ガーミン・エンデューロ GARMIN・Enduroの使用感〜10.5kmペース走〜

昨年来、大会が中止になる中でランナーの好奇心を高めて少しでもランニングへのモチベーションが上がったら良いという思いと、単純に新しいモノを試したいという私の欲求からカーボンプレート入りのシューズを結構買いました。

最近でも、続々と新しいモデルが出てきましたが、そんなたくさん出てきたら買えないし、試す時間もないので、余程気になるモデル以外は買わないようなコロナ禍前の状態に戻しました。

最近、ランニング関連アイテムでは、ガーミン・エンデューロ GARMIN・Enduroと、カシオとアシックスが共同開発したモーションセンサーを買いました。これらを買った理由はいくつかありますが、商品名で検索するとメーカーのプレスリリースをそのまま掲載したような記事ばかりで実際どうなんだろう?ってまずは自分で使ってみたいと思ったからです。

こちらが、ガーミン・エンデューロ(GARMIN・Enduro)です。

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こちらがカシオのモーションセンサーです。

ガーミン・エンデューロを買った最大の理由はバッテリー稼働時間が異常に長いだけではなく、ガーミンのアプリが結構優れていると周りから聞こえてきたからです。

モーションセンサーは、自分自身のフォームの客観視だけではなく、これを使っているユーザーに対してどのような動き作りをしたらよいとか提案できたら良いと試してみることにしました。

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昨日は1周1,165mの代々木公園を9周しました。だいたい10.5kmになります。

モーションセンサーを試すには絶好の機会だと思ったら、電源が落ちていて使えませんでした。。

10.5kmペース走はキロ4を目安に走りました。この場合1周1,165mで約4’40になります。

ラップは

4’44-4’35-4’35-4’38-4’37-4’41-4’35-4’34-4’06

41:09(ave.3’55/km)

代々木公園は多少アップダウンがあり、ほとんど走ってないのでコースの癖が頭にインプットされてないので多少ペースの上げ下げはありましたが、1周目がキロ3秒ほど遅かった以降は3’55-4’00/kmペースで走りました。

10km通過地点で39’35くらいでした。

9周目はペースを少し上げて、800mからのラスト365mはさらにペースアップして終了です。

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ガーミン・エンデューロのデータを見て気づいたことをいくつか書きます。

距離(GPS精度)

代々木公園は大きな木々に囲まれたコースを走るのとうねったカーブがあるので距離は狂いやすいのですが、1.12-1.14kmと概ね実際より1周あたり30-40mほど短い程度に収まりました。比率にすると3%程度です。楕円形で代々木公園よりひらけた神宮外苑は1周1325mに対して1.32だったのでほぼ一致です。河川敷コースなら誤差なくトレースしてくれるのではないかと感じました。

心拍数(光学式心拍計の精度)

ちょっと感動したのがこちらです。それまで使っていたGPSウォッチの光学式心拍数は私の場合は全くダメで、ジョグなのに180とかになってしまいました。心拍ベルトを付ければほぼ正確に測れていたので、ポイント練習などで練習負荷や体調を把握したい時は付けるようにしていました。私の最大心拍数は概ね200で、閾値はその85%の170辺りです。170を超えるとそれを保って走るのが嫌になってきます。

その心拍ベルトをつけても数値がおかしくなってきたので、それからしばらく心拍数のデータは使っていなかったけど、やはり心拍データは必要なので、それが新しいGPSウオッチを買おうと思った動機でもあります。

昨日のデータです。

ちょっとキツイなって思って走行中チェックすると、170を超えていてペースを1秒、2秒ほど落ち着けると心拍数も169か170になり、ギリギリ耐えられる数値に収まります。終盤はペースアップしているので体感的にもキツかったけど、3’20/kmペースくらいまで上げた時には心拍数は200弱までいき、これ以上は無理って感じでほぼ体感通りです。

光学式心拍計の精度は低いと言われている中で、これだけ精度が高い理由を考えたところ、単純にセンサーが高性能化したのかもしれませんが、それ以上に効果的だと思うのがベルトのフィット感です。

ウレタン系のベルトではなくベルクロです。ベルトに空いた穴に留め具で止めるタイプでないので、一人一人にピッタリフィットします。またピッタリ締めても、締め付けが気にならず、購入から睡眠時のデータをとりたいから付けて寝てますが気にならないほどです。

今回、ここまで心拍数が正確に取れるとは期待していなかったので非常に満足してます。

例えば、キツイかどうかの主観的強度と心拍数などの客観的強度が一致していれば、体調なども把握しやすいし、的確なメニューも作りやすくなります。また、今回のように一定のペースで走りつつ、少しキツくなった時にペースをほぼ変えずにフォームを少し意識して変えて心拍数を微妙に落とすなんてこともできます。

まだまだ操作には慣れてませんが、いろいろ使っていこうと思ってます。

さて、自分自身の状態としては、練習前に恵比寿のケッズトレーナーにいき身体のケアをしてもらいました。そのお陰でトレラン後に張りが残っていた前モモやスネの張りが抜けてきました。

また、今回のタイムも10.5kmの最初の0.5kmを除けば39分くらいで走れています。タイムトライアルならもうちょい走れます。

中距離レースではキロ3分切って走るわけですから、そのような練習を昨年来していますが、逆にフルマラソンやハーフマラソンを走る予定がないことからキロ4前後で一定距離を走るような練習は全くといって良いくらい走ってません。その状態でもこんな感じで走れたのは収穫です。

代々木公園に向かう時に見えた景色です。

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世間はいろいろ騒ついているけど、自分自身の中にあるリスク管理の感覚はそうは誤っていないからその感覚をもとに生きていく。ゼロリスクなんてどこにもなく、あるリスクを避けようとすれば、別のリスクに晒される。一人一人避けなければならないリスクが違うことは、大半の方は知っているから自ら判断して行動している。

54歳なら54年間そうやって大きなリスクを避けて生きてきたのです。もちろん昔の常識は今は非常識みたいなことはあるので、客観的事実は都度アップデートしていく必要はあります。

そして大事なことは、自分は何をしたいのか?どう生きたいのか?それを明確にすること。それさえ明確になれば、そのためにどうしたら良いかが決まってくるし、的確な客観的情報と主観とを擦り合わせすることができると思っています。

外から入ってくる情報がおかしいのではないか?と違和感を感じること、主観と狂い過ぎていると気持ちが悪いし判断を誤ります。

さっき書いた心拍数なんてまさしくそれで、明らかに違うと感じるデータは使えないどころか、間違った判断、行動を起こしかねません。

そんな意味からも、今回のガーミン・エンデューロには満足してます。

 

カシオ・モーションセンサーについては別に書きます。

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