50代のマスターズ世界記録は、女子日本記録とほぼ同レベル

マスターズ陸上世界記録を調べたくて、Google検索しても場所が中々見つからなかったのですが、chatGPTを使ったら簡単に分かりました。ただ、元々掲載ページが分かっているマスターズ陸上日本記録のページを聞いても中々辿りつかないというか嘘ばかり 笑

英語のサイトと、日本語のサイトの違いかもしれませんが、世界基準の話はかなり正確でも、日本基準の話はまだまだ機械学習が足りないのかもしれませんね。

マスターズ日本記録は年代や男女などクラスにもよりますが、男子の50代は競技人口も多くかなりハイレベルですが、バリバリとタイムを狙ってフルマラソンを走っている女子の60代、70代だと、種目を選べば、日本記録保持者になれるチャンスはあります。

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50代・60代のマスターズ世界記録と日本記録

さて、男子の50代、そして数年後に突入する60代の世界記録と日本記録を調べてみました。

M50は50-54歳、M55は55-59歳、M60は60-64歳です。

掲載した種目は100mから10000mまでです。ハードルや、跳躍、投擲もありますが、記録がイメージできないのと、現時点でする予定はないので掲載をやめました。

日本記録も凄いのだけど、世界記録は想像以上でした。M50の記録って女子日本記録より速いのでは?と日本記録と比較すると、100mから3000mまでは50代男性の方が速いのです。ちなみに100m、200mの日本記録は福島千里選手で、1500m、3000mは田中希実選手です。

そして5000mはフィニッシュまでもつれ込むかのような僅差で、10000mは女子日本記録の勝ちです。

5000m日本記録は廣中璃梨佳選手で、10000mは新谷仁美選手です。

M50の日本マスターズ記録でも、日本女子のトップレベルですが、このレベルで走れちゃう50代男子がいるって、カッコ良いですね。

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世界記録のクラス別推移

世界記録のクラス別推移のタイムを見ると、やはり加齢によりタイムが落ちていくのが分かります。その世代で世界歴代トップの選手は才能も努力も兼ね備え、さらに健康管理や加齢に負けないようなトレーニングをして出した、その時点での人類の限界タイムなのです。

上記M50の記録を基準にして、M55とM60がどれだけ落ちたか計算したのが、こちらの表です。世界記録、日本記録ともに調べました。

日本記録では突出した選手の存在で、一部M55よりM60の方が良いタイムの種目がありますが、世界記録はM55になると4%遅くなり、M60になると8%遅くなります。

5年間で4%は平均1年に0.8%タイムが落ちるイメージです。

例えば、イメージしやすいレベルの5000mのタイムで考えると、50歳で18分の選手が5年で4%遅くなると18分43秒、10年で8%遅くなると19分26秒です。50歳で18分だった選手が60歳で19分26秒は結構頑張っている感じでしょう。

ちなみに5000mの世界記録は12分35秒36ですが、このタイムとM50世界記録の14分52秒92を比較すると、世界記録はM50世界記録より15.4%速いタイムになります。先程10年で8%遅くなると考えると、20歳若くなれば16%速くなります。長距離のトップアスリートは30歳前後でも活躍していることを考えると、ほぼイメージ通りです。

次回は他の年代についても調べてみます。

ただ、感覚的にも1年で0.8%落ちるのはイメージ通りです。

800m2分15秒レベルだと、ざっくり年に1秒遅くなる感じです。(2分15秒×1.008=2分16秒08)

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周りが落ちる中でタイムを伸ばす

一般に加齢によりタイムは落ちることは生理学的に仕方がないことですが、トップレベルでなければまだまだやり尽くしていないわけなので、伸ばす余地はいろいろ残っています。

800mであれば、仮に自分より5秒速い選手がいたとして、その方が年に1秒落ちて、自分が年1秒伸ばせば、3年後に抜くことが出来ます。

私は現在M55クラスで800mの自己ベストは昨年(56歳)出した2分21秒05です。このクラスの日本記録は2分12秒19なので全く出せそうもないタイムです。ただ、M60日本記録(2分17秒31)は可能性があるタイムだと感じています。

56歳から毎年1秒づつ伸ばせば4年で4秒なので2分17秒05になります。

今年1秒ではなくもうちょい伸ばす目標ではありますが、そうすれば60歳でこの水準は可能じゃないかと考えています。もちろん弛まぬ試行錯誤が必要です。

実際は私より少し上の年齢にもマスターズ陸上で走っている速い方々がいて私が60歳になった時には、日本記録はもっと高い水準になっているでしょう。また現在はマスターズ陸上に出場していないが、速い方々はたくさんいます。

そこまで日本記録にこだわりはないのだけど、努力を積み重ねていけば届くんじゃないかと思える目標があることは良いことだと思っています。

49歳のタイムを59歳でも維持する方法をいChatGPTで聞いた

こんな質問をしてみました。

「49歳の時のタイムを59歳で維持するためには具体的にどのような能力を維持・高める必要がありますか?列記してください。」

(ChatGPT回答)

年齢を重ねるとともに、運動能力が低下するため、同じタイムを維持するためには、適切なトレーニングや生活習慣の改善が必要です。以下は、49歳の時のタイムを59歳で維持するために考慮すべきポイントです。

  1. エイジングケア:運動に限らず、年齢を重ねるとともに筋力や柔軟性が低下し、怪我や疲労のリスクが高まります。定期的なストレッチや筋力トレーニング、マッサージなどを取り入れ、体のケアをしっかり行いましょう。
  2. トレーニング:ランニングの練習に加え、筋力トレーニングや柔軟性の向上を図るトレーニングも行い、全身のバランスを整えることが重要です。
  3. 栄養管理:適切な栄養バランスを保ち、運動に必要な栄養素を摂取することが大切です。特に、タンパク質やビタミン、ミネラルなどの摂取に注意しましょう。
  4. 休息:十分な休息をとり、過剰なトレーニングや疲労を回避することが重要です。
  5. ストレスマネジメント:ストレスは運動能力の低下や怪我のリスクを高める原因となるため、適切なストレスマネジメントが必要です。
  6. 継続性:ランニングの継続が重要であるため、無理のない範囲で継続可能なトレーニングや生活習慣を維持することが大切です。

(私の感想)

私が考え実施していることとほぼ同じです。このような一般論的な質問への回答は得意なようです。

ただこちらは維持する方法ですが、私はタイムを伸ばすべく取り組んでいるのでこれだけでは足りません。そのため従来できなかった動きができるようになるなどランニングフォームを試行錯誤しているのです。

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