阿蘇ラウンドトレイル 走ってきます。

いよいよ週末に迫った阿蘇ラウンドトレイルは、2017年9月の信越五岳100マイル(コース短縮)以来のトレランです。

それ以降は練習含めて山に入ったのは、イベントのお手伝いで走った1回だけです。

2017年までは100km以上のトレランを年2回目安で走ってましたが、昨年走らなかったのはウルトラマラソンと日程が重なったからです。

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また、トレランは好きですが、タイムや順位はロードに比べて相対的に落ちます。

例えば100kmウルトラマラソンはだいたい出走者の上位3%前後の順位です。また優勝タイムの1.3倍を目安にしてます、

それがトレランになると、優勝タイムの1.5倍から1.6倍が目安になります。

トレランだと遅くなる理由をいくつか箇条書きにします。

・足首の前方への可動域が狭いので、上り斜面がきつい坂では踵を付けると重力に対して垂直に立てない。走りきれる短い坂だと踵を付けずに一気に登り切りますが、歩かないといけない上り坂は重心が後方に行ってしまう。

・幼少期からスキーをしていたので、下りのバランス感覚は比較的高いと思うが、安全面からペースを落としている。

・心肺機能はフルマラソン サブ3レベルのランナーの中では低い方で、心拍数が上がりやすく上がりきると一気にキツくなる。

・そもそも不整地を走り慣れてないから、路面の状況確認に神経を使うため非常に疲れる。

・胃腸が揺れるからか胃腸トラブルが発生しやすい。

今後もウルトラマラソンがメインになりますが、今まで気づかなかったことに気づけたら良いと思ってます。また足首の前方への可動域改善のために自宅で自分で考えたエキササイズをしているので多少なりとも改善していたら嬉しいです。胃腸トラブルに関しては、水を背負っていることから取りすぎてしまうことも原因の一つなので、水分摂取量もコントロールしていきます。

茨城100Kで胃腸トラブルがなかった理由

今回は特に何時間で走りたいとか、どのくらいの順位に入りたいなど現時点で思いはなく、安全に楽しく走り切れたら良いと思ってます。

ただ、計画がないと補給食や水分など携行品の量などイメージ出来ないので、昨年の結果を見て、区間タイム比率などチェックし、私なりのシュミレーションを作ってみました。

昨年とコースが少し変わっているので、後半部に関して昨年の比率など使えない区間はありますが、そこは高低図を見ながら考えてみました。

いったん24時間で作りましたが、このタイムにこだわりがあるわけではなく、走りはじめて、もっと走れるなら速くなるし、走れなければ遅くなります。

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水分量に関しては、実際走った感覚で、次のエイドまでに必要な量は分かってきますから、+αを心がけますが、ジェルに関しては、アスリチューンをスタート時13個、ドロップバッグに13個用意しますが、ここまでは使わないでしょう。エイドで食事をするなどカロリー摂取したらその分残ります。

ドロップバッグで前半のあまりは全て置いて、後半用のジェルを持くようにします。

アスリチューンは試作品のカフェイン入りコーヒーゼリー味も用意し、またカフェインだけで摂取したい時のためにCNC(Catalyst Natural Caffeine)をゼッケンに貼り付けて睡魔に襲われる前に摂取していきます。モルテンドリンクも併用していきます。

エイドの滞在時間は元々短めですが、これが長くなれば、その分遅くなるだけです。

今回予定通りならドロップバッグを受け取れるAS4の高森町体育館から夜間パートに入りますが、ライトはレッドレンザーのヘッドライト(600lm)とハンドライト(1000lm)を使います。また念のためウエストに巻くルーメン600はドロップバッグに入れておきます。

ヘッドライトとハンドライトを最大照射すると1600ルーメンです。途中でバッテリー交換は面倒なので、照度は落としますが、漆黒の闇をどのくらい照らしてくれるか楽しみです。

シューズはHOKAスピードゴート3を購入して少し慣らして履こうと思っていましたが、HOKAからカーボンXが発売したら買うので、今回は我慢しました。

そこで何を履くか迷いましたが、今回は大会前の天候もよく昨年のようなツルツルの路面にはならなそうなので、買ったままほとんど履いてないHOKA challenger ATR3を使おうと思います。長い距離を履いたことないので、念のため2回100km以上のレースで履いてる慣れたサロモンS/LAB ウルトラをドロップバッグに置こうと思います。ちょっとソールが減っているけどまだ使えます。

ソックスやゲイターはいつもと変わらず使い慣れた物を使います。ソックスはアールエル・メリノウール五本指ソックスで、ゲイターはアールエル・レーシングゲイターです。仮に雨が降ってもメリノウール素材のソックスは足を保護してくれます。アールエル社の他のアイテムも試していますが、もう長いことこのメリノウールソックスは愛用してます。

天気予報だと日中は25℃とかなり厳しい暑さになりそうですから、日差し対策や塩分補給などしっかりしていきます。夜間は10℃程度には下がりそうなので、念のための防寒対策もしていきます。

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GPSウオッチはSUUNTO9 BARO で昨年のコースルートはインポートしました。今年のコースに修正したかったのですが、修正方法が分からないので、コースが変わったところは頭で理解しておきます。

この時計はGPS精度を最高(パフォーマンスモード)にして、手首で心拍数を計測する光学式心拍計を使っても24時間動き続けます。過去に実際に様々な条件で試したところカタログデータを超えることもありました。以前はGPSウオッチのカタログデータは信用できませんでしたがかなり変わってきました。私は手首で計測する光学式心拍計は高い数値が出てしまうので、今回胸に心拍計をつけるか、心拍計なしで走る予定です。

光学式心拍計を起動させると本体の裏側でライトが消滅しますが、これもバッテリーを消費するので、光学式心拍計をOFFにするとバッテリー稼働時間はだいぶ伸びます。またバッテリー残量が少なくなってくるとアラームが出るので、その時の残り距離などから考えてバッテリー切れの危険があると感じたらGPS精度をエンデュランスモードに切り替え、それでも危なくなったらウルトラモードに切り替えできます。

「SUUNTO 9」とスパルタンシリーズの比較

ザックはほとんどぶっつけ本番になりますが、擦れそうな箇所にはテーピングを貼るなど予防をする前提で買ったばかりのこのザックを使います。メイドインジャパン品質を信じます。

パーゴワークス ラッシュ5R (PaaGO WORKS RUSH5R)衝動買いしました。

初めてフルマラソンにチャレンジした時は非日常の出来事でした。ウルトラマラソンにチャレンジした時も同様です。そのウルトラマラソンも毎月のように走っているので、非日常感はほとんどなくなってきましたが、トレイルに関してはそもそも山に入る頻度の少ない私にとっては常に非日常です。

久々のトレランなのに準備に時間をかけることが出来なかったけれど、どんなレースになるか楽しみです。



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