開催されていますが、今回沖縄で12時間走が開催され、世界トップクラスの力を持つ石川佳彦選手が優勝しました。石川選手はアスリチューン・アグレッシブデザインサポートアスリートです。

JAPAN TROPHY QR(沖縄) 種目 12時間走

リザルト

  1. 石川 佳彦(日亜化学)144.56km
  2. 高橋 和之(HOKA ONEONE)130.66km
  3. 加藤 千代子(名古屋市役所走友会)130.66km
  4. 池田 秀次(未来の瞳)122.32km
  5. 荒舩 義誉(チーム100マイル)122.32km
  6. 荒井 秀次(エビトラAC)119.54km

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最後の一人が勝ち

全国5ヶ所で同時開催されたバックヤードウルトラは1時間に6.706kmを走り、次のスタートまで休んでまた走ります。これを続けていき、最後の一人になるまで大会は続きます。24時間走ると100mileになるように設計されている大会です。

Backyard Ultra Last Samurai Standing

リザルト

【東京大会】

ウルプロメンバーで、2017年神宮外苑24時間チャレンジで3位入賞した山本 奈和子選手は2年ぶりの大会となった奥武蔵・秩父ジャーニーラン146kmで女子2位に入りましたが、この大会では24時間を目標にし、26周目を走ったところで、ただ一人の女性となり、最後はトップで戻ってきてレースを終えました。

27周目には23人中13人が走っています。

このレースの難しいところは、周りがやめない限り勝てないのです。自分は余裕を持って1周する中で、ギリギリ6.706km走るような相手でも、相手がやめない限り勝負は決まらないのです。

例えば、12時間走なら走力差があれば、最後の1時間は走らなくても抜かれないと分かれば、11時間でレースを終了しても優勝となりますが、バックヤードウルトラはまさに我慢比べ。意地の張り合いのレースです。

相手がやめたくなるような駆け引きもあるのでしょう。本当はクタクタなのに、ライバルの前では元気に振る舞ったり、逆にまだ余裕はあるのに、もう先には進めないようなふりをすることもあるかもしれません。自分がどんなに頑張っても、周りがやめない限り、レースは続くのだから、相当な心理戦が繰り広げられているのでしょう。

勝者は各会場1人だけで、その他は全員途中棄権(DNF)ですから敗者となるわけですが、24周回100マイルなど目指して、そこでやめる選手も少なくないと思います。

持久系スポーツにアスリチューンとアグレッシブデザインを使うメリット

今回、牛田選手、石川選手の、アスリチューン・アグレッシブデザイン・サポートアスリートはアスリチューンやアグレッシブデザインを使うことでレースを優位に進めています。

ウルトラマラソンやトレランに限らず持久系スポーツは過酷な状況で補給できるかどうかが勝負を分けます。ギリギリの状態でもアスリチューンなら飲むことができると思えば安心感に繋がります。またこの時期でも日中は日差しが強くなりますが、アグレッシブデザインの日焼け止めを使えば、レース中に塗り直しは必要ないので、準備・対策はレース前に塗るだけです。10分ほどでできるこの準備をするかしないかでレース中のパフォーマンスに影響するだけではなく、レース後の疲労回復にも影響します。

今回、バックヤードウルトラを走った、山本選手は2018年のチャレンジ富士五湖100kmで入賞しましたが、その時はnaked ランニングバンドに、アスリチューン・ポケットエナジーを20個入れて、エイド食は食べず、5kmごとにポケットエナジーを飲み続けたと以前話していました。ウエストに20個は重たいだろうと思うでしょうが、ほぼ揺れないのでストレスなく走れたようです。

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