午後練を中心に参加しているウルプロメンバーのますみさんが、ついに100kmランナーになりました。
ますみさんがチャレンジしたのは、伊南川100キロウルトラ遠足(とおあし) で制限時間は16時間と長いが累積標高が大きく30キロからは、ラン禁止のトレイル区間6.5キロがあるなどハードなレースです。
いろいろトラブルはあったようですが完走おめでとうございます。
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本人よりレース展開など教えてもらいましたので紹介します。
エントリーからの不安
これまでの最長距離は南伊豆75キロでした。その時はゴール後一歩も動けないような状態になり、翌日も後ろ向きで階段を下ったほどでした。
そんな中、100キロ経験者からは、80キロから先がキツイ、体中痛くないところがないような状態になると聞いており、距離への不安がかなりありました。
不安を打ち消すための練習
長距離はとにかく効率的に、体への負荷を少なく走ることが大切と思い、フォームを意識しました。
また南伊豆75kmを走った時点では、月間100キロ程度をジョグ程度のスピードでしか走っていませんでしたが、今回はインターバル等のポイント練習も含めて250キロ程度に練習量をあげました。
レースを振り返って
今回のレース前に、徒歩で痛みを感じるほどハムを痛めてしまい、前週がずっと雨だったこともあり、休足とマッサージ等のケアに努めましたが、走りはじめから痛みが強く、不安な出だしになりました。
コースはまず30キロまでがほぼ登りとは言え、早々にキロ9を超えてしまいました。30キロからトレイルで走行禁止区間に入ったので、敢えてフォームを崩し、ストレッチをしながら登山をするような形で回復に努めました。元々登山をしている関係で、徒歩となればスピードが速く、この区間で40人ほど抜きました。
その後10キロの下りは下腹部を意識し、骨盤をたて、腰が落ちないように、また下肢をだしてブレーキを掛けてしまわないように気を付けながら走ったところ、ハムの痛みがなくなっていることに気づきました。
中間地点で豚汁を食べてすぐに出発したところ、腹痛にみまわれ、徒歩を交えてごまかしながら進みましたが、結局長時間トイレで苦しむことになりました。補給はまだまだ改善点が多かったです。
長い登りはハイスピードで歩くことに徹し、下りは序盤同様のポイントに注意して走ったところ、遅いながらも、最後の30キロはほぼ誰にも抜かれることなく、歩くこともなく走りきれました。
ゴール後の疲労は少なく、未知の80キロを超えてからも体の痛みは出なかったので、フォームの大切さを改めて感じました。
今回、序盤のハム痛と腹痛が悔やまれましたが、100キロに体が耐えられることを実感できて良かったです。
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サプリメント
補給としてアスリチューン3種類(赤、グレープ、オレンジ)とオーガニックジェルを持ちました。
また後半にはオーガニックジェルを使いましたがかなり効きました。少量で味が強いので、気分転換にもなり良かったです。
シューズ
(画像は本ページ管理者がクリールシューズトライアルで撮影したもの)
また、大会前一週間雨だったことから、トレイル区間は道が悪かったですが、 このレースはトレイルとロードのあるコースだったので、サロモンのロードとトレイル両方に強いSENSE RIDEを選んだことにより、トレイル部分も安心して走ることができました。このシューズはロード区間も走りやすかったです。
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今後のチャレンジ
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