今年の6月にウルトラプロジェクトに入会し、今回協賛企業の応援をいただきスタートしたチャレンジsub3.5プロジェクトに加わった『あかねさん』が水戸黄門漫遊マラソンで昨年同じコースで出した4時間11分09秒から3時間37分05秒と大きく伸ばしました。
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あかねさんに今回のレース展開について振り返ってもらいました。
【雨・寒さ対策】
◆気候
・天気:雨
・気温(最高/最低):15.4℃/13.3℃
・風速:3m
◆シューズ
・adizero takumi ren boost 3
⇒水に濡れた地面にすべりにくく、また水捌けも良いため。
◆着たもの
・Tシャツ(ウルプロ)
・ランパン(ノースフェイス)
・レーシングゲイター (R×L)
・アームカバー(R×L)
◆雨予報に慌てて購入し、着用したもの
・ペーパーファイバーアーチサポートソックス(c3fit)
・EXライトウインドジャケット(montbell)
・FAST WING GLOBE(SALOMON)
⇒モンベルもサロモンも防水ではなく撥水なので大雨だと厳しい。
◆その他
・ダイソーの雨合羽
・テーピング(まめ対策として足裏と、ニューハレ ニーダッシュ)
・素肌がでる部分にワセリン
補足)
今回のような悪天候のレースは雨対策や寒さ対策が非常に大事です。素肌がでる部分にワセリンを塗っておくことで雨を弾くことで体温を奪われにくくなります。あかねさんはまだラン歴が短く悪天候の中を走る大会経験は少ないですが、雨の練習会で身体はどう反応しどのような準備をしないとまずいのかなど実体験できたことが大きいと思います。
(参考)10/6 チャレンジSUB3.5練習会 800M×6本 〜なぜ雨の中走るか〜
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【レース展開】
列に並ぶ段階で靴に水がしみていたので、「かんかん照りじゃなくて良かった、涼しいから大丈夫。」と自分に言い聞かせてスタート。
手元時計の4’50″/km〜5’00″/kmを基準にして35kmまでは時計を見ながら走り、坂があってもさほどペースは落ちず、平均5’00″/kmくらいで走れました。
30kmくらいから足音がバタバタしはじめ、腰に疲労を感じました。たぶん後傾してたと思います。それでも大幅なペースダウンはありませんでした。
35kmをすぎると冷静に自分のフォームを分析する元気はもうなく、ペースはどんどん落ちました。とにかく前傾姿勢を取って前へ進むことだけ考えました。人を抜いて行くどころか抜かされるばかりで泣きそうでした。
最後の坂はいっそ早歩きの方が良かったかもしれませんが、1回歩いたらもう走れる気がせず、苦しくて楽しいオクムの練習を思い出しながらゆっくり走りました。
サブ3.5はできませんでしたが、それでも、昨年より明らかに天候は良くない中で30分近くPBを縮められたことは嬉しかったです。
具体的に
・30km過ぎてから怪しくなりはじめたものの、35kmまではけっこう一定のペースで走れた。
・雨の練習で雨対策を学んだことで、適切なウェアリングでレースに臨めた。かなり怯んだけど負けなかった。
・計画通りに補給したことで、気分的に安心して走れた。
・止まらなくても給水が上手に取れるようになった。
・呼吸があまり苦しくならなかった。
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補足)
あかねさんの5kmごとラップタイムは以下の通りです。
スタートロス 01:30
25:52 24:56 24:48 24:54
24:48 24:52 25:41 27:16 12:28
ハーフ通過 1:47:27
後編では補給やレースの感想と今後について紹介しました。