昨日、2012年以来5年ぶりに青梅マラソン30キロを走ってきました。数日前までは喉や鼻の不調でDNSもやむなしという状態でしたが、結果的に気持ちよく走れたし、いろいろ試すことが出来ました。
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レースの良いところは、適度な緊張感を持って走れるし、少々痛みが出ても止めたりしないことです。練習だとつい慎重になってしまいます。
ちなみに5年前のレースは序盤から頑張り、苦しくなってからも粘って走りました。その時のタイムは2時間05分07秒で、5キロごとの区間タイムはこんな感じでした。
ロス 14秒
20分36秒-21分02秒-21分26秒-20分49秒-21分18秒-19分42秒
前後半は1時間03分18秒-1時間01分49秒でした。
昨日これを見て驚いたのは、ロスタイムが14秒しかなかったことです。
2012年も今回も申告タイムはさほど変わらなかったと思いますが、今回のロスタイムは47秒でした。青梅マラソンだけではありませんが、明らかにゼッケン番号に見合っていない方もいました。この辺りに関しては別に書きます。
今回のタイムは2時間11分23秒でした。
ロス 47秒
4’42-4’21-4’11-4’26-4’22 22’04
4’20-4’23-4’23-4’06-4’18 21’32
4’26-4’24-4’28-4’24-4’24 22’12
4’13-4’06-4’18-4’14-4’25 21’20
4’25-4’32-4’19-4’18-4’37 22’14
4’18-4’26-4’15-4’10-4’02 21’14
前後半は、1時間06分35秒-1時間04分48秒です。
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1キロラップを見れば、分かりますがロスタイムとともに、スタートからしばらくは詰まってしまって思うように走れませんでした。
タイム順に並んでいれば、自分より前の選手は自分より速いわけですからスムーズに走れますが、実力以上のゼッケンを付けている方がいると、渋滞が始まり、後続のたくさんのランナーにストレスを与えます。ストレスだけではなく追い抜きをする際の接触など事故にも繋がります。
今回のレースは行きはキロ4’30くらいをイメージしていたので、さほどストレスを感じませんでしたが、2012年のタイムを抜いてコースベストを狙おうと走っていたら、かなりストレスを感じたと思います。
青梅マラソンを走ったことがない方のために簡単にコースイメージをお伝えすると、折り返し地点の14.5キロあたりまでは上り基調で、折り返し後は下り基調です。そしてスタートラインを超えて1キロくらい走ってフィニッシュです。ただ折り返しまでも下り区間はあります。
青梅マラソン大会ページ掲載の地図です。
1キロラップを見ていただくとレース展開が分かりますが、ほぼイーブンペースです。上り区間は遅く、下り区間は速くなってます。
往路はたいした傾斜には感じませんが、ラップペースが中々上がりません。自分の感覚では4’15/km位で走っていても4’25/km位になっています。
ただ、ラップだけみると順調にトラブルなく走れていたように見えますが、折り返して15キロを超えた辺りから、また左肩が痛くなってきました。
“またか!”
と思いましたが、ペースは落とさずに走りました。
この画像はウルトラプロジェクトのメンバーが撮影してくれましたが、復路の中の短い上りです。ぐっと前傾して地面を押しています。
スピードが出ているように見えますが、たいしたスピードではありません。
この肩の痛みが出てからは、肩の力を抜き、肩が前に出ないように気をつけて走りました。肩が痺れてきたら脱力しブラブラ振ったりを繰り返しました。
いつもはそれでもだんだん痛くなるので、今回は思い切って走りながらフォーム改善を図りました。
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その結果、ある事に気付きました。
それは感覚だけではなく、言葉に出来るので、“伝える”ことが出来ますが、長くなるので別に書きます。
そのことに気付き、動いたところ、スピードは落ちずに痛みは消えました。
自分の感覚的にはかなり変わっているのですが、画像をみるとあまり変わっていません。
この画像もいただいたものです。ラスト2、3キロくらいです。
着目して欲しいのは、肩の痛みを庇っているようには見えない点です。
肩の痛みは日常生活や短い距離では出なくなりましたが、フルマラソンではしばらく出ていたので、解消できるキッカケを発見出来たなら嬉しいです。
今回はタイムはともあれ久しぶりに気持ちよく走れました。また身体のダメージも走り終わって2時間くらいは足底が少し痛かったけど今日になっても嫌な痛みはありません。尻や太ももが心地良い疲労感に包まれています。
また、たくさんのランニング仲間に会いましたが、数年ぶりという方も何人かいましたし、損保ジャパン時代の同期にも会いました。ウルトラプロジェクトメンバーも2時間切ったメンバーから、初の3時間切を目指して走って達成したメンバーまで、それぞれのメンバーが青梅マラソンを楽しみました。
また走りたいと思うレースです。