東京レガシーハーフマラソン

日曜日に開催された東京レガシーハーフマラソンは選手としてではなく、観戦者としてレースを楽しみました。

コースが発表されてすぐにウルプロメンバーと試走したところ、多少アップダウンはあるけど走りやすそうなコースと感じました。しかし10月中旬だとまだ暑いから自己ベストなど出すのは難しい大会かな。と思いました。

また、参加者数15,000人は東京マラソンと比較すると半分以下ですが、競技場スタート・フィニッシュでこの人数はかなり厳しいのではないか?とも感じていました。

レースは8時05分スタートでしたが、私が新宿駅の改札を抜けたのは8時ちょうど。四ツ谷四丁目ならギリギリ間に合うか?と走っていくと、ホントギリギリ間に合いました。

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動画撮影しつつ、選手の走りを観ました。外国人や日本人エリート選手がキロ2分台で一気に駆け抜けていくと、その後に通過するキロ3分そこそこの市民アスリートが速く見えないし、キロ4分はかなり遅く見えちゃう。

自分が走っているとキロ3は相当スピード感があるし、キロ4だって結構速く感じるのに、観客としてトップ選手をみた直後のスピード感ってこんな違うんだと驚きました。

そこから国立競技場に向けて走ってくるランナーを見ながら歩いたり軽くジョグしながら進むが、全くランナーの列が切れない。

キロ4くらいで走りたいランナーは、ある程度前からスタートしないと、中々自分のペースで走れないだろうって感じました。

最後のランナーを見たのは国立競技場の横まできたタイミングでした。

最後尾のオフィシャルカーの後、収容車、ゴミ収集車、道路清掃車が連なっていきました。

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国立競技場は事前登録が必要だけど、中で応援することができました。

国立競技場のトイレ数

競技場の周りや、競技場には元々常設トイレはたくさん用意されているけど、私が見た範囲では仮設トイレはなかったです。(参加したウルプロメンバーに聞いたらやはりありませんでした。)

国立競技場の収容人数は68,000人で、観戦型スポーツやイベントなどに利用され、それらに対応できるトイレ数など設置されてはいますが、ランナーなら分かると思うけど、会場に着く前にトイレに行っても、スタートブロックにつくまえには、トイレにいきたい。そんなことを考える女子はともかく、男子は足りないと思いました。

実際どのくらいあるのか?と調べたらこんな感じです。管理運営者用を除くとこんな数になります。もちろん今回のランナーが入場できない場所に設置されたトイレを含んだ数ですから、実際に使えた数はこれより少ないでしょうが、思ったより多いです。

男子)993(小738、大255)

女子)921(大921)

男女別参加者数は調べてないけど、ざっくり男子が女子の3倍くらいでトイレ数は同じだと、ちょっと男子は厳しいと思いましたが、女子トイレの一定数を臨時で男子用に変更したようです。それでも参加者に聞いたところ女子はほぼトイレの待ち時間はなかったようですが、男子は時間によっては結構待ったようです。

さて、競技場に入って、トップ選手をどの辺りで見ようと思っていると、車イスの部のアスリートが競技場に入ってきて、少ししてトップ選手が入ってきました。

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優勝タイムは1時間00分10秒

ハーフマラソンはホントあっという間です。

優勝者が60分台、日本人一位の村山選手が62分台のタイムをみて、やはりまだ暑くてタイム出しにくいよね。なんて感じました。涼しい時期、寒い時期ならそれぞれ58分台、60分台のタイムになるでしょうから2分くらい、比率にして3%くらい遅くなる感じでしょう。

リザルト(上位選手)

リザルト(一般含む)

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唐澤選手 T11/12世界記録 1:08:30

そして、視覚障害者(T11)の唐澤選手が1時間08分30秒の世界記録で優勝しました。

全く見えない中を、平均3’14.8/kmペース(トラック1周78秒未満)で走り切ったのです。

前日開催の箱根駅伝予選会で本戦出場を決めた10大学の各校10位まで100人で一番遅いタイムは1時間06分27秒です。また予選会全参加者(505人)のうち342位に相当するタイムです。

また今回女子はキャロライン・ニャガ選手(ケニア)の1時間08分23秒ですから7秒差。日本人1位は1時間10分35秒ですから2分以上も速いのです。

凄いと思ったのは、唐澤選手だけではなく伴走者で、路面状況やコーナーなどコース状況や、前のランナーとの間隔、そしてペースや距離など伝えながらこのペースで伴走するのだから相当の疲労度だと思います。そもそも余裕あるペースでなければ伴走はできませんから、唐澤選手が力を付ければ付けるほど伴走できる人が少なくなるといったジレンマはあるでしょう。

さて唐澤選手は、星野和昭さんのコーチを受けるようになってから急成長しました。こちらは4年前の記事ですが、この頃も相当伸びていましたが5000mのタイムは 16:18.59でした。そして現在は14分台です。

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ウルプロメンバー半数以上が自己ベスト

今回、私が把握している範囲で、ウルプロメンバーが7人走り、4人が自己ベスト更新しました。上位選手の結果を見ても決して好記録を出しやすい気象条件ではなかったので素晴らしいことです。

ランニングを始めたばかりの頃は走るたびに自己ベストを更新できますが、徐々に自己ベストを更新できなくなり、加齢の影響も加わりタイムが落ち始める方は少なくありません。ウルプロでは50代、60代で自己ベスト更新する方は珍しくありません。なぜ自己ベストを出せるかといえば、ただ走るだけではなく、どうすればタイムが伸びるかを考えて練習しているからです。イメージ通り走れないのはなぜかを考えて練習しているからです。

しばらく自己ベストは出せていないし、もう出せないんだろうと思っている方、ウルプロにはそのキッカケがあるかもしれません。練習会やパーソナルレッスン についてはFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。

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