前話ではKさんと高橋さんを紹介しましたが、今回はK.Kさんと阪井さんを紹介します。
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K.Kさん(61歳)ランニング暦:45年 初フルからは10年(ウルプロ在籍期間:2年)
□月間平均走行距離
マラソン始める前は月10キロ走れば良い感じで、仕事や子育てなどに時間をかけていました。3年前から月150キロ、還暦過ぎてから200キロ、昨年は毎朝走るようになり300キロ前後走るようになりました。
□フルマラソンタイム
ウルプロ入会前 4時間11分30秒
ウルプロ入会後 3時間56分23秒
□目標達成のためにしていること
・パフォーマンスアップ・走力アップ
朝ジョグ、体幹トレーニング、ワラーチで走る。
・故障予防
走り過ぎないようにする。疲れたら疲労抜きをする。
・体調管理
食事をきちんと取る。
・メンタル的なこと
昨日の自分より1秒でも進歩できるようにしています。また当初は周りの速い方を見て焦る気持ちがありましたが、最近は過去の自分を越えることができるように考えるようになりました。
□ランニング始めて変わったこと
走り出してからは良いことばかりで、仕事が楽に感じるようになり、毎日イキイキとした気持ちになることができました。また走っていなければ知り合うことができなかった、たくさんの友人の存在が人生を大いに楽しくさせてくれました。
□これからの目標
いつまでも健康で走ることができるように、記録だけではなく、旅ランやマラニック、そして山も楽しみたいと思います。
□ウルプロについて
「ウルプロに入れば今の自分を変えることができます。」と自信を持って伝えることができます。 またウルプロのメンバーの皆さんの振り返りを聞いたり読むこともとてもよい勉強になります。
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阪井 徹史さん(53歳)ランニング暦:6年(ウルプロ在籍期間:2年3ヶ月)
□月間平均走行距離
200~300km(秋冬シーズン中)で変化なし
□フルマラソンタイム
ウルプロ入会前 3時間47分19秒(グロス)3時間45分43秒(ネット)
ウルプロ入会後 3時間28分04秒(グロス)3時間24分54秒(ネット)
□目標達成のためにしていること
パフォーマンス向上のために、走る以外のトレーニング(体幹トレや柔軟)をしたり、ランニングフォームを細かいところから見直し、 故障予防の目的で週1回ジムでパーソナルトレーニングを受けている。また、体調管理のためにリカバリープロテインなどを摂取している。
□ランニング始めて変わったこと
普段の生活で疲れにくくなった。
□これからの目標
長続きできる範囲で自己ベストを少しずつ伸ばしたい。
□ウルプロについて
ランニング理論に基づいたエクササイズを楽しい雰囲気で続けられるクラブ
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K.Kさんはランニング歴が長く、この5年間くらいはサブ4を目指すも中々切れない中、ウルプロに入会し苦手な練習もして60歳を過ぎてからサブ4達成しました。
阪井さんは入会時からサブ3.5できてもおかしくない走力を持っていましたが、レース終盤の足つりに毎回悩まされていました。色々試すも改善しない阪井さんに「足攣りは絶対にあるものと織り込んでください。」と伝えた記憶があります。
どういうことかと言えば、「足攣りが怖くて序盤ペースを落としても30km過ぎに足が攣ってしまうのなら、序盤は呼吸が乱れない程度のスピードでいけるところまで走ることで貯金を作り、足が攣りそうになったら完全に攣る前に止まったり、歩いたりする時間的・精神的余裕を作ってください。」ということです。
そのために足攣りがなければ3時間20分が切れる程度の走力が身につくよう練習してもらいました。
足が攣ったから目標達成できなかった。足攣りしなければサブ◯できるのに。と話す方はいます。これは足攣りに限らず、仕事が忙しくて練習時間が取れないからダメだった。根性ないから終盤耐えることができなかった。などよく聞く話です。
仕事が忙しいけど環境を変えることができないのなら、その限られた時間の中でどう目標達成に向けて力をつけていけば良いか楽しみながら工夫していったら良いと思うし、根性がなく粘れないと自覚しているのであれば、根性を出さねば乗り切れない場面をできるだけ先に伸ばすよう走力を高めたらよいでしょう。
また、時間がない。お金がない。練習場所がない。才能がない。根性がない。など出来ない理由を見つけていたら、力はつかないし、走ることがつまらなくなってしまいます。
そもそもこれらは周りと比較しているのです。
K.Kさんも以前は周りのランナーと比べて焦りを感じていたとありますが、周りの頑張りをみて奮起する効果はあっても、その気持ちが強くなりすぎると市民ランナーにとってはマイナス面が大きくなっていくように感じます。
◯◯がないから出来ない。と考えがちな方は、なぜ自分は走っているのだろう。走り始めてどんな時が楽しかっただろう。など振り返ってみると何か気づきがあると思います。
50代・60代でも目標達成するために大事なこと〜ウルプロメンバーの実践⑤〜に続く
自分と同じ年代の方が進化しているのを知ると刺激になります。
ポジティブな考えを持っているつもりでしたが、気づかないうちにネガティブ思考になっている自分がいます。その事を改めて気づかせてもらいました。