2019チャレンジ富士五湖②〜スタート時間の再考をお願いしたい〜

2019チャレンジ富士五湖①〜本気の大人の笑顔と涙〜

私のレース展開など書く前に、一番心に残っていたことを先に書きました。

さて、自分のレースについて記憶にあることから少しづつ書いていきます。

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今回はコースベストの8時間54分をターゲットにしていましたが、レースペースに関してはあまり考えていません。

2010年から9回、コースが変わった2015年から4回走っているので、8時間54分で走るにはどのようなペース感で行けば良いのかは分かっているからです。

また目標タイムがあっても、走り出してみて体調や気象条件によって臨機応変に走りを変えるようにしてます。

その内容に触れる前に、感じた方は結構いると思いますが、大会運営全般に関してこれだけは改善した方が良いと思ったことを書いておきます。

今回スタート・ゴール会場のルートが少し変わりましたが、それ以上に、100kmの部のランナーにとって、かなり重大な変更がありました。元々朧げながら頭にありましたが、こんな大きな影響とは気がつきませんでした。

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それは昨年以前も100kmを走っていて10時間以内で走っている方は、気付いたと思いますが、118kmが4時スタートと4時15分スタートの2ウェーブになったことです。

序盤キロ5分を切って走ると、例年は山中湖の近くで118kmの最後尾ランナーに追いつきます。

山中湖に近い辺りまでくると歩道は狭くないので、118kmのランナーを抜くのもさほど気にならず一定のペースを刻めます。

山中湖の第一関門まで17.4kmで、関門閉鎖時間は2時間15分ですから、キロ7分45秒ペースで突破できますが、38.7kmの第二関門閉鎖時間を考えるとスタートから第二関門まで平均7’21/kmペースで走らないと間に合いません。

さらに第二関門手前の上り坂を考えると第一関門まではキロ7分少々で走らないと第二関門を突破は厳しくなります。

その辺りについて昨年書いた記事です。

それではチャレンジ富士五湖は完走できない①〜関門時間にご注意を〜

キロ7分で17.4kmを走ると約2時間02分ですが、30分遅れてスタートする100km第一ウェーブのランナーがキロ5で走った場合、追いつくのは15km地点です。

7x=5x+30

x=距離=15(km)

それが今年はもっと手前の狭い歩道で118kmの後方のランナーと、100kmの前方のランナーが混在することになったのです。

計算してみると、キロ7で走る118kmランナーとキロ5で走る100kmランナーが交わるのは7.5km地点なのです。

7x=5x+15

x=距離=7.5(km)

実際、キロ5より速いランナーも数多くいますし、118km第二ウェーブの最後尾スタートのランナーはスタートロスが1分程度あるから、もっと手前から混在していたと思います。

10kmから15kmあたりは二人が並走するのがギリギリの幅しかない歩道が結構ありますが、118kmのランナーも、それぞれ走るスピードは様々だし、100kmのランナーのスピードも様々なので、100kmのランナーが118kmのランナーを抜くのが大変なだけではなく、118kmのランナー同士、100kmのランナー同士も前のランナーを抜くのが大変で、序盤ペースを作るのが大変でした。

また歩いている118kmのランナーは避けることも出来ないので申し訳なさそうでした。

このようなスピード差のあるランナーが大人数混在して狭い道を走るのは安全面の観点からリスクと感じました。

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参加人数が増えたことから118kmを2ウェーブにしたのでしょうが、それなら100kmの第1ウェーブを4時30分から4時45分に遅らせれば良いのです。

100kmは3ウェーブあり、今回、第3ウェーブは5時スタートでしたが、15分遅らせたら5時15分になります。

その場合、制限時間14時間で19時15分にタイムアップになりますが、118km第2ウェーブのタイムアップも19時15分ですから運営上の不都合もあまりなさそうに感じます。

主催者側も118kmを2ウェーブにすることの安全面での影響を考えていないわけはないと思いますが、今後の大会では特にランナーがバラけるまでの序盤に狭い歩道を走ることを考えてのスタート時間を再考して欲しいです。

この影響から、昨年までは山中湖まではあまり信号に捕まることなく走れましたが、今年はかなり捕まりました。なぜなら昨年までは遠くから信号の変わるタイミングを見てペースをコントロールしていましたが、今年はランナーが詰まっていてそれが出来なかったからです。

スタートから20kmまでの1kmラップを掲載します。

SUUNTO9で計測しましたが、かなり正確でした。

4’45-5’16-4’38-4’15-4’10

4’47-5’26-4’32-5’56-5’38

5’12-4’50-4’48-5’12-6’06

4’46-4’53-5’11-4’49-4’55

5kmまでの下りは速いけど、その後はだいたい4’45/kmペースで走っていたので、それより遅い区間は、信号待ちとランナー渋滞です。

15kmくらいから道が広くなるので、ようやくペースも安定してきました。

序盤は5km24分を目安に走っていましたが、距離表示ごとに手動でとったラップタイムは20kmまでこんな感じでした。

22’57-26’23-26’29-24’51

コースベストの8時間54分。少なくとも9時間で走ろうと思うとラストの坂も考えてフルマラソン通過は3時間20-25分、50km通過は4時間から4時間05分を考えていましたが、20kmまではとてもそのペースでは走れませんでした。

20km通過時点で、既に5分近い遅れになりました。

ただ、焦ったりイライラしても仕方がないので、信号で止まるたびに補給するなど有効活用しました。

2019チャレンジ富士五湖③〜50KMまでの走りは体感イーブン〜 に続く

2019チャレンジ富士五湖③〜50kmまでの走りは体感イーブン〜



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