6月11日 21時開始の信越五岳トレイルランニングレースのエントリーは今年も短期決戦になりましたが、今年から新設された100mileに無事エントリー出来ました。
これで2017年のレースはほぼ固まりました。昨年のようなペースでエントリーしないで、月1本くらいに絞ろうと思ってます。
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4月以降のレースはこんな感じです。
4月 チャレンジ富士五湖 100km 9時間27分42秒
総合71位 年代別 10位
5月 野辺山ウルトラ 71km 7時間07分17秒
総合9位 年代別3位
6月 サロマ湖100kmウルトラマラソン
7月 Ontake100K
9月 信越五岳トレイル 100mile
10月 水戸黄門漫遊マラソン フルマラソン
11月 神宮外苑24時間チャレンジ
当初予定では8月からはスピード練習をメインにして10月、11月のフルマラソンを頑張るつもりが、まさかの神宮外苑が11月開催になり、フルマラソンは10月末の水戸黄門漫遊マラソンで頑張ることにしました。
そしたら、110kmなら出るつもりはなかった信越五岳に100mileが新設されてしまったのです。
フルマラソンは来年2月、3月に頑張ります。
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話は全く変わります。
今回、信越五岳100mileの募集人数は400人あり、110kmの500人と合わせると、従来の2倍規模であり、100mileは過去3年以内に100km以上のトレイルレースを2回以上完走というエントリー資格があるため、昨年よりエントリーは楽かと思いましたが、今年も15分前後で終わったのではないでしょうか?
エントリーはまずエントリー画面に行き着く必要があり、行き着いたとしても素早く必要項目を入力して決済しないとエントリー出来ません。ですから入力など迷うことなく出来るように必要項目を手元に書き出しておきます。
また、決済画面で迷ってる暇はありませんが、少なからずの人が一瞬金額見て考えたのではないでしょうか?
私も1秒考えました。
100mileのエントリー費は38000円、そして決済手数料1957円を合わせるとほぼ40000円です。
ステージレースや宿泊費など含まれているレースを除くと国内最高額ではないでしょうか?
ちなみに2016年のUTMFは36000円でした。
UTMFは同じ100mileですが、累積標高は信越五岳よりかなり大きく制限時間も46時間と信越五岳より14時間長いのです。
制限時間が長いということは、それだけ大会運営費用がかかります。その点から考えるとUTMFより安くても良いのです。
別に高いと文句を言っているのではありません。私は4万円払っても走りたいと思うクオリティの高いレースだと期待したからエントリーしたのです。
ただ、金額設定に少し違和感を感じたのです。
何がって、100mileと110kmのエントリー代の設定です。
信越五岳のエントリー費は
100mile 38000円
110km 25000円(前年同一)
100mileは110kmより距離は1.45倍ですが、金額は1.52倍と割高なのです。こんな観点で110kmの方が得だからとエントリーする人はいないでしょうが、UTMFやONTAKE、そしてウルトラマラソンやフルマラソンまでのロードレースを見ても、距離が長くなって割高になるケースは見たことないのです。
UTMF 165km 36000円
STY 72km 24000円
*UTMFは距離は2倍以上だが、金額は1.5倍
ONTAKE
100mile 12000円
100km 12000円
*ONTAKE100mileは距離は1.6倍ですが、金額は同一
チャレンジ富士五湖
118km 19000円
100km 18000円
71km 14000円
*118kmは71kmの距離は1.66倍ですが、金額は1.36倍
その理由の一つは理解しています。それは、110kmと比べて義務付けられている宿泊が1泊少ないことです。これは地域振興の観点から仕方がないと思っています。
もう1点、これも仕方がないことだと思いますが、メインスポンサーのアートスポーツの突然の破産が影響したのでしょう。
どのくらいの協賛金かは知りませんが、入るはずのお金が入らなくなったのだから、どこかからか集めねば大会運営はできません。
時期的にも新たなスポンサーを見つける余裕がない時期でしたから、参加者から集めるしかなかったのでしょう。ただ110kmは昨年の金額が分かっているから、引き上げは値上げになってします。そこで新設された100mileに乗せたのではないかと思います。
今回、このことを書いたのは、参加費高騰に対する警鐘の意味や、主催者へクレームとして書いたのではありません。
私自身は納得の上エントリーしましたし、エントリーした全員は高いと思いながらも、クオリティーの高い大会運営に期待してエントリーしたのです。
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今回、書いたのは、スポンサーが協賛金を出してくれているから、私達ランナーは実際にかかる費用より安い金額で走ることができるということを再認識して欲しかったのです。
東京マラソン参加費は驚くほど安い
で書きましたが、東京マラソンの決算書を見ると、本来一人当たり50000円以上かかる費用に対して、参加費は10000円程度です。この原資になっている大半は企業の協賛金です。
協賛企業は、高額な協賛金を出してもPR効果があると判断していますが、コストパフォーマンスが低いとなれば撤退するでしょう。逆にPR効果が高ければ参入したいと思う企業は増えてくるはずです。
主催者が郵送してくるパンフレットに協賛企業の広告が掲載していますが、ほとんど目に入っていないと思いますが、これらの企業が協賛してくれるから、エントリー代が安くなっているという感謝の気持ちは大事だと思います。
また主催者サイドも、協賛企業が協賛してよかった。と思うような取り組みが必要だと思います。
そんなことを感じました。
今回のスポンサーは以下の企業です。
これらの企業のスポンサードがなければ、そもそも大会運営ができないか、エントリー代がもっと高額になっているのです。ありがとうございます。