上尾シティハーフ自己ベスト〜1秒を削り出した〜

今日開催の上尾シティハーフマラソンで、今年1月のハイテクハーフで出した自己ベストを1秒更新しました。

先週の坂東将門ハーフマラソンは少し暑く、タイムはイマイチでしたが、コンディションなりにはまあ走れたと思っています。

<スポンサーリンク>

レース前のコンディション

フィニッシュ後や翌日はあまり疲労がなかったけど、その状態から回復しないので、それからはウルプロ練習会だけで、自分のポイント練習はやめて大会当日を迎えました。

将門のスタート前の方が明らかに体調や筋肉の状態はよかったけど、今日は気象コンディションは最高だったので、自己ベストを狙って走りました。

レース展開

スタートはBブロックですが、15秒のロスタイムでスムーズに走り出しましたが、前で転倒してそれを避ける人が私の方に向かってきて危ない場面はありました。

ちょっとペースが速いなと思いつつも心肺的にもさほどキツくなかったけど、知り合いが私を抜くタイミングで少し速かったとペースを落としました。

当初予定していたペースはだいたい3’55/kmで5km19分半前後、そのペースで走れば1時間22分台なので自己ベストになります。

5km通過(ロスタイム15秒込)  19:44

しかし、キロ4は切って走ってましたが、徐々に心拍数が上がり7、8km辺りで170を超えてしまったのを見て、これでは最後までもたないと、ややペースを落としました。ラスト5kmになれば心拍数が多少高くなっても走り切れるので我慢の時間帯でした。

10km通過  39:39(区間 19:55)

5-10kmは辛うじてキロ4を切ったけど、中間点の表示でタイムを見て2倍すると1時間23分台で自己ベスト出せるか出せないかのギリギリのラインで、これ以上ペースは落とせない。

ただ、心拍数は相変わらず高いので、15kmまではペースアップを我慢してとにかくペースを落とさないように走りました。

15km通過  59:47(区間 20:08)

キロ4より落ちてる感覚はなかったけど、流石にこれはPBは危ういと感じてきました。このままのペースで行くと1時間24分台になってしまうから、まずはキロ4を切るようペースアップし、ラスト3kmくらいからロングスパートかけようと思っていました。

ちょうど、私を抜いていく3人くらいが良いペースだったので、合わせて走りました。その方らのペースが落ちそうになると抜いて前で走るなどするとペースは戻ってきたし、心肺的には余裕があるのか呼吸はほぼ乱れていない。ただ脚は徐々に重くはなってきましたが、こちらもまだ余裕あり。

16kmくらいか、 Garmin955の心拍数を確認すると180に上がっているのです。そんな感覚はないのだけどペースアップして少し走ったタイミングなので、ここまで上がるとヤバいとペースを戻す。そこまでキツくないのにおかしいと思うも、倒れるような状態になるとマズイ。少し心拍数を落ち着けるためにペースをやや落とし、感覚的にも少し楽になった時に心拍数をみたら190超えていたので、これは誤計測だと判断してペースを戻しました。

20km通過  1:19:38(区間 19:51)

落とさなければこの区間19:30くらいでしたが、19:51かかってしまったけど、前の5kmよりは上がった。

そもそも自己ベストを正確に覚えてなかったけど、ラスト1.1kmをかなり上げないと間に合わないのは明確なのでペースを上げる。

競技場に入ってペースアップするも、ラスト200m辺りに計時板があり1時間23分という数字が見えた。もう自己ベストは無理な気がしたけど、今できる走りをするだけとペースを保って最後の直前はさらに振り絞ってフィニッシュラインをとにかく駆け抜けました。

1:23:39(ラスト1.0975km 4:01)

この時は自己ベストは微妙だと思っていたので、コインロッカーから荷物を出してスマホで確認することにしました。するとハイテクの記録は1時間23分40秒と言うことは分かったけど、上尾の速報ページを見ると5kmと20kmしかアップされておらず、時間が経っても分からずモヤモヤしました。

<スポンサーリンク>

YouTubeに大会動画があり、私のフィニッシュを確認するとかなり微妙・・・。

レース中はゲートがフィニッシュと思い駆け抜けてから時計を止めてるけど、この位置で1:23:42だと、ゲート下の計測マット通過は40秒か41秒。。1秒か2秒足りなかったか。と思うも動画をよく見ると、その手前にも計測マットがあり、記録用のビデオも回っている。ここがフィニッシュなら39秒かもしれない。と思いつつも速報が見れないからイライラでした。

仲間と大宮で飲んでる時にようやく、こちらの結果を確認できました。

800mなど中距離なら1秒更新とかあるけど、ハーフマラソンで1秒更新って中々ないけど、最後トラックに入ってからも諦めずにスパートをかけたからこその自己ベストだから嬉しいです。

こちらは6年前に書いた記事ですが、これを実践しています。

ラップ的にも19:44-19:55-20:08-19:51-4:01とほぼ前後半同じようなペースで走れましたし、心拍計の誤作動があり無理しなかったからさほどダメージもありません。

補給

今回もレース中の補給は一切なしで、レース前にアスリチューン・エナゲインを2個と、カフェインタブレット、そして、経口保水パウダーを飲んだだけです。フルマラソンであればレース中に前半からしっかりアスリチューン・ポケットエナジーを摂取していきます。

<スポンサーリンク>

心拍計の誤作動について

しかし、190になったから誤作動だと分かったけど、あのまま183とかだと怖くて上げられなかったかもしれないと思うと、二の腕につける心拍計を購入した方が良いと思いました。

マラソンはのんびり適度に心拍数を上げるには健康的ですが、56歳の私が非常に高い心拍数を保ち続けるのは健康的には悪く、昨年のアオタイではラスト5kmで嫌な鼓動があり、そこからは無理しないでゆっくりフィニッシュしました。

自分の適性心拍は練習や過去のレースで把握していて170を超えても30分弱はギリギリ走れるけど、180を超えるとかなりキツイしもう走れない感じになります。そのような観点から正確な心拍数を知ることは大事なのです。ガーミン955はかなり正確な心拍数を表示しているので信用していましたが、今回のようなことがあると判断に迷います。

速報サイトの不具合

大会ページの速報サイトは未だ不具合が続いています。参加選手が結果を知ることができないだけではなく、応援の方々が速報サイトを見て選手の場所などを確認するためにも使うのだから、今回のように途中経過も出ないようでは全く速報サイトの意味がないし、5kmの通過タイムが出て、10km以降出ないなんてことだと、家族や友人など心配させてしまいます。

また、今回一般の部年代別で優勝した方から、大会のユーチューブ動画で表彰をしていて自分の代わりに知らない人が表彰台に立っていて賞状やトロフィーをもらっていたとメッセージがあり、動画を確認すると、40代、50代、60代の表彰は同じ人(おそらくスタッフ)がもらっていました。優勝した人たちは速報画面を見て優勝だと分かれば帰ることもないでしょう。またその方も、別の方を表彰台に立たせるのってモヤモヤするとメッセージにあったけど、私もそう思います。主催者的に優勝者がいないのは見栄えが悪いのでしょうが他人を立てることはないし、そもそも速報画面に不具合が出ているのであれば、本人に表彰対象であることを伝える努力をしないといけないと感じています。

最近は大会会場で記録証を渡さずにウエブサイトで渡す大会が増えてきましたが、記録証を印刷して渡していれば今回のようなこともありません。全てWEBで完結させるのなら、サーバーを強化させてください。

<スポンサーリンク>

中距離からの移行は順調

今日は、体調や筋肉の状態は、疲労が抜けきれていないことから今ひとつでしたが、それでも今回の走りができたことは自信になると同時に、自分自身でやってきたトレーニングなどが間違っていなかったことを確認できました。

私が春から夏にかけて中距離をメインにしているのは楽しくなってきたこともあるけど、ベースにあるのは絶対的なスピードを高めることと筋力アップを狙っているからです。

50代になれば持久力も落ちますが、それ以上に筋力も落ちていくと言われています。今までと同じことをしていては筋力は落ちるし、それに伴ってタイムも落ちていきます。それを防ぎ、年齢に逆行してタイムを伸ばしていくために中距離に本気で取り組んでいるのです。

そして9月以降徐々に距離を伸ばし、5000mやロードレースに繋げていくのがロードマップでした、

それでも多少心配なのは、夏に中距離の大会が重なっているので、長い距離を走りたくないので走り込みは全く足りていません。それでハーフやマラソンでは脚が保たないのではないかという不安もありました。

ただ筋力がついたのか以前より脚は強くなったと感じています。自己ベストではないけど金沢マラソンや坂東将門ハーフも後半までしっかり脚は保っています。

ランニングコーチこそ自らの伸び代を探す

私は市民ランナーであるとともにランニングコーチです。56才過ぎても自己ベストを出せるよう様々なことにアンテナを張り巡らせて自分自身がまず試しています。どうすれば速く走れるフォームになるのだろう。そのために必要なトレーニングはなんだろう。と言ったランニングコーチのメインのこと以外に、ランニングシューズであったり、サプリメントであったり、回復の方法だったり、レースマネジメントであったり、興味はつきません。そもそも好きで始めたことですから徹底的に調べることができます。そして、それをウルプロメンバーにフィードバックしているのです。またこちらのページでも紹介しています。

自分の年齢だともう自己ベストは出せない。もう何年も自己ベストを出していない、サブ4やサブ3.5を目指したけど全くできない。という方がウルプロに入って、面白いように伸びていくケースは珍しいことではありません。

自己ベストとは過去最高の自分であり、自分自身が成長していることを感じることができる素晴らしい瞬間です。

50代、60代になって自分は成長しているって感じたら幸せだと思いませんか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA