モーションセンサー使ってみて分かってきたこと

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モーションセンサーの点数がどのように算出されているかのアルゴリズムは知りませんが、ウルプロメンバー8人の詳細データと私自身がペースを変えて走ったデータからある程度算出方法が見えてきました。

まず、ジョグのような走りだと点数は低めに出て、流しのような速いスピードだと点数は高くなります。ただし、力任せにスピードを上げるような走りだと点数は上がりません。

アプリには70点が一つの目安であり、80点以上はアスリートレベルの走りと書かれていますが、総合点数はあくまで目安にして、なぜそのような点数になるのかを詳細データから導き出し、そこを改善した方が良いのであれば改善に生かしたら良いです。

点数が低い項目であったとしても、そのランナーの走り方のバランスが良いのであれば無理に変えようとしない方が良いと私は思ってます。

アプリの点数で100点取れるフォームは、開発者が最も効率がよいフォームだと考えてアルゴリズムを組んでいるわけですが、それより低い点数の時の方が楽に速く走れるかもしれません。

例えば、着地衝撃は小さい方がアプリの点数が上がりますが、着地衝撃に耐える身体をもち、その衝撃を推進力に変換できるランナーなら、着地衝撃を小さくして点数を上げようとすることで持ち味のフォームが崩れてしまうこともあります。

私の点数もスピードにより変わってきます。六角形の部分のみ掲載しますが、比較してみてください。

こちらは先日300m流しをした時のもので、56秒台(3’10/kmペース)です。

私は下の3項目「安定した姿勢」「左右対称性」「スムーズな重心移動」は高得点が取れますが、上3つの点数が低めです。このくらいスピードを出すと「骨盤を軸とした全身運動」の点数も上がりますが、フォアフットで上から踏み込むような走りをすると「負担の少ない接地」の点数は低めになります。

こちらは、ウルプロ練習会で4’40/kmから4’20/km程度にビルドアップするペーサーをした時のものです。

平均4’30/kmペースくらいで走った時のスコアですが、この時はスピードが出過ぎないようにフラットに軽く接地して走ったところ「負担の少ない接地」の点数は上がりましたが、ペースは遅いので「動きの力強さ」の点数が低めになります。

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今日、競技場で走ってきましたが、同様に掲載します。

ジョグ 5’40/km

ジョグなのでそもそも力強さは出ません。

ジョグ 5’10/km

キロ5ちょいでもほぼ同じような図形です。

400m88秒(3’40/kmペース)で2本

5000mを走るようなペースで400mを2本走りましたが、ほぼ同じような図形になりました。

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400m 82秒(3’25/km)

先ほどのペースと同じような負荷で走りつつ、骨盤の動きが悪く感じたので、骨盤の動きの悪い左側に膝を少し前に出すように走ってみました。するとペースが上がりましたが、先ほどとキツさはさほど変わりませんでした。

300m 57秒(3’10/km)

先ほどの動きのままで少しスピードを上げてみたところ、1番上の走りと同じタイムですが、この時より楽に走れました。

400m 92秒(3’50/km)

3’10/kmペースは1500mを走るペースなので、その動きを大きくは変えずにペースダウンしてみました。ただちょっとバランスが良くないと感じました。

300m 53″9(3’00/km)

バランスの悪い理由は何かと思ったところ、脚が後ろに流れていることに気づいたので、その辺りを改善したところ、腰の位置が高くなり楽にぐんぐん進みました。今回走った中で最も良い感覚でしたが、スコアも今までで最もよい点数でした。また57秒で走った時より3秒速いけどこちらの方が楽でした。

400m 87″5(3’38/km)

ペースを落とし、脚が後ろに流れないように走りました。ペース感覚としては、92秒で走った時と同じような感覚でしたが4秒以上速く、感覚的にも良い感じでした。「左右対称性」はもう少し改善できるけど、「負担の少ない接地」「動きの力強さ」はこのような図形が、私にとって走りやすいフォームな気がします。

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先ほどの脚が流れないように走った時のフォームで撮影したのが下の画像です。ちなみに上は練習開始直後に撮影したものです。最初のジョグなどはこのようなフォームになっていたのでしょう。骨盤の引き上げのタイミングが遅く接地時に遊脚側が一緒に落ちていました。走行中に骨盤を引き上げる動作をすることは中々難しいけど、今回やったように踵が後ろに流れないように尻に近づけるようにすると結果として遊脚側の骨盤が引き上がったのを感じました。

脚が流れていた時のフォーム

脚が流れないように改善した時のフォーム

 
 
 
 
 
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モーションセンサーの詳細項目で比較はしていませんが、今度どのような違いがあるのかを分析してみます。

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