自己ベスト出た!嬉しい!!で終わらない〜ウルプロ®️メンバー サロマ湖で自己ベスト続出〜② から続く
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今年のサロマ湖100kmウルトラマラソンにチャレンジした10人のウルプロ®️メンバーのうち、9人は初100km含めて自己ベスト更新。もう1人は60代後半のメンバーが故障を乗り越えてPBにあと僅かなタイムで完走と素晴らしい走りをしました。
ウルプロ®️メンバーには練習後にも振り返りをする習慣をつけるようアドバイスしてますが、今回いくつか質問して答えてもらいました。
前回紹介した小平さんに続き、今回は藤尾さんの気づきを紹介します。
藤尾さんは2017年3月入会時のフルマラソンベストは4時間34分でしたが、4月のチャレンジ富士五湖100kmで初完走しました。その後、力をつけて昨年のサロマ湖でもサブ10を狙いましたが惜しくも届きませんでした。その時の記事はこちらです。
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藤尾さん
タイム 9時間45分50秒(従来 10時間09分13秒)
ラップタイム(51:20 – 50:19 – 51:10 – 52:35 – 56:42 – 62:53 – 62:04 – 67:23 – 66:28 – 64:56)
【自己ベストでゴールした時の気持ち】
やっと休めるという安堵感に包まれました。ペースが落ちてサブ10が危ういと思った50km地点から、その時走れるペースと残り時間を考えて目標達成を目指しましたので嬉しかったです。
実は今年もフィニッシュ地点で読み上げてもらう自分へのメッセージに「サブ10できなければもう1周」と申し込んでいました。ゴール前で「今年は間違いなくサブ10できましたね」と読んでもらったのが嬉しかったです。
昨年は「来年頑張ってくださいね」と言われたので1年越しのリベンジ達成でした。
そして、1年ぶりの自己ベストだったので、みんなにいい報告ができて嬉しいです。
【自分を褒めたいと思うこと】
【こうしたら良かったと思うこと】
まず、曇りという天気予報を鵜呑みにしていたら想定外に日差しが強くいろいろミスしましたが、一番は帽子やBUFF等をゴール行き荷物に預けてしまったことです。
天気予報で曇りでも、日差し対策、暑さ対策は必須だと思いました。
そして、準備が間に合わず穴の広がったボロボロのシューズで本番を迎えて、足元を懸念しながら走ったことです。新品のシューズは購入していたのですが、もっと早く準備して本番に間に合わせるべきでした。
三点目として、僕は暑さに弱く被り水をするとシャキッとしてペースが上がるのですが、後半は暑くて2.5km毎の被り水エイドまで身体が間に合わない状況だったので、小さなソフトフラスクを携帯していつでも被り水をできるようにしておくと良かったです。
【ウルトラセミナーや練習会で掴んだこと】
□練習会
練習会ではグループ分けされているので、毎回全力で追い込んだ練習ができました。その結果、走力がアップし、基礎となるペースが上がったので、今回のレースでは前半は5’10”/kmペース、失速した後半でも6’20“/kmペースが楽に感じました
また、50km地点以降ペースが落ちてきたときこそ練習会で教えていただいたフォーム( 股関節動かす、お腹に力を入れる、腰を落とさない、肘で肩甲骨を動かす)を思い出し、実行すると楽に走ることができました。
□ウルトラセミナー
ウルトラセミナーでは時間配分の計算方法や補給計画など色々教えてもらえました。そのアドバイスの中に、エイドで休んでしまうと積み重なって大きなロスタイムになることを知ったので、今回はドリンクを飲んで、被り水してすぐにエイドを出たので1箇所のタイムロスは30秒以下(ドロップバック地点は3分)にできました。
(補足)エイドステーション1箇所に平均2分滞在すると20箇所で40分になります。1箇所30秒に抑えれば10分ですから30分の差になります。これはキロ6で30分走れば5km先に進みます。
□その他
昨年の苦い経験から熱中症対策と眠気対策、補給計画についてアドバイスを受けたことを自分自身でしっかり考えて実行しました。前半の眠気対策と補給としてCNC(Catalyst Natural Caffeine)とアスリチューン ポケットエナジーブースト(カフェイン)を使いました。そして日差し対策として、アグレッシブデザインの日焼け止めが効果的でした。これらがなければもっとキツい展開になっていました。
また、折り返しやエイドでいつも練習会で切磋琢磨しているウルプロメンバーが必死に頑張っている姿を見て自分も頑張ろうと気合が入りました。
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私からのアドバイス
藤尾さんの今回PBを出すことができた一番のポイントは、過去の失敗から、自分のウィークポイントを明確にして、どう対処すれば良いか考えたことです。ただ、日差し対策の重要なアイテムである帽子をゴール行きの荷物に入れてしまったことは大きなミスです。せめてドロップバックに入れて置けば、もう少し楽な展開になったと思います。
また50km通過は4時間22分でしたが、藤尾さんの走力を考えると少し速すぎたように感じます。ただ50km以降の厳しい場面でも、絶対にサブ10すると諦めず自分を奮起させ、ペースダウンを最小限に抑えてよく頑張りました。
参加ご希望の方はFacebookページのメッセージにてお問い合わせください。
自己ベスト出た!嬉しい!!で終わらない〜ウルプロ®️メンバー サロマ湖で自己ベスト続出〜④ に続く