過酷すぎた今年のハセツネ 完走率66.7%

今年のハセツネは厳しかったと参加したランナーは口にしますが、真夏の戻ったような暑さの中スタートしたのですから、走っていなくても過酷さは想像できます。

スタート少し前の時間帯にウルプロ練習会を織田フィールドで行いましたが、あまりの日差しの強さと暑さに熱中症リスクが非常に高いと判断しメニューを一部変更しました。

<スポンサーリンク>


特にハセツネは第二関門で規定の水分を補充できる以外は、スタート時に自分で持たねばならないため、今年は昨年以上に水切れや、脱水、低ナトリウム血症に苦しむ選手が続出するのではないかと思い、このような投稿をしました。

暑さで胃腸をおかしくすると、普段全く問題なく食べることができるジェルなどが全く受け付けなくなることは多々あります。そのために複数のタイプのエネルギー源を持つことをオススメしたのです。

速報は大会公式ページに掲載されています。

【第26回ハセツネCUP】速報

アクセス集中からなかなかページが開かなくなっているので、上位の結果を転載します。

男子

1 三浦 裕一 SAC 7:52:06
2 城武 雅 TEAM R×L 8:05:35
3 矢嶋 信 武蔵UMC 8:42:40
4 小原 将寿 ANSWER4 8:54:31
5 菊嶋 啓 8:56:30
6 牧野 公則 Salomon 8:57:07
7 伊藤 健太 9:02:41
8 細山 雄一 武蔵UMC 9:09:34
9 伊東 努 八百武 9:09:49
10 牛田 美樹 inov-8  9:11:31

 

 

女子

1 髙村 貴子 旭川医科大学 9:29:09
2 宮崎 喜美乃 TNF 10:06:10
3 立石 ゆう子 10:13:32
4 太田 美紀子 京都炭山修行走 10:38:07
5 吉田 広美 スカイトレイル 10:56:43
6 浅原 かおり 11:17:10
7 大庭 知子 11:24:38
8 久津間 紗希 Answer4 11:39:03
9 青木 奈和子 ウルプロ 12:07:12
10 關 利絵子 チーム八合目  12:07:30

<スポンサーリンク>


優勝した三浦 裕一選手

2位の城武 雅選手

3位の矢嶋 信選手

4位の小原 将寿選手

今回フィニッシュエリアで選手を待ちましたが、選手の到着が明らかに遅い。例年だと8時間を過ぎると次から次へとヘッドライトの明かりを揺らしながら選手がくるのですが、今年は中々こない。

今日予定があり、終電で帰らねばならないため、22時少し前に会場を出ましたが、出る直前に5位、6位の選手が飛び込んでくるもsub9は6人。例年の半分以下です。

この結果を見るだけで、どれだけ過酷だったのかが分かります。

2016年、2017年の結果と比較してみました。

<スポンサーリンク>


この表は男女合わせた順位を時間別に比較してみました。

9時間未満でゴールした選手は2016年12人、2017年14人でしたが、今年は6人と半減しました。

ハセツネランナーが狙う一つの指標である当日ゴールのsub11は例年100人前後ですが、今年は60人です。

例えば500位のタイムは2016年は14時間台でしたが、今年は16時間台です。

完走者数は1,577人と昨年より約150人、一昨年より約350人減少しました。なんと出走者の3人に1人がDNFという結果になりました。

今回多数のウルプロメンバーが走りましたが、青木さんが総合9位 20代1位に入り、岩崎さんが男子TOP50に入りました。

(撮影:遠藤さん)

今回、暑さが選手を苦しめたのは間違いない事実ですが、具体的にどのような状態になったのかなどを後ほど記事にしようと思います。

スタートしたランナー全員が素晴らしいチャレンジャーです。お疲れ様でした!



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA