週末はまさに陸上漬けの2日間でした。
どこから書き始めたらよいか迷うけど、まず、今の気持ちを書いておくと、いろいろホッとしてます。また心身ともにかなり疲れていますが、長引くような疲労にはならないと感じています。
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1500mは嬉しい、800mは悔しい、5000mはホッとした
両日とも非常に暑く、厳しい日差しの中を走りました。
結果は以下の通りです。
東京マスターズ陸上競技場選手権大会
7月9日(土)夢の島競技場
1500m(M55)
4:54.09
3位
□入賞者
1位 4:42.19 高橋 誠(55) 福島
2位 4:51.32 滝口 直之(59) 神奈川
3位 4:54.09 新澤 英典(56) 東京
4位 4:59.21 川野部 和良(56) 東京
5位 5:00.49 一ノ瀬 博文(56) 東京
6位 5:03.75 三枝 秀徳(56) 東京
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800m(M55)
2:25.16
5位
□入賞者
1位 2:13.95 高橋 誠(55) 福島
2位 2:20.04 滝口 直之(59) 神奈川
3位 2:22.62 一ノ瀬 博文(56) 東京
4位 2:23.83 村岡 義啓(56) 千葉
5位 2:25.16 新澤 英典(56) 東京
6位 2:28.31 森山 賢一(57) 神奈川
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META:Time:Trials JAPAN Series 東京会場
7月10日(日)夢の島競技場
5000m(6組目)
18:46.8
29位/43人中
3レースの詳細は別途書こうと思いますが、1500mは順位を狙いにいき3位に入ったので満足です。800mはタイム・順位とも狙っていましたが、全くダメなレースになりました。
5000mはそもそも10組あって、スタートが遅い組になるほど速いランナーになっていくのだから6組目内の順位は意識してません。タイムは暑さと連戦になったことから手を抜くわけではなく、倒れるような状態にはならないよう自制して走ったので、ほぼ想定通りのタイムです。
その意味から、1500mは嬉しい、800mは悔しい、5000mはホッとした。という感じです。
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DNSに繋がる出来事から出場まで
今回、自分の不注意から両レースとも出場するか欠場するか迷うようなことになったことは悔やまれますが、今後気をつけます。
何をしたかと言うと、タイヤ交換して外したタイヤを、タイヤラックの上段に上げる時に、不用意な動作から腰を痛めてしまったのです。これが月曜日のこと。そして火曜日はブルックスの展示会と、ウルプロ練習会で走るけど、悪化はさせたくないと、その前に急遽ケッズスポーツマッサージに予約を入れてケアと状態のチェックをしてもらいました。
自覚しているとおり、腰だけではなく、臀部の張りがかなり強くなっていたので、遅いペースなら問題ない状態にしてもらいました。
元々水曜日には予約を入れてましたが、1日待たずに火曜日に行ってよかったと思っています。
ブルックスの新作グリセリン20を履いて街ランすると、腰は大丈夫だけど、臀部の張りが強くうまく走れない。
ただ短い流しだと動きは悪くはない。
ウルプロ練習会は3時間45分程度の負荷で、600m+400mのインターバルをしましたが、臀部の張りは強いけど、このくらいのスピードだと急に悪化するような感覚はなく走れた。
水曜日は、ウルプロ練習会が、午後と夜の2回あるが、その前にケアしてもらった。練習会くらいの負荷だと走れるけど、全力に近いようなペースで走る中距離は不安が大きい。
土日ともDNSは濃厚になったが、金曜日に予約を入れてギリギリまで出場できるよう模索した。
午後練前に織田フィールドで走ってみるけど、火曜日の夜より走れない。無理に走るとバランスを崩して痛めてない部位までおかしくなりそう。
夜の練習会は変化走で3時間40分ほどの負荷でメンバーを引っ張ったが、一人でジョグをすると気になるが、練習会だと集中するから、さほど気にならない。ただ走った後は臀部の張りが強くなる。
木曜日は東京マスターズに向けて、短い距離で刺激入れをする予定だったが当然ながらパス。
金曜日にケッズスポーツマッサージに行き、水曜日より張りは抜けてきているが、依然として抜けきれない張りは残る。ウルプロ練習会前後に走って決めることにした。
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金曜日のウルプロ練習会はフォーム作り中心なので、私はほとんど走らない。練習会が終わってから軽くジョグし、そしてニューバランスMD-Xを履いて300m流しをすることにした。
走行中に痛みが出るようならマスターズは走れない。
混雑しているのでほぼ2レーンを走り51秒。
走行中は張りや痛みはない。これで出場を決めた。ただ走り終わってから臀部がズーンと重くなるがこれは仕方がない。
動画はないけど、その時のモーションセンサーのスコアはこちら
そのことを思い出すと、1500mは自分の感覚通りの走りができたのに、800mは全く自分の感覚と違う走りになった理由はよく分かる。
1500mを走り、800mまでの時間が長かったこともあるけど、臀部の筋肉がかなり固まってしまっていたのだ。更衣室やトイレでルコエランを臀部に貼って低周波を流せばよかったと今は思うが、それもしなかったので、800mは尻周りの大きな筋肉が使えず、普段さほど張らないふくらはぎを多用せざるを得なかったのか、日曜日の朝は臀部だけではなく、ふくらはぎもかなり張っていた。
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そして、METAタイムトライアルは、結局1組目から最終組の10組目まで会場にいたが、自分が走る6組目まで暑さで体力を消耗しないよう、そして身体の張りを抜いて、少しでも良い状態に近づけようとはしたけど、スタート40分前に日陰を走ってみると全く走れずDNSがよぎった。ただ、スタートすれば集中し走れると思ったので、その時できることをしようと走ることにした。
メンバーが撮影してくれた1周ごと定点動画を見ると、最初から身体の張りが強く、動かせていないんだな。ってフォームでした。また暑さで倒れるような状態にならないよう自制して走ったけど、このような状態でも18分台で走れたので、こちらはガッカリ感はなく、ホッとしたのです。
今朝起きてからもふくらはぎがこんな張っているのって久々だと感じてます。
臀部が使えないと、ふくらはぎをこんなに酷使しちゃうんだな。ってコーチとしては良い勉強になりました。
今回のは完全な不注意だけど、注意していても不可抗力的に痛めちゃうこともあります。そのような時にまず大事なことは現状を把握することです。
走れるのか?走ってよいのか?走る意味があるのか?
客観的事実を冷静に受け止めた上で、出場を決めました。そして自分自身、結果にも満足しています。
8月には関東マスターズ陸上選手権大会と、埼玉マスターズ陸上選手権大会があります。そこに向けて仕上げていきます。
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マスターズの参加者が増えてきた
また、昨年の東京マスターズ陸上競技選手権大会の1500m M55の出走者は6人しかいなくて、もっと増えて欲しいと思っていたが、今年は12人でのスタートと参加者が倍増した。
その中で、現在のM55では多分一番良い記録を持っている福島マスターズの高橋選手が参加し、昨年と同じ3位に入れたことは価値があると思っています。
マスターズ陸上は競技数も多く、また5歳ごとにクラス分けをするので、男子でも種目によると1人中1位なんてことも普通にある。女子の場合は参加者数も少ないからその傾向は強い。そのような中で、マスターズ陸上へ興味を持つ方が増えてきて、そして元々参加者の少ない中距離の出場者数が増えているのは嬉しいことです。
もちろん、参加者が増えれば競技レベルも高くなり、メダルを狙うのは難しくなりますが、自分自身を高めていけば良いし、難しいからこそ価値があるし楽しいです。私の記事を読んでマスターズ登録をしたと話しかけてくれる方もいますが、どんどん増えてくると盛り上がります。今回90歳を超える女性が世界記録を出しましたが、85歳くらいから陸上を始めたようです。順位やタイムを狙うだけではなく、しっかり記録計測してくれて、また同じ世代の選手と競い合える場があるというのは素晴らしいことだと思います。