灼熱の熊谷で800mと1500m〜埼玉マスターズ陸上〜

7月に開催された東京マスターズ陸上で、マスターズデビューをしました。2020年に登録をしましたが、昨年は大会がなく、デビューまでにずいぶん時間がかかりました。

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前回の東京マスターズ陸上も非常に暑い気温でしたが、昨日は直射日光は前回より弱く焦げ付くような暑さではありませんが、蒸し暑さは前回を上回っていたように感じました。

こちらは競技が終わり車で帰る際に、途中で車を止めた際に撮影したものですが、17時を超えても外気温は35.5℃でした。

さて、今回の大会は最大4種目までエントリー可能だったので400mもエントリーしようか迷いましたが、前回同様、800mと1500mにしました。

タイムテーブル的には1500mが14時で、800mが16時と間隔が短いので、1500m頑張りすぎると800mは走れない。東京マスターズは4時間あいたので、800mで自己ベストを出すことができましたが、今回は2時間でどれだけ気力体力が戻るか試す展開になりました。

会場に着いたら受付や検温などしてから、サブトラックでストレッチやジョグをしましたが、暑いからジョグはすぐに嫌になりました。レース前に疲労を溜めたくないので100m流しを3本しました。18-19秒くらいのスピード感で走ると、実際のタイムは18″5-18″4-18″6とほぼ感覚通りでした。

調子が悪くも良くもなく、自分の感覚通り走れば、序盤は速すぎたり遅すぎたりはしないで走れそうと感じました。

また、サブトラックで練習なんて、トップアスリートの用で、特別感がありました。

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熊谷の8月・14時スタートの1500mは現実的に自己ベストは狙えないので、4分台でフィニッシュするのはマストながら順位狙いをしつつ、優勝が狙えるなら800mのことは考えずに出し切るようにし、そうでないなら余裕残して終わるようにしました。

前回の東京マスターズで、800m、1500mともに私より先着した方が両種目にいて、昨日はいろいろお話しましたが、5000mで優勝した方は速く、1500mにも出場すると教えていただきました。スタート前の招集に集まった選手の脚の筋肉などみると誰のことを言っていたのかは分かりました。

序盤はこの二人が前に出るだろうけど、その時は状況みて速すぎれば無理にはつかない。無理ないペースならつく。自分の目安としては最初の300mを57秒、(400mを76秒)で入り、2周目、3周目も80秒までは落とさずに走り、ラスト1周は状況次第と考えていました。これだと4分55秒くらいになります。

そんなことを思いつつスタートすると、周りは遅く私が先頭に立ち、そのままラスト1周まで先頭で引っ張る展開になってしまいました。。

ラップは、57″5-78″6-79″8と、1100mまではレース前に考えていた通りのペースで走りました。前半から1人はほぼ横についていて私とキツさは同程度と感じていたのでラスト勝負でどうなるかと思いましたが、もう一人は後ろにいますが、呼吸音がほぼ聞こえないので余裕をもってついていたのでしょう。

ラスト1周になり、後方の方がスルスルとペースアップをして前に出たので、負けじと追いかけましたが、明らかに余裕度が違ってラスト200mくらいで差が開きはじめました。その時点で3位の方とは差があったので、このまま2位で行けるかと思うも、ラスト120mくらいからスパートされ抜かれるとついていけず3位でのフィニッシュでした。タイムは4分54秒65。

ラスト1周の私のラップは78″7と3周目より微妙に上がりましたが、タイムだけ考えるならラスト1周から上げずにラスト200mもしくは150mから出し切った方が速かったと思います。でもあそこで反応しないと1位にはなれなかった。また、先頭に出ないでさらにスローペースになってラスト1周勝負になれば、また別の結果になっていたかもしれません。タイムだけではなく順位を狙うレースはこんなところも面白いと感じました。走るたびに勉強になります。

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この暑さの中で1500mを走れば、かなりダメージが溜まります。そこから800mスタートまでの限られた時間で走れるようになるために、いろいろしました。まずは身体を冷やすこと。自宅から保冷剤をいくつか持ってきたので、それで身体を冷やしました。また筋肉が固まってしまわないようにマッサージしたり、動いたりしました。

また、走った直後に、アスリチューン・スピードキュアを飲んで素早いリカバリーを狙うなど、できることをしました。

今回もスタート前には頭から水を被りウェアも濡らしました。私ほど濡らしている人はいませんが、身体を冷やすにはウェアを濡らす効果は大きいと思ってます。

1500mが終わって日陰になる場所で休んでいると、疲れから眠くなり、マッタリしてしまったので、800mスタート30分ほど前にアスリチューン・エナゲインと、カフェインタブレットのCNC(Catalyst Natural Caffeine)を飲みました。

エネルギーが欲しい場面なら、アスリチューン・ポケットエナジーブーストを飲みますが、今回はエネルギーは足りているのでCNCにしました。

800mはセパレートコースでスタートして100m少し走ってからオープンコースになります。

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800mの目標は順位ではなく自己ベストで、東京マスターズで出した2分23秒13を破ること。2分20秒切れたら最高ですが、そこまでは狙えないと感じつつ、自己ベストは出せる可能性はあると思っていました。

今回は一人前に出たのでついて走りました。前回の東京マスターズは1周目69秒で入りましたが、今回もそのくらいの感覚で走っていたのに、71秒と体感ペースより明らかに遅い。前のランナーもキツそうなので、なんとか最後抜けないかと、タイミングをはかっていたら、先に出られて反応できず。。

自分がキツい時は相手もキツイ。早くスパートすればそれだけキツくなるけど、自分でラスト200mになったら自動的に出し切るように走るとか決めておかないとダメだと思ったレースになりました。

2分22秒台を狙っていて1周目71秒台だったのだから、2周目は上げていかねばならない。その意味では今回のラスト200mはアグレッシブさが足りませんでした。

しかし、ラストの直線は脚が重くてホント進まない感じでしたが、動画を見ると一杯一杯な感じはしません。なんだか淡々と走っているように見えました。身体を守るために防衛本能が働いたのかもしれません。

タイムは2分24秒81

東京マスターズとの比較では

1500m 4分58秒43→4分54秒65

800m 2分23秒13→2分24秒81

と、あまり代わり映えしないタイムですが、履き慣れないスパイクを履いて、この暑い時期に無理なく走って、このくらいのタイムは出せることは分かりました。

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また、埼玉県にも緊急事態宣言が出たので、開催できるのか?と思いましたが、走る場を用意していただき感謝です。

マスターズ陸上には80代、90代の方もいます。よくランニングなんか今しなくったって、コロナが落ち着いてからしたら良い。っていう人もいますが、若い人の1年間が非常に貴重なのと同じように高齢者の1年間も残った命の時間を考えると貴重です。以前、マスターズ陸上のグループページに高齢者の方が自分らの年になると1年1年が非常に重たいんだ。とコメントしていましたが、その言葉は今でも覚えています。

主催者は日本陸連やスポーツ庁のガイドラインに沿った対策をしっかり行うのは当然ですが、65歳以上の高齢者のワクチン接種がほぼ終わっていることも開催の後押しになったのでしょう。

高齢者がコロナ感染すると高い死亡率になることは客観的事実であり、それを防ぐためにも政府・自治体はワクチン接種をすすめています。その65歳以上の国民の2回接種率は85.9%(NHKのサイト 2021/8/23 16:37時点)です。

今回、いただいた表彰状には、埼玉県知事 大野元裕 と書かれています。埼玉県が正式に開催を認めたからこその開催です。

陸上だけではありませんが、このように出来ることから少しづつ再開していくことは大事なことだと思ってます。

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また、今回のモーションセンサーの結果はこちらです。

1500m

800m

しばらく、中距離ばかりで、5000mも走っていませんが、来月1回は走ろうと思っています。また、フルマラソンのシーズンには入ってしまいますが、東日本マスターズ陸上が開催された場合は、800mはマストとして、2種目の制限があるので、1500mではなく400mを走るかもしれません。ウルトラマラソンからはどんどん遠くなっていますが、今年は開催される大会を楽しみ、様々なことに気づきを得ていきたいと考えています。

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