暑い時期の練習会

いよいよ夏本番になり、ランナーにとって熱中症のリスクが高まる時期になりました。暑さへの耐性などは個人差が非常に大きいので、みんなが走っているから自分も走らなくてはいけないと無理をするのは危険です。

特に今年はコロナ禍の影響によりほとんど走っていなかった方が、走らないといけないと無理するのは避けた方が懸命です。

ウルプロメンバーも様々な状況なので、久々のメンバーには負荷を調整してもらっています。

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さて、昨日は14時からと19時からの2回ウルプロ練習会を開催しましたが、14時スタートの午後練の時間帯はさすがに競技場トラックの照り返しが強く熱中症リスクが高いと判断しました。そこで木陰で動き作りをメインに行い、その動きの確認のためにトラックで400m×2本走りました。

練習会で撮影した動画はメンバー専用ページで共有していますが、それを見てメンバーが振り返りをするとどのような意識をしていたか、私が伝えたいことが正しく伝わっているかなど確認することができます。そこで少し誤った理解をしていることが分かれば返信もしくは個別メッセージにてアドバイスしています。(振り返りは任意です。)

練習会に参加していないメンバーも動画と振り返りを合わせて確認することで、どのような練習をしたのかイメージすることができます。そこで大事なのは感じ方は様々なので他のメンバーの振り返りを鵜呑みにしないこと。私が伝えたこともそのメンバーの動きを見てアドバイスしたことで、意識しないほうが良いメンバーもいることです。

振り返りの一部を紹介しますが、そのような観点で読んでください。

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日曜日の練習会と今回の練習会で掴んだ走り方だと、脚を上から落として(と言っても私の場合はかなりソフトですが)乗るだけで、反対の脚は今のところほったらかしでも、どんどん前に進んで行きます。上半身は出っ尻になって乗り遅れない様に必要最低限の力でキープして、骨盤周りは固めすぎない。腕振りは左手が外に流れると肩と胸が開いてブレーキになるので、そこだけ注意して、余り振ろうとせずリズムに任せました。あまり力まずに走れたので、このフォームを定着させていきたいです。

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タイム(85秒、83秒)、リズム共に安定していました。タッタッタッという音、接地位置は母指球あたりで軽く弾きつつ押す感じ、腰は伸ばす、腸腰筋あたりに力がある、縦に近い動き、背中・腕・肩に力が入らない状態を保つことができていたように思います。脚は、自分の感覚では身体の後ろくらいで良いかもしれません。

たった30分ほどの動きづくりだけで、感覚がガラリと変わりました。今回の動作をしばらくこれを練習前に取り入れてみます。

膝から下を振り出すと身体が沈んで脚の力を使ってしまう。長年、膝から下を振り出す横の動きが良いと勘違いしてました。縦の動き作りをした後は、踵がお尻に近づく感じで前に進みやすくなりました。また腕振りは抱え込むようにすることで力みが減る感じがしました。

ストライドは広くないものの思った以上の速さで400mを走ることができました。しっかりと着地し、地面を蹴ることが出来、その動きにより腰が落ちずき前屈みにもならずに走れました。最近、左腰が痛かったけど、腰が落ちずに走れたことで痛み無く走る事が出来ました。

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今年の7月は雨が多く気温も低かったので競技場で走ると危ないと感じることはほぼありませんでしたが、昨年は7月に入った時点で午後練は競技場外の日陰で練習することが多かったです。

7月下旬の練習会の後にこのような記事を書きました。

今回も2km未満の練習になりましたが、メンバーそれぞれ気づいたことを個人練習の時に確認しながら定着させていきます。

練習会後に、少し走り足りないメンバーと一緒に代々木公園の不整地を走ってきました。1周3kmほどですがほぼ直射日光を受けないので暑さを感じずに気持ちよく走ることができました。

一緒に走ったメンバーは、「練習会で動き作りをした後に、ここを走ると脚が縦に動くので躓くこともなく気持ちよく走れる」と話していましたが、膝下を振り出すように走ると木の根などに躓きやすいかもしれません。

夜は日差しが落ちるので熱中症リスクは軽減しますが、走行中にキツくなってもそれは熱中症のサインなのか、ただ苦しいのか判断がつきにくいので注意が必要です。そこでウルプロ練習会では1本1本を短めの距離にしています。そうすることで、リカバリー中にちょっとこれは危ない。など気づくことができます。

秋以降どのようなレースに出るかにより練習内容は変わってきますが、体調を崩さないことが大前提です。

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