富士登山競走2023 上位選手と最終完走者のラップタイム

7月28日に開催された第76回富士登山競走は近江竜之介選手、吉住友里選手が優勝しました。

今回男子は、前年優勝の甲斐選手、2位の村田選手、3位の江本選手の他、近江選手ら世界で活躍するスカイランナー、そしてサロマ湖100kmウルトラマラソンで優勝(日本記録)した山口選手、2位の板垣選手ら強い選手が集結しました。

大会のスタート場面など日本スカイランニング協会のFacebookページに掲載されているのでご参照ください。

また大会結果はこちらをご参照ください。

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上位選手の最終完走者のスプリットタイム

まず計測地点の通過タイムを一覧にしました。

一覧にすると近江選手がロード区間から独走して優勝したことがよく分かります。

各計測地点の通過タイムとフィニッシュタイムの比率を計算しましたが、ロード、トレイル、登山区間の得手不得手はあるでしょうが、ほぼ同じような比率で通過しています。

馬返しまでのロード区間はフルマラソン2時間15分前後のスピードを持つ、甲斐、板垣、山口選手が26%、その他の上位選手は28-29%で通過しています。そして五合目は50%前後、八合目は88%前後です。これは、渋滞など発生する制限時間ギリギリの選手もほぼ同じなのは興味深いです。

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上位選手の最終完走者のラップタイム

次にラップタイムを一覧にしました。

区間比率は多少バラツキはありますが、おおよそ27%-23%-37%-13%です。

五合目までほぼ半分のタイムということです。

参考までにスタートから五合目、ゴール(山頂)の距離と獲得標高はこちらです。

区間距離獲得標高関門時間
スタート〜五合目約16km約1,500m2時間15分
五合目〜ゴール約5km約1,500m4時間30分

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大会記録と今回優勝タイムとの比較

気象コンディションなど単純な比較はできませんが、今回優勝した近江選手の記録と、宮原選手の大会記録(2011年)の計測地点通過タイムを並べてみました。

このように並べると宮原選手はロード区間もトレイル区間も、山岳区間も圧倒的な走力で駆け上がっていることが分かります。

こちらは大会記録について書いた記事です。

宮原徹選手の富士登山競走大会記録の凄さ

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女子完走率は極めて低い

今回の出走者数や完走者数など現時点では調べることができなかったので、人数の少ない女子だけ確認したところ、極めて低いことが分かりました。

出走者数は分かりませんが、山頂コースにエントリーした女子選手は110人です。そして完走した選手はわずか21人です。DNSした選手もいるでしょうが、エントリー者との比較では19.1%です。

山頂コースにエントリーできる選手は、今回は直近4大会で五合目関門(五合目ゴール)通過時間が2時間20分以内の選手です。誰でもエントリーできるわけではなく、実績をともなった選手だけがスタートできる大会で完走率が20%程度というのは相当厳しいと感じました。

こちらは少し前に書いた記事ですが、コースや関門時間など大きく変わっていないので参考にしてください。

「富士登山競走2023 上位選手と最終完走者のラップタイム」への2件のフィードバック

  1. コメント失礼します。加藤聡さんが11位ではないでしょうか?ご確認いただければと思います。

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