自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその3 〜レース展開とトラブル対応①〜


(記事内の画像はウルプロメンバーや、ランニング仲間が撮影していただきました。ありがとうございます。)

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自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその2 〜1時間ごと周回数について〜  に続いてレース展開を簡単に振り返ります。

スタート前にウルトラプロジェクトのメンバーで写真撮ろうと話すも、時間と場所など決めてなかったから、全員が揃わず一部で撮影しました。

私はこんなウェアではスタートしました。

ウェアは上がファイントラックインナー+チャンピオンシステム製ウルプロウェア。下もチャンピオンシステム製ウルプロウェアで下着はユニクロです。下着に関しては以前様々な下着を試しましたが、結局どこでも手に入り安価なユニクロの下着が良いと着用してます。私はボクサーパンツですが、太もも周りなど締め付けなどなく、すれにくいのがポイントです。

今回参加選手のウェアをチェックしてたら、チャンピオンシステムのオーダーウェアを結構見かけました。

また寒い予報だったので、薄いロングタイツを履いて走るつもりでいましたが、スタート前はちょっと気温が上がりこれはマズイとスタート直前に脱ぎました。これは正解でした。

それらのウェアに、アールエルのアームカバーと、ゲイター、メリノウールソックスを身につけて走りました。シューズについては紆余曲折あったので別に書きます。

あと、自宅を出るときに忘れそうになったクリアレンズのサングラスはあって良かったです。風が強かったのでなかったらもっと目に負担がかかっていたと思います。

テーピングは前日ケッズトレーナーで右足底に貼ってもらいましたが、これは絶妙で貼られた違和感が全くなかったです。その他、少し張りが強かった腰と負担のかかる膝、そして乳首を覆うように自分で貼りました。

さらに足指や足底、脇、股などに擦れ防止クリームを塗り込みました。

短時間のフルマラソンなどでも、擦れやマメは辛いけど、もっと長時間のレースになるウルトラマラソンでは、トラブルの未然防止が非常に大事なのです。

未然防止するには、自分自身の過去の失敗やそれにより得た経験だけではなく、自分が信頼できるランナーやWebサイトから得た情報も有効です。

とにかくウルトラマラソンは準備段階で結果はかなり見えてきます。

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今回は前日にようやく頑張ろうという気力になりましたが、大きく体調を崩さないまでも2週間体調不良な状態だったので身体にパワーがみなぎっているとは言えず、少しジョグすると疲れる自分に対して24時間走れるのか疑心暗鬼でした。

ただ会場についたらそんなことは忘れてできる走りをするのみです。

スタート前に必要な準備をして、スタートしたら身体の小さな変化を察知してトラブルにならないうちに対応していく。勢いがない今回の状態ではこれしかありません。

スタート後のペースなどはその2で書きましたが、今回の体調だけではなく、そもそも練習量が少ない私はイーブンペースを保つような走りはできません。疲れたらペースが落ちるのは普通だし受け入れる。前半6時間は特にペースを無理に保とうとはしないよう走りました。

練習量が少ないと書きましたが、24時間走にチャレンジして200kmを超える距離を走るランナーの中には月間1000km超もいますし、500-600kmは普通にいますが、私はレース込みで200km少しが多く、ウルプロでオーバーナイトランを何回かした8月は珍しく300kmを越えたくらいの練習量です。これはフルマラソンで3時間半くらいを目指すランナーの平均的な練習量だと思います。月間走行距離を24時間で走ろうというのは普通に考えたら無謀と思いますが、昨年、一昨年もほぼ同じ練習量で走っています。

神宮外苑は1周約1325mの周回で、計測地点の先にエイドがあり取ろうと思えば毎周とれます。

また一部の記録を持つランナーのみ専属サポート(ハンドラーと呼ばれています。)を付けることは可能です。ハンドラーがいると有利であることは間違いありません。どのくらい有利かの私の考察は別に書きます。

今回は30分に1回エイドにより補給することにしていましたが、序盤は4周に1回だったのが、中盤以降は3周に1回だったり、2周に1回だったり回数は増えます。もちろん休憩時間は短い方が良いのですが、補給は必要だし、ここは難しいとこです。

スタートして1時間くらいで右足底に違和感が出てきて、ちょっと早過ぎと思いました。その時は少し左から右へ緩い傾斜のある歩道の影響があると思い、本来私は右足からリズムをとりますが、左足からリズムをとるように変えて左足接地を軸にしました。すると違和感は徐々に消え忘れてしまいました。

心配だった内臓系の疲労はスタートしたら問題なく走れ、トイレの大には一度も行かずに24時間走りましたが、数時間経った頃に小に一度行ったら、出きってるはずなのに、その1周後にも行きたくなるなど頻尿の状態になりました。そんな10分足らずで出るはずないのですが、不思議に出るのです。ようはスッキリ出きっていないのでしょう。

トイレに行くとコースから往復50mくらい距離をロスするし、滞在時間も無駄なのでちょっと我慢したら徐々に収まってきました。

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またスタート時からしばらくは日差しが強く体感温度はかなり上がりました。スタート時からインナーにファイントラックを着たため熱がこもり失敗したと思いました。結構汗をかきました。

今回脱水症状のランナーが多かったと聞きましたが、スタート時の予想外の日差しも原因の一つだと思います。

その暑さは15時くらいから、今度は急激に冷え始めました。場所により風も強く選手テントが飛ばされたくらいの強さだったようです。

寒くなってもしばらくはそのまま走っていましたが、足指の辺りが擦れてきた感触があったので、早めに対応しようと6時間経過時にソックス脱いでスレ予防クリームを塗り直し、張りが強くなってきた太もも、尻、ふくらはぎにシトリックアミノマッサージオイルを使ってセルフマッサージをしてから、サロモンS/LABのロングパンツと、チャンピオンシステムのウインドブレーカーを着ました。

この画像は翌朝の物だと思いますが、このような出で立ちになりました。

サロモンのパンツは非常に薄く軽量で柔らかくほとんど履いてる感じがしない優れものです。

走り始めは指の間は引き続き違和感がありましたが、徐々に忘れて行きました。

靴擦れはいったん起こしたらレース中に良くなることはなく悪化するだけです。だから時間のロスになっても早めの対応が大事です。今回仮に6時間時点で放置して7時間で爆発したら、残り17時間は長過ぎます。

自己記録更新 2017年神宮外苑24時間チャレンジ振り返りその4 〜レース展開とトラブル対応②〜



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