弘前48時間走選手権 途中経過を随時更新

本日11時にスタートした弘前48時間走選手権の途中経過をこちらのページで紹介していきます。

私が先ほどまで100kmを走っていたので、9時間経過時点で一旦記録を集計しました。ベースになった資料は下記の1時間ごと経過ですが、これだけだとその1時間に走った周回や距離をイメージすることができず、この選手はどのような状態で走っているか掴むことができないので、1時間ごとの周回数に置き換えました。

時間の下にある数値は時間帯です。11-12は11時から12時です。これを書くことで、暑い時間帯かどうかイメージできると思います。

1時間ごとに随時追加していきます。

最終結果

優勝は芳賀選手、2位は小山選手、3位は林原選手。女子優勝は廣瀬選手でした。

応援の力の後押しもあり、最後の1時間で林原選手、吉沢選手は10周回(10.9km)+αしました。これが24時間走や48時間走の一番の見どころでもあります。

全ての選手・スタッフの方々お疲れ様でした。

大会について

有力選手

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1時間経過

2時間経過

3時間経過

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4時間経過

5時間経過

6時間経過

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7時間経過

8時間経過

9時間経過

さて、9時間経過時点のトップは小野塚選手で、スタートから順調に周回を重ねていて、2位に4周(4.36km差)をつけています。上位には強い選手が徐々に上がってきました。

また女子は24時間走日本代表経験のある松本選手、藤原選手を抑えて、廣瀬選手が68周回でトップに立っています。

私自身が100kmを走っていたので分かりますが、最高気温26℃で直射日光を浴び続ける展開に苦しんでいる選手がたくさんいます。例えば1時間ごとの周回でそれまで7周走っていたのに、いきなり4周に減少した選手などは苦しい時間帯だったのでしょう。そのままずるずると落ちる選手もいれば、気温が下がった時間帯に復活する選手もいます。そのような目線で知っている選手がいたら周回数を追ってみてください。

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10時間経過

この1時間の変化としては、小野塚選手のトップは変わりませんが、小野塚選手は7時間までは1時間ごとに9周もしくは10周走っていましたが、その後8周、7周、そして6周と時間ごとのペースが落ち厳しい状況です。

逆に岩立選手は14時から17時は脚の痛みなど苦しみ周回数は落ちましたが、それ以降は盛り返してきました。この1時間も8周走りました。同じく8周走ったのは2021年川の道フットレース(503km)を3d 21:32:57で完走した小山 智久です。小山選手も前の時間帯は5周に終わっていたので休憩をしたのかもしれません。

女子は廣瀬選手の1位は変わりませんが、ここにきて松本選手が差を詰め始めてきました。

10時間走っても、まだ残りが38時間もあるので、今後どのような展開になるかは分かりませんが、時間の経過とともに川の道フットレースや本州横断フットレースなど500kmを超えるレース経験のある選手が睡魔対策など含めて強くなってきます。

11時間経過

午後10時を回り、スタートから11時間が経過しました。選手の大半は薄着ですが、走れている時は大丈夫でも、走れなくなり歩きの時間が増えると、薄着では耐えられないくらい寒くなってきました。

さて、この時間帯はトップを走っていた小野塚選手が復活の走りをしましたが、先ほど会うと11時間でDNFを申告したようです。レース前に脚を痛めたと聞いていましたが、そのあたりが原因なのでしょう。

上位陣は安定した走りで周回を重ねていますが、吉田選手が少し厳しくなってきました。吉田選手は昨年のバックヤードウルトラ(東京会場)で優勝した選手であり、今年の川の道フットレース(514km)3d 09:39:24で2位に入っています。川の道が終わってから2週間ほどなので日程的に疲労が残っているのかもしれません。

また、暑い時間帯に苦しんだ芳賀選手がこの時間帯に9周と最も周回数を伸ばしました。

女子は、トップの廣瀬選手、松本選手ともに6周なので周回差は変わりません。

12時間経過

48時間走は区切りの時間である12時間を過ぎました。これで1/4が終了です。

11時間で小野塚選手がDNFしたことで、この時間帯では岩立選手がTOPに浮上しました。そして1周差で小山選手が追う展開です。そろそろ最初の睡魔が来る時間なのか、1時間に0周や1週という選手も増えてきました。

女子は廣瀬選手がこの時間帯に7周走り、6周の松本選手との差を広げました。廣瀬選手はこれまで日本代表といった実績はありませんが、この時間帯も元気に走っているので記録を伸ばしそうです。

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13時間経過

男子の上位に大きな変動はありませんが、芳賀選手がじわりじわりとTOP5に近づいてきました。女子は廣瀬選手が順調に周回を重ねていますが、松本選手は少し厳しい展開なのか、もしくは意図的に休憩をする時間にしているのでしょう。

前の時間帯は0だった皆木選手が5周、前の時間帯が1周だった吉沢選手が6周と復活してきました。

私自身、48時間走の経験はありませんが。24時間走ではこのように復活と潰れを繰り返しながらも諦めずに距離を伸ばす選手は少なくありません。また諦めない選手を見ていると胸が熱くなります。

14時間経過

この時間は小山選手が一気に動きました。周回数で岩立選手と並びました。また芳賀選手はこの時間も9周走り4位まで上がりました。林原選手はパワーウオークをしていましたが、その歩きが非常に速かったのが印象的でした。そして女子1位の廣瀬選手は男子を加えても7位まで記録を伸ばしてきました。

周囲が暗くなるこの時間は睡魔との戦いになっている選手もいるでしょうが、心身とも厳しい時間帯です。

15時間経過

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16時間経過

17時間経過

明るくなると選手の活動量が増えてきます。

この3時間は小山選手が8-7-7と安定した走りで137周まで周回数を伸ばし、岩立選手がキツイながらも2位を守る。そして芳賀選手、林原選手が続く。序盤は上位をキープしていた吉田選手は3-4-1と厳しい時間帯になりました。

女子は廣瀬選手が6-7-4と周回を重ね117周回で男子入れても6位まで上がってきました。

注目する選手の数字を横に追ってみてください。その数字を見るだけでも、眠いんだろうなとか、どこか痛むのかなとかその選手の状態が見えてきます。

18時間経過

18時間が経過し上位陣に大きな変動はありません。男子は小山選手がこの時間帯も8周回を重ね独走。女子の廣瀬選手、松本選手が総合でも6位、7位上昇してきました。

明るくなり、暖かくなってきましたが、今日も暑い1日になりそうです。

24時間走は11時スタートです。

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19時間経過

この時間帯はトップを走る小山選手が周回数を3と落とす一方で芳賀選手が8周回と伸ばしたことから、一気に差がつまりました。女子の廣瀬選手、松本選手も順調に周回を重ねています。また上位陣以外にも明るくなり、一気にペースが上がった選手も増えてきました。

女子1位の廣瀬選手の24時間走の記録は187.95kmで、2位の松本選手の記録は234.618kmです。廣瀬選手はコロナ禍の中で力を蓄えてきたのでしょう。

20時間経過

21時間経過

この2時間は周回数では上位の変動はありませんが、小山選手を芳賀選手が抜きました。上位2名は24時間経過時で200km到達思想です。

過去のデータを見ると非常に強く経験豊富な選手であっても、前半24時間より後半24時間は82%程度に落ちています。この計算どおりに走れれば前半200kmであれば後半164kmとなり364kmとなります。

女子は廣瀬選手が松本選手を徐々に引き離してきました。

中盤から下位の選手でここ3,4時間周回数を伸ばしているのは、吉沢選手と皆木選手の両名ですが、TOP5との差は大きいけれど、自分の前の選手を一人一人抜いて行ってください。

昨日100kmは8時スタートで下が、今日の8時は昨日の日中のような暑さです。21時間も走ったのにまだまだ半分終わっていないのです。

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22時間経過

12時間走が終わって、コース上には48時間走の選手だけの時間帯になり、選手にとっては寂しい時間帯です。11時から24時間走スタートするので、その後また雰囲気は変わってくるでしょう。

48時間走の選手に話を聞くと、昨日のスタート時は最初から暑かったから、なんとかなったけど、いったん夜中の寒さを経験した後の、この暑さは非常に厳しいとみんな言っています。

さて、レースに関しては小山選手は定期的に仮眠をとる時間を設けているのかこの1時間の周回数は3回です。48時間走はその辺りも戦略になります。

トップの芳賀選手は深夜の時間帯も安定して周回数を伸ばし2位以下を引き離しています。しっかり走っている選手もいれば、戦略的に歩きを加えている選手もいます。本州横断フットレースで活躍している林原選手は歩きを加えて最低限のペースを落とさないようレースメイクをしています。

女子はこの時間帯も廣瀬選手が松本選手の周回数を超えています。

また、前半は下位に沈んでいた吉沢選手はこの周回は全体トップの7周回しました。残り26時間でグングン順位を上げてくるかもしれません。

23時間経過

24時間経過

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25時間経過

22時間経過から25時間経過までレースが動いてきました。
男子トップは芳賀選手が安定した周回を重ねてきましたが、この1時間は計画的に休憩とされたのか1周回でした。その結果、179周回の岩立選手と小山選手と3周回差となりました。女子は廣瀬選手がペースを落としながらも確実に周回を重ねています。

休憩中の選手からは、これ歩くだけで熱中症になりそうだよ。など声が聞こえてきます。

24時間経過時に、24時間走がスタートし、こちらはスピードが速いのでスピード差に戸惑う選手もいます。

26時間経過

27時間経過

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28時間経過

29時間経過

現在はたまに雨がチラつくような走りやすい気象条件になってきましたが、48時間走の選手は既に29時間を経過し心身ともに限界の中走っています。

計画的に睡眠をとるために1時間単位での周回数が伸びていない選手もいるので、周回数が落ち込んだとしても、それが計画的なのかどうかは分かりませんが、ただ立つことだけでも大変そうな選手はいます。

その中で現在のトップは岩立選手でこの4時間は6-4-5-7としっかり周回を重ねています。2位の小山選手は4-4-5-7で岩立選手と2周差。

女子は廣瀬選手が5-5-5-4と厳しいながらも前を向く気持ちは失っていません。またずっと走り続けるのではなく定期的に椅子に座って休憩しつつ補給をしています。

周回数を調べていて思うのは、順位を一気に上げていくのは難しいけど、順位が落ちるときは一気に落ちていきます。

30時間経過

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31時間経過

涼しくなってきたことも影響し周回数を伸ばす選手が増えてきました。エイドステーションのスタッフに聞くと、小雨がパラついたあたりで気温が下がってからは筋子ごはんやカレーを食べる選手が増えてきたとのこと。それまでは暑くて食欲など湧かなかったのでしょう。

31時間経過し残りは17時間

32時間経過

33時間経過

33時間経過

この2時間で上位陣に大きな変化がありました。上位5選手のこの2時間の周回数は、芳賀選手14周、小山選手10周、岩立選手3周、山外選手5周、林原選手7周と芳賀選手が大きく抜け出してきました。

また、総合6位以下の選手も女子1位の廣瀬選手が10周、松本選手12周、吉沢選手12周、そして5時間周回なしが続いた吉田選手はコース復帰後の3時間で22周と大きく伸ばしています。

強い選手を見ていると、暑い時間帯は思い切って休むというのが48時間走では重要な戦略なのかもしれません。疲れ果ててから休むのと、疲れ果てる前に休むのでは疲労回復が大きく変わってきます。暑い1時間と涼しい1時間では走れる距離も変わればダメージも変わってきます。

34時間経過

35時間経過

途中トップを走っていた岩立選手が厳しくなってきました。この4時間で5周回。その間現在トップの芳賀選手は27周回なので一気に差が広がりました。2位の小山選手は休憩の時間帯も作りつつ淡々と周回を重ねている感じです。

そして、女子トップの廣瀬選手がついに総合でも5位に上がってきました。現在でも走れているので1時間に5周少し周回を重ねれば300kmに到達します。

芳賀選手がどの辺りをターゲットにしているかは本人に聞いていないので分かりませんが、これから1時間に7周回すると355kmになります。

残り13時間

36時間経過

37時間経過

38時間経過

39時間経過

40時間経過

41時間経過

42時間経過

42時間経過で、残り6時間になりました。
男子トップの芳賀選手はこの直後に300kmを突破。女子トップの廣瀬選手は総合4位まで上がってきました。41時間目に休憩をとりまた周回を重ねています。

43時間経過

44時間経過

4時間を切りました。

トップの芳賀選手は現在309kmでこのペースで走れば330kmは超えそうです。小山選手、林原選手も300km超を視野に周回を重ねています。

女子1位の廣瀬選手は現在総合4位で300kmは厳しそうですが290km前後まで伸ばしそうです。腰回りは固まってきているそうですが、まだ走れています。

気温が目まぐるしく変わるコンディションの中で、既に44時間経過しましたが、チャレンジしなければ決してわからないキツさの中で選手は頑張っています。

45時間経過

46時間経過

いよいよ2時間を切りました。

上位の順位変動はないかもしれませんが、それぞれの選手が少しでも上積みをしようと懸命に動かない身体をどう動かそうかと試行錯誤しています。女子トップの廣瀬選手も300kmに迫るところまで伸ばしそうです。

47時間経過

48時間経過

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