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また、意識して欲しいのは、初めて感じる違和感や痛みだったら、ペースを落とすのではなく、練習をやめて身体を確認してください。
違和感や痛みは身体からのアラームです。
大半の故障は、このアラームで止めれば防げます。
なぜやめないのか?
を考えると
・筋肉痛などの痛みと故障に繋がる痛みの区別ができない。
・大会中だから途中でやめられない。
・大会前のポイント練習だから我慢できる痛みなら最後までやりたい。
・練習に付き合ってもらっているから自分からはやめられない。
・自己ベストを出した後などでテンション高く、痛みを感じにくい。
・納得いかないレース後で、その悔しさと反省から次こそはと我慢して根性走りをしてしまう。
他にもあるとは思いますが、この 『違和感を感じたらすぐに止める』 を徹底すれば、故障に繋がるようなリスクは減少しますし、運悪く故障したとしても、故障の程度を抑えることができるでしょう。
繰り返しますが、高い目標を持ち、目標達成するためには、キツイ練習、負荷の高い練習は必要ですが、その練習には故障リスクが高いことを認識し、ケアをセットで考えておきましょう。(例えば事前に予約しておく。)
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私は不幸な事故が少しでも減るように、練習コース紹介 〜安全に走るために〜 や ランニング危険予測トレーニング など安全に練習するために必要な危険を予測する能力を高めて欲しいと文章にしてます。
また、速く走りたいBブロック男子へ 〜東京マラソンスタートブロック〜 や 東京マラソン 安全でスムーズなスタートに向けての考察 のように大会参加者向けの注意喚起の記事も書いています。
これからの事故防止は『外への注意』が中心になります。もちろん『自身の欲求を抑える』ことも大事です。
対して、故障防止は『内面への注意』が中心になります。自分自身の身体に注視することです。
故障にも様々な種類があるし、部位も様々ですから、どんな予兆があったら注意とか、こんな練習は注意しなければと知っておくことはもちろん大事ですが、何より、『違和感を感じたらすぐに止める。』です。
また、市民ランナーは故障するかもしれないギリギリの練習はすべきではないと思います。故障しない安全マージンを残しつつ、少しの無理を重ねて余裕度を高めていく。その方が結果的に目標達成に近づけると思います。
故障中の方は走れるようになったからと、無理して走ると再発します。医師から許可が出ても徐々に負荷を高めていきましょう。
焦るなと言われても焦る気持ちは分かりますが、ランニングに時間を費やすことで今まで出来なかったことを楽しんだら良いと思います。もしできる範囲でトレーニングを継続したいなら、医師などからどのトレーニングなら問題ないかを聞いて行いましょう。
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