川の道フットレース251キロ完走⑤〜レース中の食事やチェックポイントでのタイム計測について〜

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前話ではスタートから二つ目のチェックポイント(CP)までのことを紹介しました。

CP15〜CP16(長野市・善光寺)

区間距離13.1km (スタートから55.5km)

前回タイム 1時間50分(スタートから6時間36分)

区間タイム 1時間59分24秒(スタートから6時間38分36秒)

2018年の区間タイムが1時間50分で、今回は1時間59分ですから、調子が悪かったのか?と思われるかもしれませんが、好調ではありませんが不調でもなく淡々と進んだ区間です。それでも先を急ごうという気持ちや、周りのランナーのことを気にする気持ちが時折出てくるので、これは良くないと予定より少し早いけど食事休憩をすることにしました。

ここまでもアスリチューン・ポケットエナジーや、コンビニで購入したプロテインバーなど食べていますが、体内から電解質が多めに排出されているだろうと想定して、エネルギー補給だけではなく、塩分をたっぷり取れる、うどんを食べようと丸亀製麺で16分27秒休憩しました。

この区間は、日差しが強いけど、湿度が低かったのか、汗はあまりかいていなかった記憶がありますが、そのような湿度が低いときは結構気付かないうちに塩分補給不足になりがちです。

消化を考えてシンプルなうどんにしましたが、ちょっと天かすに惹かれたので、少量入れました。当然ながらよく噛んで、そして汁も飲み干しました。消化吸収には良く噛むことが大事ではありますが、それ以外に消化吸収を良くするために、レース中、固形物を取る際は消化サポートサプリメントのCAE(Catalyst Athlete Enzyme)を飲んでから食べるようにしました。

そして、食べた後すぐに、走り出すことはしないで、少し歩いて体調を確認してから走り出しました。

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今回、大会記録を大きく更新して優勝した仲田選手は、レース中は気持ち悪くなり補給に苦労しているとのことでしたが、今回CAEを試してもらっていたのでレース後にその辺りを聞くと、

「胃腸は道中ダメなこともありましたが、(レストポイントの)三箇小に入る前に、頂いたサプリ(CAE)を飲み、いつも食べれないのに、キノコ汁とカレー食べれました。」

と教えてくれました。

いつもは食べることができないカレーを食べることができたのは、レース前や走行中の対策による部分が大きいと思いますが、仲田選手は色々試行錯誤しながら強くなっているのでしょう。

CP16の善光寺は参道を通って本堂まで行き参拝をすることになっています。今回は、スタート前のルール説明で、「参拝者で混雑していると感じたなら、自らの判断で手前の山門のあたりで戻っても良い」とありましたが、混雑していなかったので本堂まで行って参拝できました。ここはコース上にほとんどない折り返しパートなので多くの選手とすれ違いました。

善光寺到着時間は17時38分で、2018年大会は17時36分だったので、食事休憩をしたのに、ほぼ同じ時間に到着しました。実際はもう少し早く到着する予定でしたが「自分に期待しすぎない」と決めてスタートしたのだから順調と考えていました。

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さて、善光寺がチェックポイントだけど、善光寺本堂付近に機械での計測ポイントがあるかと言えばありません。到着時間を用紙に記入するだけです。

ジャーニーランに参加したことがない方が多いと思うので、少し説明しておくと、川の道フットレースは、計測バンドを身につけて走りますが、251kmの部でこの計測バンドを使うのは、スタート、1箇所のレストポイント、そしてゴール地点の3箇所です。(503kmの部は4箇所のレストポイントで計測)

251kmの部は、チェックポイントを12箇所通過するわけですが、計測するのは1箇所だけ、その他の11箇所は、選手自らが到着時間を用紙に記入しゴール後に提出します。(503kmの部のチェックポイントは25箇所)

それだと、計測のないチェックポイントを通過しないでショートカットする選手がいるかもしれないとか思うかもしれませんが、そもそも不正しようと思えば、ショートカットしなくても公共交通機関やサポートカーを使えば可能です。でも、主催者や他の選手が気づくかどうかを別にして自分自身は分かります。大会参加費を支払い、ゴールデンウイークを使って大会に出るのは、何のためと考えたら、そんなことをする選手はいないでしょう。

ただし、順位がつく大会である以上は、レースの公正感を高めるために、主催者のスタッフ(審判員)がチェックポイントでゼッケン確認をしたり、自動車で移動しながらチェックします。

さて、善光寺の参道を戻って、次のCPを目指すコース上で、おそらく今回の参加者で私だけが楽しみにしていたポイントがこちらです。

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これは横断歩道から撮影した画像ですが、この何が楽しみだったかというと、前回走った時に、この横断歩道を渡らずに、画像の方向に左折してしまい随分先まで行ってしまったのです。

何で間違えたのかは前回分かっていますが、実際に走ってみて、間違えやすいポイントだと感じました。

特に、前回は善光寺の参道からルートに戻ってから、結構ペースアップしていたのだから気づかなかったのでしょう。ルートを間違えると、間違えた場所まで戻らねばならないので結構悔しい思いをしながら戻ったことを思い出しながら歩道橋を渡りました。

CP16〜CP17(長野市・浅野交差点)

区間距離15.5km (スタートから71.0km)

前回タイム 2時間07分(スタートから8時間43分)

区間タイム 2時間11分29秒(スタートから8時間50分05秒)

前回はコースを間違え、今回は間違えていないのに、区間タイムはちょっと遅くなっています。そのことからも、前回は善光寺から結構ペースアップして走っていたことが分かります。まだ前半戦なのに気持ちが焦っていたのでしょう。

今回は焦らずに気持ちよく走っていたのですが、先ほどの歩道橋を過ぎて、日が落ちてくると一気に気温が下がってきたので、レインジャケットを身につけたり、脚が冷えてきたらレインパンツを履いたりと、何回か立ち止まって装備を変えました。そのようなタイムロスが積み重なったのと、少しコンビニ休憩が多かったと感じています。

ただ、気象変化を甘くみないことは、完走するにはとても重要なことなので、再度この区間をやり直すにしても同じようにすると思います。

その6に続く

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