800mと100mで自己ベストでた〜39才から57才まで連続PB〜

一昨日57歳の誕生日を迎え、新たな年齢での初戦は埼玉マスターズ陸上記録会です。

3種目までエントリーできて、2種目も3種目の参加費は大差ないので3種目にエントリー。

ただ、エントリー時にタイムスケジュールが発表になっておらず、続くこともあるので場合によって1種目はDNSの可能性もあり。

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タイムスケジュール

タイムスケジュールを見るとやっぱりという感じでした。

  • 11:00 800m(召集〆切10:50)
  • 11:30 100m(召集〆切11:20)
  • 12:50 1500m(召集〆切12:40)
  • 13:10 100m2次レース(召集〆切13:00)

100m2次レースは選手権大会ではないけど、記録会ではよくあり、最初は年齢クラスごとのスタートだけど、そのタイムにより年齢関係なく組み合わせを決めるのが2次レースです。

そもそも100mにエントリーしたのは、800m速くなるには瞬発力が必要で高めたいという理由とともに、あまりやったことない種目は楽しいからという理由でもあります。

跳躍系は脚を痛めそうだし、投擲系は肩や背中を痛めそうだけど、100mなら普段から流しをしているので、無理にタイムを狙いにいかなければ故障リスクは少ない。またスタートは難しいけど、これってある程度経験しないとうまくなりません。

400mはキチンとタイムを狙って走りたいけど、スタートブロックを使う短距離なので、そこへの導入でもあります。

ただ、800mは2組目なのでスタートは11:05くらいで、フィニッシュしたら11:08くらいになってしまう。100mの召集が11:20だからほぼ休む暇はなく、スパイク履き替えて向かわねばならない。

そもそも800mで出し切った直後に100m全力は厳しいから100mはDNSでも良いかとも思っていた。ただタイム関係なく走らないと2次レース走れないから流して走ることも選択肢。

それよりキツかったのは1500mのスタートは12:50だからフィニッシュは12:55くらい。そして100m2次レースの召集は13:00。

無理に4レース走る必要もないので、まずは800mを走ってから身体の具合など判断して決めることにした。

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800m

私のベストは昨年出した2分21秒05で、今年は2分20秒は切りたい。理想は2分18秒くらい。

気温はかなり暑く、日差しは厳しいけど800mなら、さほど影響はない。

体調も悪くなく、月曜日の流しは良い感じだったので、自己ベスト狙いで走りました。

記録会なので順位はたいした意味はないが、同じクラス(M55)の参加者リストを見ると今年M50からM55に上がった方で、持ちタイムが私より速い方がいました。

その方がどのようなレースをするか分からないけど、良い展開になれば自己ベストは出るだろうと思った。暑さもありやや集中力がかける感じだったけど、スタートから100m付近のブレイクライン辺りで2番手になる。300m辺りで先頭に立つ。1周目70秒あたりをイメージしていたが、実際70秒をやや越えた70秒台。

2周目に入ると背後にいた選手がすぐに私を抜き、ペースアップしていく。私も多少の余裕はあったのでついていく。数mの差をたもったまたラストの直線になりペースアップを図るが、その選手も上げて抜けないままフィニッシュ。

タイム 2分20秒78(PB)

1位は2分20秒09

私のラップは1周目、2周目とも70秒ちょいとイーブンペースでした。

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100m

800mフィニッシュ後は流石にキツかったが、思ったほど脚のダメージはなかったのと、呼吸も早めに戻ったので召集場所に向かう。

800m全力で走った後なのだから、絶対に無理しないで流し程度で走る。

100mは1年前の同じ記録会で走っているけど、それ以来のレース。前回はこれほどわちゃわちゃなタイムスケジュールではなかった。

スタート前のスタブロのセッティングはあまり細かいことは気にしないでサッとセットし、軽く走っただけ。そしてスタート。

オンユアマーク セット バン!

スタート直後は明らかに周りから遅れていたが、50mを過ぎると前を走る何人かが近づいてきて、抜いて組1位でフィニッシュ。

タイムは別にして組1位は気持ちいい。

タイム 14秒23

去年のタイムも同じようだったと思ったら、同じタイムでした。。

800m直後でもPBタイが出ちゃうのかと驚く。

2次レースは1500m直後だけど、この暑さだと1500mはタイムでないから、1500mDNSにして、コンディション整えて100mをしっかり走ろうか?なんて気持ちにもなったけど、5月、6月に暑い中100kmを走るのだから、暑い中でキツいレースはした方が良いと1500m走ることにした。

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1500m

日差しがどんどん強くなり、持っていたミネラルウォーターを頭やウェアにかけても暑い。800mはまだ良いけど1500mはキツいなとテンションはまるで上がらない。とりあえず300m57秒で入って、その後は展開次第にした。

そのペースだとスタートから先頭に立ち、300mは予定通り57秒。その後ややペースは落ちて1分20秒に落ちる。その後2人に抜かれたがついていく。

前の2人もキツそうでペースは落ちるが私も余裕はない。700-1100mは1分22秒とタイムは狙えない展開。ラスト1周は前の2人が上げて私も上げるがやや差が開いたが、ラストの直線で追い上げるもそのままフィニッシュ。ラスト1周は1分15秒。

タイム 4分55秒23

1位とは1秒51差。

このコンディションでも最低限の走りはできた。

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100m(2次レース)

1500mで上がった心拍数を下げる間も無く、慌てて100mの召集に向かい、ギリギリ間に合う。ついた時には既に1組目がスタートしている。私は5組目。待っている間に心拍数をチェックしたが、止まっているのに150近くからいっこうに下がらない。

1500mの疲労と緊張感なのか分からないが、100mは多少心拍数が高くても問題ない。脚や身体のダメージも平気そうだから、2本目の100mはさっきよりスタートをしっかり出ることにした。

それでもスタートは出遅れたが、全選手とも1本目のタイムが近いので後半差を詰めるもビリ。しかし1本目よりタイムは上がった。

タイム 14秒05(PB)

結果的に800m+100mレペ 1500m+100mレペというハードなメニューになりましたが、短距離、中距離を楽しみました。

100mは単発で走れば今の下手なスタートでも、もうちょい速く走れるし、自分なりにスタートの改善策が見えてきたので、その辺りが身につけば、それなりのタイムは出せそうです。

スパイクやアイテムなど

アグレッシブデザイン・ファイター

日差しが強いのは分かっているので、自宅を出る前にアグレッシブデザイン・ファイターを顔まわりと腕に塗りました。ウルトラマラソンなどでは脚にも塗ります。

ルコエラン

今回はレースの間隔が短く、走った後にルコエランを使う余裕はなかったのだけど、レース前にはしっかりアップがわりにマッサージ・刺激入れができました。肉離れなどの予防にも活用できると思います。

アスリチューン

最初の800mスタート前にアスリチューン・エナゲインを2個摂取し、1500mスタート前にエナゲインを1個摂取しました。そして100m2次レースが終わってからスピードキュアを1個摂取し素早いリカバリーを狙いました。

スパイク

800mと1500mはアシックス・メタスピードLDを履きました。スパイク付きのLD LEも持っていきましたが、私の走りではLDの方が疲労が少なく感じます。また100mは400mを本格的にしようと思って購入したナイキマックスフライを履きました。(400mは走る機会が中々来ない)私のスピードだと短距離用スパイクより中距離用スパイクの方が速く走れそうな気もしますが、今回後半スピードが上がったのはうまく反発を使えたのかもしれません。

ソックス

今回着用した赤いソックスは、アールエルのType-N/ON 中・長距離専用 ランニング グリップ ソックスです。グリップがよく、また生地が柔らかく履き心地最高です。私は長めのロードレースだと五本指ソックスを履かないと指の間が擦れるので使用しませんが、5km、10kmくらいなら試してみたいです。

39歳で走り始めて57歳まで毎年自己ベスト更新

57歳でも自己ベストを出すことができました。自己ベストを出すために大事なことは色々ありますが、まずは自己ベストを出したい・出せると思うことです。その上でどうすれば出せるか考え試行錯誤していくことです。50代になれば無理すれば故障や体調不良になるリスクも高まるので練習量もコントロールしていく必要があります。

練習量を増やさずに記録を伸ばすのだから、今までできなかったことをできるようにしていくしかありません。私はそのあたりを楽しみながら行っています。ウルトラマラソンを走るランナーで中距離を走るランナーも少ないと思いますが、今回は100mまで走りました。ただ闇雲に好きなことをしているわけではなく、それぞれ目的を持って行っています。幅広い距離を走ることでランニングフォームなど気づきがあります。中距離を始めてからランニングフォームを試行錯誤しながら変えたことでハーフマラソンやマラソンも自己ベスト更新できました。今回100mを走ったのは800mや1500mでタイムを伸ばすのに絶対的なスピードを高めて余裕度を作りたいと考えたのです。そして、そのスピードで5000mからフルマラソンまでまた自己ベスト更新をしたいのです。

今日、レース後に同世代の方々と全日本マスターズ陸上選手権について話をしましたが、800m、1500mとも結構ハイレベルなレースになりそうです。特に今年55歳になる選手が相当速い。それらの選手に勝てなくても今の自分のタイムを少しづつ伸ばしていけば背中は近づいてきます。

こちらは昨年末に書いた記事です。

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