埼玉マスターズ陸上選手権大会800m・1500m二連覇〜2時間で3種目はキツかった〜

7月8日の東京マスターズ陸上選手権大会以降は、スピード能力向上を狙って公認競技会の100m、400mを何レースか走りました。そして毎年恒例のウルプロ・オーバーナイトランを挟んで、先週はGenjo打破の公認1500mに出場し後半は無理せず自己ベストに1秒程度足りない2分21秒99で走りました。

そして本日は昨年800mと1500mで1位になった埼玉マスターズ陸上選手権大会に出場しました。こちらは昨年書いた記事です。

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1位にはこだわるがタイムは気にしない

今年は1500m、100m、800mと3種目エントリーしましたが、タイムテーブルが発表され確認すると14時から16時の2時間で3種目なのでギリギリ走ることは可能だけど、1500mと800mは連覇がかかっているので、その間に開催される100mは1500mを走ってから身体の状態を確認して、800mで勝てるダメージかどうかにより決めることにしました。

ただ、100mはスタートの練習をしないと速くなれないので出来ることなら出場したかった。今回は気温が高いこともありアップしても調子が上がらず800m、1500mでタイムは狙えそうにないので、1位にはこだわるけどタイムにはこだわらず、いかにダメージなく安全に3種目をは終えることができるかを考えたレースにすることにした。

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タイムテーブル

招集時間と、実際のスタート・フィニッシュ時間を一覧にしてみました。

招集開始招集終了スタートフィニッシュ次の招集開始
1500m13:4013:5014:0714:1327分
100m14:4014:5015:2015:2119分
800m15:4015:5016:1216:15

今回、3種目ともスパイクを履き替えることにしたので、移動を含めて結構タイトスケジュールです。1500m走って呼吸が戻らないうちに選手控室に戻り、限られた時間でリカバリーをして次のレースの招集に向かいました。800mのタイムを狙うなら100mは走らないというより、今日の暑さだと1500mはダメージが残るので800mのみ走る選択もあります。ただ2種目とも昨年1位だったので走らない選択はないのです。

1500m・・・M50、M55同時スタート

コンディション 晴 気温34℃  湿度42% 風速1.2m

リザルト 5分01秒23

M55 1位(M50を合わせて2位フィニッシュ)

M50には先週のGenjo打破公認800mで2分09秒台を出した武田さんが出場し、800mで大会記録を狙うために1500mは流すとは話していたけど、それでも4分45秒くらいでは走るんだろうと思っていました。そのペースが楽に感じるのであれば付いていくが、私は3種目なので理想は5分切るくらいのペースで走りつつ、M55の選手の走りなどに対応しスパートが必要ならする。しなくて良いなら温存すると決めてスタートしました。

スタートして最初の直線はレースペースに乗せるまでは加速しますが、予想に反して最年長の私が先頭に立つ。すぐ抜いていくだろうと思うも誰も前に出ない。それなら当初考えていたように1周80秒程度で走ることにした。このペースでラスト1周まで行けばロングスパートする余力はあるのでM55で1位は硬い。700mを過ぎた辺りで一気に3人が前に出たが、武田さんはM50と分かるが、あと2人がM50かM55か分からない。そこで武田さん以外の2人をターゲットにして走った。3人が前に出たところでレースが動くと思ったが、対してペースは上がらないので余裕を持って付いていく。また後ろにも足音が聞こえるので前と後合わせて6人ほどいる。ラスト300mで武田さんが前に出たので、私もペースアップして前の2人を抜く。その時2人をチェックすると息使いなど結構キツそうだった。ラスト100mの直線で後ろの足音は遠く聞こえる。ここでペースアップすれば5分はキレそうだが自己ベストには遠いのでここは温存することにした。ただ足音が近づいてくればいつでもペースアップできる準備はした。

結果は2021年から3年目のマスターズ陸上のワーストタイムであるが、今回は気にしない。

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100m

コンディション 晴 気温35℃  湿度43% 風速1.2m

リザルト 14秒22(+2.2m)

室内練習場にスターティングブロッグがあり、100mの前に練習したかったが、1500m終わってから時間もなく諦め、時間の許す限りリカバリーに励んだ。その後の800mもあるので身体を酷使したくないが、スタートが近づくと800mのことは忘れて100mで自己ベストを出したい。と思った。どれだけ体が動くかは分からないけどしっかり狙う。

苦手だったスターティングブロックも徐々に抵抗がなくなってきたけど、レース後に動画を見るとまだ上体が起きるのが早く加速しにくい姿勢になっている。そこだけ意識してスタートするも動画を見るといつもと変わらなかった・・・。

走った感覚だと13秒台入ったか入らないか際どいと思ったが惜しくも何ともないタイムにガッカリした。ただ1500m走った直後だからこんなもんだろう。

そこから800mまでは更に時間がないので気持ちを切り替える。

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800m

コンディション 晴 気温34℃  湿度45% 風速0.7m

リザルト 2分27秒41

M55 1位

当然と言えば当然だけど短時間で3種目なので疲労はありました。気温が高くても短距離や800mはさほどキツイとは感じないけど1500mはかなりキツイ。(5000mはもっとキツイ)その1500mは抑えて走ってはいたが体温上昇などからそれなりのダメージがあった。

それでも1位は外せないので、可能な限り1周目は抑えて2周目で前に出ることにした。

一ノ瀬さんが前に出たのでそのまま付いていく。1周目73秒と先週より5秒ほど遅いが気にしない。2周目に入りそのペースも落ちたところで前に出るとそのままペースアップして引き離す。足音が遠くなり最後の直線は尻周りが重くなってきたがペースを変えずにそのままフィニッシュ。

こちらもマスターズ陸上のワースト記録だけど、確実に1位をとりに行ったのでタイムは気になりません。

800m、1500m両方で2年連続1位が取れたことは嬉しいです。

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動画

今年はメダルがなく食品等へ

賞状は昨年同様3位までもらえますが、昨年まで貰えたメダルが今年からは食品等に変わりました。

こちらは昨年のメダルです。

そして、こちらが今年の副賞です。2種目で1位なのでこれが2セットです。

私の感想とすると、メダルはもらった時は嬉しいけど、自宅に飾るわけでもないので今回のような副賞の方が嬉しいのです。

今回のスパイク

今回は3種目とも違うスパイクで走ってみましたが、800m、1500mとも今日くらいのスピードだとワイヤー8が走りやすいです。また手前のピンクのシューズはアップで履いたナイキ・ストリークフライ、ソックスはアールエルの陸上競技用ソックスです。

1500m・・・ブルックス・ワイヤー8(中長距離用)

100m・・・アシックス・メタスピードMD(中距離用)

800m・・・ブルックス・エリミネイト7(中距離用)

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レース間のリカバリーなど

熊谷の競技場までは車で行ったので、厚めのヨガマットを持参してレース前やレース間にストレッチなどしました。ルコエランは小型軽量なので重宝してます。

また、サプリメントは、スタート前にアスリチューン・エナゲインと、カタリストシリーズの試作品ZONE、そして走った直後にアスリチューン・スピードキュアと、カタリスト・リカバリーを飲みました。また塩分補給としてエブリサポートを使いました。

2023年の結果(すべてグロスタイム)・・・随時更新

今年の参加大会を一覧にしてみましたが、既に20レースに出場しました。今年は4年ぶりにサロマ湖ウルトラが開催されるので、中距離シーズンが中断される期間がありますが、全日本マスターズ陸上選手権での入賞を目標にしつつ、短い距離から長い距離まで過去の自分を超えていきます。

既に35レースで、自己ベストが7回で、1位が4回です。

開催日 大会名 種目 タイム 備考
1/9 ハイテクハーフマラソン ハーフ 1時間22分53秒 PB
2/5 別府大分毎日マラソン マラソン 2時間59分47秒  
2/19 青梅マラソン 30km 2時間11分12秒  
2/23 M×Kディスタンス(非公認) 3000m 10分32秒0 PB
2/26 ふかやシティーハーフマラソン 10km 39分35秒  
3/5 東京マラソン マラソン 2時間57分39秒 PB
3/11 神宮外苑ウルトラマラソン 12時間走 116.561km 3位
3/30 M×Kディスタンス(公認) 1500m 4分53秒14  
4/2 OTTセンゴ(非公認) 1500m 4分57秒7  
4/9 M×Kディスタンス(非公認) 1500m 4分48秒5  
4/9 M×Kディスタンス(非公認) 5000m 18分47秒0  
4/16 パワーブリーズカップ(非公認) 1000m 3分01秒2  
4/16 パワーブリーズカップ(非公認) 3000m 10分49秒5  
4/30 M×Kディスタンス(公認) 1500m 4分51秒08  
5/5 埼玉マスターズ陸上記録会(公認) 800m 2分20秒78 PB
5/5 埼玉マスターズ陸上記録会(公認) 100m 14秒23(-0.1) PBタイ
5/5 埼玉マスターズ陸上記録会(公認) 1500m 4分55秒23  
5/5 埼玉マスターズ陸上記録会(公認) 100m 14秒05(+2.7) 追参
5/13 OTTクラシック(非公認) 800m 2分21秒3  
5/13 OTTクラシック(非公認) 1500m 4分55秒6  
5/26 弘前100kmウルトラマラソン 100km 9時間57分32秒  
6/18 関東マスターズ陸上競技選手権 1500m 4分54秒92 3位
6/18 関東マスターズ陸上競技選手権 800m 2分24秒67 1位
6/25 サロマ湖100kmウルトラマラソン 100km 9時間37分22秒  
7/8 東京マスターズ陸上競技選手権 1500m 4分53秒58 4位
7/8 東京マスターズ陸上競技選手権 800m 2分24秒47 3位
7/16 渋谷区陸上競技記録会 400m 1分03秒82 PB
7/16 渋谷区陸上競技記録会 100m 14秒14(-0.9) PB
7/30 T・F MASTERS NIGHT GAMES IN SAITAMA 400m 1分02秒90 1位 PB
7/30 T・F MASTERS NIGHT GAMES IN SAITAMA 100m 14秒18(-0.7)  
7/30 T・F MASTERS NIGHT GAMES IN SAITAMA 100m 14秒31(-0.7)  
8/20 Genjo打破公認競技会 800m 2分21秒99  
8/27 埼玉マスターズ陸上競技選手権 1500m 5分01秒23 1位
8/27 埼玉マスターズ陸上競技選手権 100m 14秒22(+2.5)  
8/27 埼玉マスターズ陸上競技選手権 800m 2分27秒41 1位
9/2 NAGASEカップ陸上競技大会 800m 2分25秒89  
9/3 NAGASEカップ陸上競技大会 400m 1分05秒30 RT 0.210
9/3 NAGASEカップ陸上競技大会 100m 14秒24(-0.1) RT 0.200
9/3 NAGASEカップ陸上競技大会 100m 14秒36(+0.5) RT 0.190

2022年の記録はこちら

18年連続自己ベスト〜「これ以上のタイムを出すのは難しい」と感じるタイムは一つもない〜

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