フォーム改善には自分を俯瞰し考えること 〜千本ノック以外にも方法はあります〜 その2

 

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T.Mさん(男性)

【Before】

【After】

きょうはひさびさの午後練でしたが、最初に走ったときの動画でフォームを見てみると、以前から気になっている体の後傾が見られました。

今日の練習を通して

・腕振り
・坂では地面についているほうの足に体重をのせる
・ひざを上げるというより前へ出す

という点を意識し、最後の1km2本でも腕振りを意識して走ったら楽に走れ、後傾も見られませんでした今夜の夜練でも特に腕振りを意識して走ったところ、5kmで徐々にペースを上げてもけっこう楽に走ることができました。

【注釈】

After画像を見るとまだ慣れていないので少し硬さはありますが、腕振りを変えるだけでこんなに変わります。腕振りを小さくしたり低い位置にすることが悪いとは言いませんが、後傾しやすいランナーは変えた方が良いです。意識をした後のMさんの走りを見たら気持ちよくスムーズに走れていました。

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Y.Wさん(女性)

【Before】

【After】

私の場合は改善点がありすぎ&それぞれの解決策をまだ身体で理解できていないという状況ですが、まずは2点に集中していきます。

1. 腰がくの字に曲がる癖
決して意識していないわけではないのですが、今日も相変わらずでした。この癖が残っている限りはどんなに頑張って膝を前に出そうとしても可動域が制限されてしまうことになると感じています。この癖自体は日常生活でも出ているものなので、ランニング以外の時でも下腹部を前に出す(ただし胸は出さないように注意)ことを継続的に意識して、ちょうどいい姿勢をつかんでいきたいです。

2. 着地
坂道ではある程度地面を押す感覚はありましたが、トラックでは正直うまく地面を押せていなかった結果、過度な上下動につながっていたように感じます。そもそも足の重心を均一にかけようとしても特に外側に重心をかけることができないという問題もあるので、バランストレーニングや衰えている足指の筋力強化を行うとともに、ランニング時は着地後に蹴らずに地面を押すように注意していきます。

【注釈】

Wさんの前へ前へ進むような走りは良いのですが、腰が落ちていることから沈み込みが大きくなり、脚力はありますが、レース中盤以降はキツくなってしまいます。本人は色々改善点がありすぎと話していますが、今回は腰が落ちないようにという伝え方ではなく、下腹部を前に持っていく意識で走ってもらいました。

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Y.Nさん(女性)

【Before】


【After】

【最初】以前見たフォームと変わらず全体的に低重心で、体幹の前傾が乏しい印象でした。

【練習中】胸を張ることで低重心はやや改善して、肘を上下に振ることで左右動揺は軽減されました。
坂ダッシュでは肩甲帯と骨盤が上手く連動すると前に進む感覚がわかり、その後の1000mはいつもより前に乗る感覚があり楽でした。

片足立ちは明らかに右足に乗り辛く、普段から長距離になると右足・膝が痛み出すことが多かったです。

【今後の課題】

①右足に乗りやすくなるように体幹・股関節周囲筋の強化と協調性の向上を図る。
②腰が反りやすいため普段の姿勢から気を付けるようにする。

【注釈】

画像で見ると意識したことが分かります。走力が付いているので秋のレースが楽しみです。この画像では左右のブレは分かりませんが本人は体感できたようです。

 



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