目標達成出来なかった方へ

この週末に、大田原マラソン、つくばマラソン、大阪マラソン、富士山マラソンなど開催され、目標達成した方もいるし、達成出来なかった方もいるでしょう。

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また、大会当日に体調を整えることが出来ずにスタートラインにつけなかった方もいれば、体調不良からレースの途中で辞めざるを得なかった方もいるでしょう。

また、目標達成できずガッカリしている方の中には自己ベストを更新している人もいるかもしれません。

例えばサブ3.5目指して頑張ったのに、少し足りなかったら悔しい気持ちは分かりますが、自己ベストということは過去の自分を超えたのですから、まずは目標に向けて頑張ってきた自分を褒めましょう。

良い結果だった方も、悔しい結果だった方も、完走した方も、リタイアした方も、必ず振り返りをしてみてください。

主観的な視点だけではなく、客観的な視点から、出来たこと、出来なかったこと、気づいたことなどを洗い出して、そこから次に向けて何をしたら良いかを考えていく習慣をつけたら変わります。

ウルプロメンバーはこの週末だけで20人近いメンバーが自己ベストを出していますが、伸びてるメンバーは練習からその繰り返しをしています。

今日はウルプロメンバーでsub3やsub3.5、sub4など達成したことをアップしようと思っていましたが、それより先にこれをアップせねばと思いました。

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頑張ってきたのに思うように走れずレースを途中でやめた方の中には、もうランニングなんかしたくない!という気持ちになっている方もいるかもしれません。

でもレースを途中で辞めざるを得なかった理由や原因が明確になれば、次はそこを改善して走ってみたいと思いませんか?

市民ランナーで、自分が思うような練習を完全に行い、万全な体調管理をしてスタートラインに立てる人は少ないです。

私自身、第一回UTMFの前日に取引先との飲み会があり、私の新任歓迎会でもあったので、終電がなくなるまで飲み深夜にタクシーで帰りました。その時は、一次会が終わったらサッと帰ってしまえば良かった。と思いつつも取り引き先との関係を深めたい気持ちもあったから残ったので仕方がないことですが、このようなことって仕事をしていれば結構あることだと思います。

制約のある中でどれだけ楽しめるかが大事だと思ってます。

楽しむという言葉も人それぞれですが、私が楽しむというのは主に「自分の力を試すこと」「自分の成長を実感すること」です。

多分100回くらいはフルマラソン以上の距離を走っていると思いますが、もうこれ以上ないという完璧なレースなど1回もありません。

だから頑張って自分を高めていこうと思うのです。

前置きが長くなりましたが、何を言いたいかといえば、ガッカリしないで欲しいのです。

そもそも1年間にフルマラソンを完走している人は20-64歳の年齢で見ても同年齢の全人口に対して0.5%程度しかいないのです。200人に1人です。スタートするだけでも凄いと思いませんか?

また悔しさ、歯痒さを利用して次回に気持ちを向けて行きましょう。

ただ、同じことをしていたら多分同じ結果になります。何がダメだったのか?を振り返る時に、表面的な現象だけで思考を止めないで欲しいのです。

例えば最初が速かったから25kmで脚が終わったから、次回はもう少しゆっくり入ろう。と考えている方もいるでしょうが、今回ゆっくり入ったら25km以降も脚は残っていたでしょうか?そして今回より良いタイムでフィニッシュできたのでしょうか?

私は違うような気がします。呼吸が乱れるようなペースで入ったなら速すぎでしょうが、そうでないなら、単に25km以降走れる脚ができていなかっただけでしょう。練習で30km走を何回もしたし、40km走もしたという方もいるかもしれませんが、どのようなペースで走ったのでしょうか?

また、根性がなく終盤粘れなかったのは、ガス欠が原因かもしれないし、塩分補給が足りなかったのかもしれません。序盤のオーバーペースが原因かもしれませんが、しっかり考えることでいろいろ見えてきます。

それらを考えるのもランニングの楽しさだと思います。

悔しいこと、終わったことは忘れて、次に気持ちを向かわせる前に、せっかくたくさんのヒントを得たのだから、それを活用しないのは勿体ないです。『そんなこと書くのは言い訳だ。』とか言われたって気にしないでください。

SNSなどに書く必要もないかもしれませんが、書くメリットはいろいろあります。まず言語化することで整理できますし、自分が気づいていないことを周りからアドバイスもらえるかもしれません。公開する必要はありませんが、いつもアドバイスをもらっている方がいるなら話すだけではなく。メッセージに振り返りを書いて読んでもらってから色々質問するとより明確になるでしょう。

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あと大事なことがあります。

それは良いタイムで走れた方も、そうでない方も、しっかり疲労を抜いてから次に向けての練習に取り掛かって欲しいのです。

今回3時間15分切れたから次はサブ3だ!とすぐに負荷の高い練習するとだいたい調子を崩します。

疲労を抜いたり、自分自身を見つめなおすことも、次のステップにおいて大事なことです。

私は自己ベストでも何でもありませんが、つくばマラソンは思った以上に走れましたし、気付きはいろいろありました。ただ頑張って走ったために結構疲労は溜まっています。昨日は錦糸町のハイアルチリカバリーに行きましたが、走ることなくウォーキングをしました。

最近、身体が変わってきたことを実感してます。具体的に言うと、外腹斜筋が明らかについてきたのと、尻の筋肉がつきヒップアップしてきたのが分かります。特に筋トレはしないで走るときに意識して使うようにしているだけです。意識すれば変わります。

12月からまたスポーツジムに行こうと考えていますが、それは鍛えたい筋肉が明確になったからです。ここを鍛えたら走りはレベルアップできると思うからです。

最後に、周りと過度に比較しないでください。トップ選手であれば自分を高めるだけではなく、ライバルに勝たねばなりませんが、大半の市民ランナーは他人との比較ではなく過去の自分と戦った方がきっと楽しいと思います。周りのことばかりが気になると走ることがストレスになってきます。もちろんあいつにだけは負けたくない!という気持ちが自分を高めることができる方であればそれを利用してください。



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