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メンバーそれぞれのタイムを1kmペースにした数値を伝えると、みんな驚くとともに、そんなペースで走れたことに喜んでいました。
不思議なもので、1周◯秒というと速く感じないペースを1km◯分◯秒と置き直すとかなり速く感じるものです。
*1周80秒は3’20/kmです。
2-3本目は同じ感覚で走りました。
79秒-80秒
4-5本目は少し抑えて
83秒-82秒
Tさんは付いてきましたが、他のメンバーも少し遅れながらも、彼女らにしたらかなり速いペースで走りました。
ラストの6本目は96秒くらいで走るから私を抜かないように伝えて走りました。今回ラップタイムが分かる設定にしていなかったのですが、出力を抑えて走ったら94秒になりました。
これだって3’55/kmです。
普段4分を切るペースでほとんど走ることがないメンバーが、こんなゆっくり走ってキロ4切るなんて。。と驚いていましたが、前に進む力を阻害しなければ走れてしまうのです。
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芝生をジョグして呼吸を整えてから、1kmキツくならないペースで時計をみないで走ってもらいました。
意識するのはタイムではなく、坂道を走った時の接地した足に上体が乗るイメージ、地面を押すイメージです。
1km走ってからタイムを見る前に、自分自身どのくらいのタイムで走ったかを口にしてから、タイムを見てもらいました。
乖離の小さいメンバーで20秒違い、乖離の大きなメンバーだと40秒くらい違いました。もちろん全員体感ペースより速く走りました。
最初に広い体育館でボールを転がす話をしましたが同じ出力でも回転が良かったり、摩擦が小さければ速く遠くまで転がるのと同じように、前に進みやすいフォームで走れば同じ出力でも速く走れるのです。
これはウルトラマラソンでも同じで普通に走れば5’00/kmになる方が、ウルトラマラソンはゆっくり行かねばと6’00/kmペースで走るも中盤にいかないうちに失速したという話は度々聞きますが、それは出力を抑えているのではなく、ブレーキをかけて走っているからです。
GPSの数値が6’00/kmペースになるように走るために、無意識に身体を後傾させたり、腰を落としたりしているのです。失速の理由は分かりますよね。
効率的に走れるフォーム作りとあわせて、出力を高める練習(=VO2maxを高める練習)をしていけば結果はついてきます。
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その後、スクワットと、ニーアップ、クーリングダウンして練習終了です。
練習後にはアスリチューン・スピードキュアを飲んで素早いリカバリーを狙います。
アスリチューン・サポートランナーだけではなく、ウルトラプロジェクトメンバーも、
アスリチューンと一緒に強くなっています。
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