3年3ヶ月ぶりのサブ3達成!その7〜身体のバランスを整える〜

他の記事と平行しているので中々終わりませんが今週中には終了します。

3年3ヶ月ぶりのサブ3達成!その6〜走行距離に縛られない・身体は消耗品だ!〜

3年3ヶ月ぶりのサブ3達成!その6〜走行距離に縛られない・身体は消耗品だ!〜 から続く

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前回はこのように終わりました。

もちろんアプローチは様々ですから、『走った距離は裏切らない』と距離を追いかけることが即座に悪いとは言いません。ランナーそれぞれ身体の強さも違います。ただ故障するような練習は悪い練習です。目標達成のためには故障するかしないかのギリギリの練習が必要だ。と言う方もいますが、故障するリスクは可能な限り排除すべきです。故障によっては元に戻すのに時間がかかると言う程度の話ではなく、もう走れなくなるようなこともあるのです。

 

私は左肩を痛めたことが停滞の原因だったと書きましたが、走れないような故障ではありませんがパフォーマンスはかなり落ちます。腕振りが痛みからスムーズに出来ないと走行バランスが一気に悪くなります。

その後、自分自身で、肩に痛みが出ないような腕振りを模索して、効率性の観点からメカニズムを考えていきました。それは自分自身が感覚的に分かったというものではなく、多くの方に伝わる言葉にしています。

ウルプロ練習会やパーソナルで伝えることで、楽にスムーズに振れるようになったと感じて頂いています。

さて身体のバランスを整えるというと様々なアプローチがありますし、話が広がり過ぎるので一つだけ書きます。

ウルトラアカデミーで一緒に講師をさせていただいているサロマ湖ウルトラマラソンで3回優勝している能城さんが昨年話していた、「片脚でしっかり立てることが基本だ」という言葉が頭に残っています。

ランニング中は両脚同時に着くことはありませんから、片脚でしっかり身体を支えることが出来ないと良い走りなんてできるはずがありません。

片脚立ちしている状態でグラグラしているランナーが、落下エネルギーを片脚で受け止めねばならないランニング中にブレずに走れるわけありません。

片脚でしっかり立つには、脚の強さや、体幹の強さ、バランス感覚などいろいろ必要になりますから弱いと感じている方は継続的なトレーニングが必要です。そのためウルプロでの練習会にも取り入れていますし、メンバーには自宅でもするように伝えています。

毎回やっていて思うのは、疲労感などによりバランス感覚はかなり変わるということです。継続的にすることで、分かってくることですが、今日は調子が悪いとかだけではなく、痛みにはなっていない部位の張りや疲れなどに気付くこともあります。

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アイテムとしては、以前は練習やレースの時だけ付けていた、ランニングネックレスKernelを一日中付けるようになりました。

一日中付けるようになったキッカケはそう教わったからではなく、練習やレースの時だけ付けようとすると私はかなりの確率で忘れてしまうのです。。

だったら外さなければ良い。

と風呂に入る時も付けていますが、段々付けていることも忘れてきます。

私はメカニズムが明確で頭で理解できないと疑り深く、効果を感じにくい方です。Kernelを使い始めてしばらくは効果を感じずお守りのようなモノ、気のせい。と思っていましたが、ある時からこれはかなり良いと感じ始めました。それは2016年の神宮外苑24時間チャレンジの時です。

神宮外苑24時間チャレンジで役だったもの①   〜バランス良い接地を支えたカーネル〜

こちらを合わせてお読みください。

私やウルプロメンバーだけではなく、多くの方が感じていますが、接地時の安定感が全く変わってきました。安定感が増したことで腰の位置も高く保てるようになりました。

今回のウルトラアカデミーの画像を見ても昔とはだいぶ変わってきました。接地時のブレが小さくなったから落下エネルギーを効率よく前に進む推進力に変換出来るようになってきました。

私は車でいう排気量や馬力にあたるVO2maxなどサブ3レベルのランナーの中ではかなり低いと自覚してます。パワーのない車を速く走らせるには、いかにロスなくパワーをタイヤに伝えるかです。

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話は戻って『片脚でしっかり立つ。』ことはすごく重要なことです。

ウルプロ練習会の練習前後のストレッチや動き作りでメンバーのバランスが非常によくなっていて私より高いメンバーはたくさんいますが、みな毎日私が伝えたトレーニングを自宅でしているようです。

このような地道な練習を積み上げていく努力は絶対に必要ですが、使えるアイテムは活用すべきだと思います。バランスの良い状態で練習すれば効率はよくなり上達の助けになります。

これは木曜日に仙台からパーソナルレッスンを受けに来ていただいたKさんのレッスンの一コマです。レッスン受けて気付いたことについては近日記事で紹介します。

片脚立ちのバランスが悪いので、その意識を持ってもらうために、傾斜のある箇所で片脚で状態を支えていただきました。

最初はグラグラでした。

動画を見るとよく分かります。

その直後に特にアドバイスなどなく、ただKernelを付けてもらった動画はこちらです。

使った本人が安定感が増したことに驚いていました。KさんはKernelを所有しているけどあまり使っていないようでしたが、これからは使うと話していました。

これはレッスンの一コマで本人が様々な気付きがあった中のほんの一部ですが、このように安定して立てるようになれば走りだって安定します。

できる準備は全てする。

日本代表経験者などウルトラランナーが多数使用していますが、御守り的に使っている選手もいるでしょうが、武器にしている選手もいます。

3年3ヶ月ぶりのサブ3達成にも少なからずバランスアップは貢献しているので紹介させていただきました。

3年3ヶ月ぶりのサブ3達成!その8〜レースにおける補給と日常生活のサプリメント(補助食品)〜 に続く

3年3ヶ月ぶりのサブ3達成!その8〜レースにおける補給と日常生活のサプリメント(補助食品)〜前編



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